第100回(最終回) この連載で伝えたかったこと

第99回の課題文

But sometimes a person who fits none of these categories comes into your life. This is the joker who pops out of the deck at odd intervals over the years, often during a moment of crisis. In the movies this sort of character is known as the fifth business, or the change agent. When he turns up in a film, you know he’s there because the screenwriter put him there. But who is screenwriting our lives?

解説

1行目はそんなに難しくないですね。どのカテゴリーにも入らないような人物が、人生に登場することがある。「comes into」は入ってくるですが、一工夫合っても良いかも。deckは「【トランプ】《52 枚の》一組、 デッキ、 パック (pack)」のこと。ですからトランプ・カードの中から出てくるジョーカーのことです。at odd intervalsは、「不定期に」といった意味ですが、ここでは一工夫欲しいかな。fifth businessは日本語での定訳は見つからないようですから、「フィフスビジネス」とふりがなにして、訳語を付けるといった工夫が必要だと思います。change agentの定義として「a person or thing that encourages people to change their behaviour or opinions」とあります。チェンジエージェントという言葉は既に日本語化していて、「チェンジエージェントとは、変化の担い手、あるいは、触媒として変化を起こしていく人のこと。 組織内の変革や変更にあたっては、変革推進者と変化に抵抗する人との間を仲介して信頼関係を構築し、変化を加速・推進する役割を担う。」とありますが、小説でそのまま出てくるとまずピンとこないでしょう。ここをどう工夫するかがポイントですね。その次の2行は意味的には難しくありません。映画で登場すれば、それは(映画)台本作家がそうしたのだとわかるけれども、では自分たちの人生の台本を書いているのは誰だろう、という趣旨です。ではコメントです。

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