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2024.03.11 UP

MEISO 著『HIP HOP ENGLISH MASTER』
【おすすめ書籍案内】

MEISO 著『HIP HOP ENGLISH MASTER』<br>【おすすめ書籍案内】

通訳・翻訳・語学関連の注目書籍を、著者の方のコメントとともに紹介します。

ラップで上達する英語音読レッスン!
「話す」「聞く」力を伸ばし、楽しく英語が学べる1 冊


『HIP HOP ENGLISH MASTER』
MEISO 著 Gakken
出版社HP
Amazon

【著者が語る】
「通訳者の基本であるシャドーイング」×「HIPHOPな練習法」

英語を学ぶ日本人にとって、もっとも苦戦するのが発話ではないでしょうか? 中高で英語を学んでいるため、文面だと多くの人がそれなりに英語で意思の疎通ができています。しかし、メールでは機械翻訳などを使いつつやりとりができる人でも、対面の会話になると言葉がまったく出てこない。そんな話をよく聞きます。

英語を話せる人と話せない人の決定的な違いはなんでしょう? スキルももちろん大事ですが、それよりも大事なのが強い気持ち。「少しでも間違っていたら恥ずかしい」と躊躇してしまうと、スキルがあっても発言できず、結果的に会話に参加できません。間違っていてもどんどん話すハートの強い人が、最終的に会話にも参加でき、上達も早いのです。

そんなマインドセットを身につけながら学べる最強のツールとして、「HIPHOP」を本書ではご紹介します。ヒップホッパーを思い浮かべてみてください。おそらく頭に浮かぶその人物は自信にあふれていますよね? 最初は演技でもハッタリでも良いので、自信満々なHIPHOPアティチュードを表現してみてください。

方法はシンプルです。書籍収録のオリジナルビートの上で、英語ラップを聞いて繰り返すだけ。「通訳者の基本であるシャドーイング」×「HIPHOPな練習法」で、英語のアウトプットを増やし、音ゲー感覚で楽しみながらスキルと自信がつきます。スポーツや音楽の練習と同じく、体で覚える感覚で英語練習と向き合うことで、頭で考えるより先に口が動く「英語の反射神経」が身につき、その成功体験が本当の自信につながります。

※ 通訳翻訳ジャーナル2024年春号より転載

MEISO
MEISO高木 久理守

日本生まれ。幼稚園まで米国で育ち、小・中・高は日本で過ごす。ハワイ大学卒。アニメーション制作会社の社内通訳者で、通翻訳チームのリーダー。CGアニメ・映像制作を中心に通訳として活動。2019年、日本会議通訳者協会主催「同時通訳グランプリ」でグランプリを受賞。またラッパーとしても「B-BOY PARK2003」MCバトル王者として知られる。アルバムを5枚リリースし、最新作は「轆轤」(2017)。「ENGLISH JOURNAL」に「英語でラップを学ぶ〜Rap in English!」を寄稿。