2018spring_tsuyaku_zyugyou

こんな学校です!

サイマル・アカデミーはアポロ月面着陸のテレビ放送で活躍した同時通訳者たちが1975年に創設して以来、第一線で活躍する多くの通訳者・翻訳者たちを育ててきている。「学んだ語学をキャリアに変える」ためにグループ総合力を生かして、修了後はもちろん在籍中からキャリアカウンセリングと仕事の機会を提供している。

受講生インタビュー

通訳者養成コース受講生 西條 柚さん(さいじょう・ゆず)  東京大学教養学部学際科学科総合情報学卒業。在学時に1年間、米カリフォルニア大学バークレー校に留学。新卒で外資系IT 企業に就職し、アプリ開発に従事する。2017年10月期より通訳者養成コース「通訳Ⅱ」を受講し、現在「通訳Ⅲ」在籍中。

通訳者養成コース受講生
西條 柚さん
(さいじょう・ゆず)

東京大学教養学部学際科学科総合情報学卒業。在学時に1年間、米カリフォルニア大学バークレー校に留学。新卒で外資系IT 企業に就職し、アプリ開発に従事する。2017年10月期より通訳者養成コース「通訳Ⅱ」を受講し、現在「通訳Ⅲ」在籍中。

英語の表現力が身につき日本語力の向上も実感しています
幼少期から英語が好きだった西條柚さんは、新卒で外資系企業に就職し、日常的に英語を使う環境に身を置いた。だが必ずしも英語力の向上にはつながらず、通訳者であるイギリス人の友人に相談したところ、サイマル・アカデミーを薦められた。
「彼女はサイマルの卒業生で、とてもきれいでわかりやすい日本語、英語を話します。同じようになれたらと、通学することにしました」

通訳テストの結果、通訳者養成コース「通訳Ⅱ」からのスタート。語彙力や時事知識を問う小テスト、要約やシャドーイングなどの基礎訓練、ビジネスをトピックとした教材を用いた逐次通訳演習などに取り組み、語学力を底上げしながら通訳の土台を築く。アウトプットする際には、常に講師の教えを意識した。

「新たに学んだ言い回しを意識して使うことで、英語表現の幅が少しずつ広がっていきました。驚いたのは、日本語まで丁寧できれいな話し方に変わってきたことです。常にフルセンテンスで話す習慣、集中して聞く姿勢が身についたのも、先生の指導のおかげです」

深く胸に刺さった講師の意外な教え
今年4月に「通訳Ⅲ」に進級してからは、政治や経済を扱った実際のスピーチを教材に、より実践的な逐次通訳トレーニングを積んでいる。

「たとえば政治の世界では、訳語ひとつで大きな問題になることがあるので、場に応じて慎重に言葉を選ばなければなりません。瞬時に判断をするのは難しいですが、チャレンジしがいがありますね」

フィードバックがほしくてサイマルの門を叩いたが、現役通訳者である講師の指導は想像以上に役立っている。特に「意味が取り切れなかったり、言葉が聞き取れなかったとしても、筋が一本通るように全体を訳し切ること」というアドバイスは、深く胸に刺さった。

「それが『信頼』につながると。驚きましたね。ほかにもいろいろと現場での対処法を教えてくださるので、いつか必ず役に立つときが来ると思っています」
クラスメートのパフォーマンスから学ぶことも多く、いまは通訳するのが楽しい。「通訳が将来の選択肢の1つになりそうです」と笑顔で語ってくれた。

受講生インタビュー

翻訳者養成コース受講生 麻生裕貴さん(あそう・ゆうき) 慶應義塾大学商学部卒。米Rivier CollegeにてMBA取得。監査法人や外資系企業などに勤め、2018年5月に早期退職。17 年10月期より「産業翻訳・日英基礎科」「同・英日基礎科」を受講し、現在「同・日英本科」「同・英日本科」在籍中。

翻訳者養成コース受講生
麻生裕貴さん
(あそう・ゆうき)

慶應義塾大学商学部卒。米Rivier CollegeにてMBA取得。監査法人や外資系企業などに勤め、2018年5月に早期退職。17 年10月期より「産業翻訳・日英基礎科」「同・英日基礎科」を受講し、現在「同・日英本科」「同・英日本科」在籍中。

小手先のテクニックではなく翻訳の基本姿勢を学べるのがいい
退職後を見据え、昨年10月にサイマル・アカデミーで翻訳学習を始めた麻生裕貴さん。アメリカに9年駐在した経験があり、財務や会計に長年携わってきたことから、英語力や専門知識を生かせる翻訳を選んだ。「翻訳なら、東京に住み続ける必要もないでしょうし(笑)」

当時はまだ会社務めをしていたが、果敢にも産業翻訳コース「日英基礎科」と「英日基礎科」をダブル受講。日英クラスでは雑誌記事やプレスリリース、英日クラスではアニュアルレポートや財務諸表、経済白書などを課題に、翻訳の基本を学んだ。

「日英クラスではネイティブの先生の指導のもと、初めから英語で書かれていたかのように英文を書く訓練を重ねることができました。英日のほうは、日本語力の重要性に気づけたことが最大の収穫です。分野特有の用語や表現を適切に使いながら、読者に違和感なく読んでもらえる文章に仕上げることがいかに大切か、実践を通して学ぶことができました」

原文を隅々まで理解し想定読者に向けて訳す
今年5月に退職し、現在は勉強に専念する毎日。4月期から日英・英日とも本科に進級し、金融・経済・経営分野の翻訳演習に勤しんでいる。どちらも講師は変わったが、「小手先のテクニックではなく、翻訳の基本姿勢を伝える」という指導方針にブレはない。

「原文の書き手が何を伝えようとしているかを隅から隅まで理解し、誰が読むのかを考えて、読者にふさわしい文章で訳す。そのことを徹底して学べるのがとてもいいですね。背景を深く調べることが不可欠なので、訳す時間と同じくらいの時間をリサーチにも費やしています」

現役翻訳者の教えは「理屈ではなく実践的」であり、クラスメートからも「自分にはない考え方や言葉づかいを学べる」。また翻訳を英日双方向で学び、英語と日本語の構造・発想・視点の違いを理解できたことで、「原文に引きずられることなく、両言語を行き来できるようになってきた」という。

「調べることのおもしろさに開眼したので、ビジネス系だけでなくノンフィクションの翻訳にも挑戦してみたい」と麻生さん。セカンドキャリアに賭ける楽しみは、ますます広がっているようだ。