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こんな学校です!

第一線で活躍中の映像翻訳者や東北新社スタッフによる実践指導と、特別講義や実習を取り入れた総合的トレーニングが特徴。多くの修了生が、映画や海外TVドラマシリーズ、ドキュメンタリー番組をはじめ、翻訳者としてさまざまなジャンルで活躍している。

修了生インタビュー

映像翻訳科Graduate Class 修了生 白井麻実さん(しらい・まみ) 上智大学外国語学部卒。映像・ウェブサイト制作に従事した後、英大学院留学。帰国後、映像テクノアカデミアに学び、2017年に映像翻訳者としてデビュー。主な作品に『紅い旋風ワンダーウーマン』(字幕)など。

映像翻訳科Graduate Class
修了生
白井麻実さん
(しらい・まみ)

上智大学外国語学部卒。映像・ウェブサイト制作に従事した後、英大学院留学。帰国後、映像テクノアカデミアに学び、2017年に映像翻訳者としてデビュー。主な作品に『紅い旋風ワンダーウーマン』(字幕)など。

ゼロから始めてプロデビュー
あとは自分の努力次第です

白井麻実さんの前職は映像やウェブサイトの制作。海外のクライアントが多く、翻訳者と頻繁に仕事をするうち、映像翻訳に興味を持った。翻訳については海外の大学院で学んだものの、映像翻訳の知識は皆無。そこで、有名な映画翻訳者ら多様な講師のもと、字幕・吹替・ボイスオーバーのすべてを学べる映像テクノアカデミアを選んだ。「東北新社のトライアルを受けられる点も決め手の1つ」だったそうだ。

本科1年目は、各手法のルールや基本を覚えることに専念。2年目のAdvenced Classではさまざまな作品を教材に演習を繰り返し、SST-G1(字幕制作支援ツール)の操作法も習得し、実践力を磨く。一方で、語学力だけでは翻訳できないことを痛感した。

「軍事や医療などの専門的なことまで先生方はご存知で、その知識量に圧倒されました。キリスト教の資料をくださった先生もいましたし、専門知識や教養を学ぶきっかけになり、とても良かったです」

2年目にトライアルに合格し刑事ドラマの字幕を担当

2年間の本科を終えると東北新社のトライアルに初挑戦。字幕で好成績を収め、すぐに初仕事を依頼された。
「45分の刑事ドラマです。何度も見直し、先生に教えていただいたチェックリストを使って最終確認もしましたが、とにかく不安でした」

心配は杞憂に終わり、その後もゆったりしたペースで受注。3年目となる「Graduate Class」に通いながら、実務経験を重ねた。同クラスでは吹替と字幕それぞれで作品1本を訳す実践演習に取り組み、学習の最終仕上げを行った。

鋭い質問がやまない活発なクラスで、ほかの受講生の訳は「なるほどと参考になるものばかり」。仕事で迷いが生じると、クラスメートに意見を聞いたり、講師に助言を求めたりした。

「レベルの高いクラスで、毎回すごく楽しかったです。作品の全訳に取り組んだことで、全体を見て訳す姿勢が身につき、字幕や台詞だけでストーリーの『流れ』を作ることの大切さを学ぶことができました」

まったくの白紙から始め、3年を待たずにプロデビューできた。それでも「スタート地点に立てただけ」ときっぱり。

「あとは自分の努力次第。字幕も吹替もできる翻訳者を目指し、いずれは映画を手がけたいと思っています」

修了生インタビュー

映像翻訳科Graduate Class 修了生 德田浩子さん(とくだ・ひろこ) 青山学院大学文学部卒。出版社で映画雑誌の編集などに携わった後、2013年10月に映像テクノアカデミアに入学。在学時から翻訳の仕事を始め、フリーランスを経て、2017年11月に東北新社に入社。外画制作事業部翻訳室にて翻訳に従事している。

映像翻訳科Graduate Class
修了生
德田浩子さん
(とくだ・ひろこ)

青山学院大学文学部卒。出版社で映画雑誌の編集などに携わった後、2013年10月に映像テクノアカデミアに入学。在学時から翻訳の仕事を始め、フリーランスを経て、2017年11月に東北新社に入社。外画制作事業部翻訳室にて翻訳に従事している。

スキル、教養、現場感覚
すべてを学び夢の翻訳者に

中学生の頃から映画が大好きで、高校時代には「映像翻訳者になる」と決意。大学時代の就活では東北新社の採用試験を受けたが、合格できず、いったんは雑誌編集の道に進んだ。

だが仕事が忙しくなり夢に近づけない焦りはピークに。2013年に務めていた出版社を退社すると、東北新社が運営する映像テクノアカデミアで勉強を始めた。

「字幕や吹替の作り方がわかり、とにかく楽しかったですね。法廷モノが教材なら法廷モノに強い先生が教えてくださるので、ジャンルごとのポイントを学べたと思います。字幕は情報の取捨選択が難しく、先生方もそれぞれ考え方が違っていましたが、その中で自分にあった訳し方を見つけることができました」

オプション講座である「特別教養講座」も積極的に受け、映画やドラマを理解するのに必要なキリスト教やアメリカの法文化などを学習。また同校声優科の学生と行う「コラボ授業」では、限りなくOJTに近い経験をした。

「スタジオで現役ディレクターさんの演出のもと、声優のたまごの方たちが私たちの台本で演じる。今だからわかりますが、実際の収録と何一つ変わらないんです。すごく楽しかったし、勉強になりました」

修了後、フリーランスを経て東北新社の社内翻訳者に

2年間の本科を終えると、かつての挫折がウソのように快進撃が始まった。映像翻訳科「Graduate Class」に進級後、校内で告知されていた東北新社の求人に応募。制作アルバイトとして採用され、学業との二足のわらじを始めた。程なく、特典映像に字幕を付ける初仕事も受注。同クラスを修了した後は、バイトの傍らフリーランスとして字幕翻訳の仕事をこなした。そして2017年秋、ついに念願叶って東北新社の社内翻訳者に。

「公募だったので、捨て身の覚悟で応募しました。配属された翻訳室は、私にとって神様みたいな人たちが集まっている部署。筆記試験や面接を突破して採用が決まったときは、本当に嬉しかったです」

現在はシリーズ作品の字幕を担当する忙しい毎日。「先輩からいろいろと技を学び取って、早く会社に貢献できる翻訳者になりたい」と意気込む。初志貫徹で手にした夢のキャリアは、まだ幕を開けたばかりだ。