第60回 ロック・アーティストのユーモラスな作品

1.
楽ではなかった。特に今の資金繰りをしている状態の中で、築100年以上になる建物を私達には代金が全く払えないほど修理して改良を施さなければならなくなったのだ。そして、出す給料はというと事務仕事を十分こなせる人数の従業員を確保して必要なだけの物を回収したり棚に置いたりするのに手間取るほど安いものだった。

<コメント>sucksだから資金繰りがうまく行ってないことをもっとはっきり出した方がいいですね。その次のthat we simply couldn’t affordは、必要だけれどできないという意味。全体に読点が少なくて読みにくいかな。もう少し読者を意識して訳してください。
<余談> 翻訳の場合、とにかく訳文に自分の理解をすべて反映することが大切です。がんばってね。

2.
これがなかなか。特に当時の資金集めの風潮のせいで、築百年以上の建物を祭り上げてやれ修理だ、やれ改修だと無理な要求があるし、うちは他と比べものにならないような給料しか出せないから、受注したものを納品するだけのスタッフを確保するのも難しかったし。

<コメント> 「これがなかなか」は「大変」くらい足した方がいいかな。当時ではなくcurrentだから現在。「祭り上げている」わけではなく、建物はもうがたがきていて修理が必要だけど金がないという意味ですね。最後の部分はSocietyで企業ではないので。

3.
築百年を超える古い建物”の修復と改良を行うような贅沢は単にできないような、現行の資金調達状況から、特に容易くなかった。そして、主任たちを賄う為や、要請された品目を取り戻したり、棚上げするのに充分な職員を抱えるのにトラブルを講じるほど、我々が提供した俸給は、はるかに微々たる物であった。

<コメント>主任はどこからきたんだろう。まず自分の訳した文章が日本語として分かりやすいか、通じるかどうかをもっと意識しましょう。これだと何がいいたいのか分からないと思います。

4.
簡単なことではなかった。特に現在の資金調達環境が、修理や改修が必要な、築100年を超える建物から搾取するようになってからは。単にその余裕が無かっただけなのだ。その上提示した給料も安かったので、デスクに着き、返却された本を棚に戻すだけの、十分な人材を繋ぎとめるのに苦労した。

<コメント>「環境が……搾取する」は意味が不明じゃないかな。本とは限らないと思います。つなぎとめるはなかなかいいかな。
<余談> 図書館というか公文書とかいろいろな歴史的な物品を含めて保存している場所です ね。

5.
簡単なことではなかった。とりわけ現代の資金調達の動向が思わしくないので、築100年以上の老朽化した建物は悲鳴を上げていたが、修繕や改築をする余裕はなかった。それに加えて、我々が提示できる給料もとても少なく、受付をしたり、リクエストされた本を探し出して棚に並べたりするためのスタッフをつなぎとめておくのに苦労していた。

<コメント>「現代」だと少し話が大きくなり過ぎかな。「現在」。悪くないんですけど、もうちょっと細かいところまで行き届くと敢闘賞かなあ。
<余談> 難しいですけど、そこが醍醐味でもあります。

6.
これは容易なことではなかった。特に資金調達を巡る現下の厳しい情勢からすれば、建築後百年を超える建物が、修繕や改修をしようにも資金に余裕がないというだけの理由で、資金援助を求めるのは不可能だった。さらにスタッフの給与にしても、他と競争できるような額を提示できなかったので、受付業務や収蔵品の修復や展示を行う体制を維持することが困難だった。

<コメント>「建物が~資金援助を求める」はちょっと違和感があるかなあ。資金に余裕がないから直してあげられないんですね。trouble hanging on toだから困難までは行ってないんじゃないかなあ。大変だった、くらいで。
<余談> これから変わっていくのではないかと期待しています。昔のお弟子さんとか生徒さんが何人も東北の被災地でボランティアやっていますが、そういう若い人たちの中から、新しい世界観が出てくることを期待しています。

7.
それは容易なことではなかった。特に最近は、資金的な余裕がなくて行っていなかっただけの修繕や改修を必要とする、築百年以上もの建物を資金集めのターゲットにしていたからだ。それに博物館の給料はあまりにも安いので、机にカバーをかけ、必要な展示品をそろえたり陳列したりする、十分な数のスタッフを維持するのは難しかった。

<コメント>「行っていなかった」は違うかな。建物をなおしたくてもなおせないんですね。ここではスタッフを揃えるでしょうね。請求があった品を出したりしまったりする。
<余談> 僕は女性だったらヒルダかなあ。将校キャラではやっぱり鉄壁ミュラー。

8.
とは言うものの簡単なことではなく、特にここ最近は不景気の煽りで一段と厳しい状況にあり、築100余年の建物の修繕と改築も急がねばならなかったのだが、まったくもってそんな余裕などなかった。払える給料もたかが知れていたので必要な人数の職員を確保するのも難しく、陳列品の出し入れにも差しさわりが出るほどだった。

<コメント>ああ、これはなかなかうまくまとめましたね。不景気よりは資金の側から見た方がいいかも。
<余談> 自転車も昔はかなり乗っていたのですが、いまは歩きになりましたね。そっちもさぼりすぎなんですが(^-^;

9.
簡単なことではない。特に資金集めに対する近頃の風潮ときたら最悪で、築百年を超える建物が修繕や改修工事の必要に迫られていても、費用を賄うだけの余裕はまったくなかった。しかも、職員に提示した給与額は他所に太刀打ちできるものではなく、受付業務や、探し物を取って来たり、棚に戻しに行けるだけ十分な職員を引き留めるのにひと苦労した。

<コメント>受付業務はちょっと違うかなあ。あと探し物の部分はもう一工夫欲しいところだったりします。前半はなかなか良い感じでした。あと少し硬いかな。
<余談> もう風邪引いてしまいました。いま咳をしながら書いてます。

10.
資金調達が最悪な状況の現在では、簡単なことではなかった。寿命100年を越す古いビルは修復と改修を必要としているにも関わらず、その費用が足りない。それに我々が提示できる給料では、要求した書類を検索したり整理したりしてくれる、事務担当のスタッフを確保するのは至難の業だった。

<コメント>寿命だともう尽きちゃってますね。そこが惜しかったかなあ。

11.
もちろん、経営を立ち行かせるのは簡単じゃない。特に最近はどこも資金集めが厳しくて、築100年ちょいのビルは悲鳴を上げているーでも補修や改修工事の費用なんて私たちには払えなかった。それに、給料がぱっとしないので、頼まれた資料を探してきたり、棚に戻したりする職員で机を埋めるのも一苦労だった。

<コメント>工夫はいいと思うんだけど、「悲鳴を上げている」のところがちょっと分かりにくくなっちゃったかなあ。cry out forだからつなげてしまった方が良かったと思います。
<余談> 意味を考えて、それを日本語ならどういうかなと考えるのが大切ですね。

12.
このところ寄付金集めの雲行きは最悪ときているから、ことは簡単ではない。築百年を越えるこのビルはすぐにでも改修が必要なのに、打つ手なしだ。おまけにうちの給料では、すべてのデスクに控えて、要求された資料を探し当て棚に上げるにじゅうぶんなだけの職員をつなぎとめておくのに、苦労が絶えなかった。

<コメント>「すべてのデスクに控えて」が少しひっかかるかなあ。「棚に上げる」もそう。もうちょっと細かく見るようにするとずっと良くなるはず。
<余談> うん、ちゃんとヒントは出しているつもりなんだけどw どんな仕事でもぞうきんがけというか、こつこつと積み上げることが大切ですね。がんばりましょう。

13.
100年以上経った建物で、修理や改善を行いたいのだが、余裕がなくて簡単に出来ない。特に最近の資金集めの風潮がそうさせている。さらに、私たちが提示する給料では競争力がなく、注文のあった商品を回収して棚に並べるのに、デスクが埋まるほどの十分なスタッフを確保するのも厳しい状況だ。

<コメント>Not easyは、前からきているから、その前の文章から読まないと。ちょっと意味がちゃんと取れてないきらいもありますね。このコースでは、前後の文脈はなるべく出すようにしているので、そこを良く読んでください。
<余談> 公文書館というか博物館というか、そういった類の施設なので、いろいろなものを出してくれ、返すといった請求があるんですね。

14.
楽な仕事ではない。なにしろ昨今の資金集め事情は苦しく、百年以上も前に建てられた建物には修復や改装が必要だというのに、そんな余裕などとてもなかったのだから。しかも、こちらが出せる給料は話にならないほど低いため、事務仕事だとか、依頼品の回収や陳列をしてくれる人員を充分に確保するのも苦労していた。

<コメント>悪くないんだけど、最後の行の後半、特に依頼品の回収や陳列がちょっと引っかかるかなあ。それ以外はうまくまとめていると思います。

15.
厳しいね、資金集めに苦労する今のこういう経済状況だけに実に厳しい。建ってから100年ちょっと経つこの社屋には緊急な修繕や改善すべき所が多々あるけど、我々にはそうするだけの金銭的余裕が無い。うち(我社)で出す安給料じゃ、必要な社員の確保もままならないし、必要な物品もなかなか補充できない。

<コメント>societyだから会社とは違うかなあ。「社屋」もそうだし「うち」もそう。あと物品の補充という話ではないですね。説明のところに「公共施設」と書いておいたんだけど。

16.
楽な仕事じゃない。とりわけ、寄付金集めには厳しいご時世ときているし。築100年以上の建物にはすぐに修理や改築工事が必要なのだけど捻出できるはずなどなく、スタッフに支払う給料は安すぎて、受付シフトを埋めてリクエストがあったアイテムを取って来れるだけの人数すら確保に苦しむ始末なのだ。

<コメント>何を捻出? 受付シフトはちょっと違うかな。分からないフレーズは、なるべくネットで使われている文脈をいろいろ読んでみておぼえるようにすると良いですよ。
<余談> 風邪を引いていまはちょっと休んでいますが、それ以外はだいたい2キロは。もう少し細かいところを丁寧に。

17.
簡単なことではない。とくに最近のように、修理や機能の向上が必要な築百年を超える建物を出しにして、資金集めせざるをえないような環境になってからは。ようするに余裕がないのだ。そのことは提示する給料についても同様である。他と張り合えるほど出せないので、業務をまかなうのに十分なだけの職員を確保しておくために、要求されている業務内容を復活させたり棚上げしたりと、頭を悩ませている。

<コメント>「出し」にしているわけではないですね。そうではなくて、建物は直さなければいけないんだけど、お金がないという話です。後半もちょっと違う意味になってしまったかな。結局、英語力は読んだ量で決まるので、もっともっと読んでくださいね。

18.
簡単なことではない。特に昨今の資金調達の風潮の中、築百年以上の建物 への補修や改良を求められているというのにそれを払うだけの資金がないとあっては。さらにあまり魅力的な給料も提供できないとなれば、事 務を担当し、必要な物品を回収して棚に並べるスタッフを十分に獲得するのも一苦労だ。

<コメント>「資金調達の風潮」はちょっと分かりにくいかな。全体に流れが悪いんですね。そのために読んでいてもすっと入ってこない。このあたりをもう一工夫。

19.
責任を果たすのはたやすいことではなかった。とりわけ最近は公的施設への寄付を手控える空気が強く、築百年余りのビルは補修や改修が大いに必要ではあったが、協会にはその財政的余裕は全くなかった。そして、協会がスタッフに支払える給料は非常に安かったので、受付や要望があった展示品の搬入や配置に携わる十分なスタッフ数を確保するのに苦心していた。

<コメント>受付はちょっと違うかな。意味は全体としてはあってるんだけど、話し手がこういう感じで話しているかどうか。これだとかなり堅苦しい感じに響いてるんですね。

20.
ただ簡単にはいかない。特に、築百年を超える建物の修繕や改良に掛かる資金調達に翻弄した後では、まったく余裕などない。さらに、事務仕事をカバーする職員を十分に確保しつつ、これまで棚上げされていた問題を解決しなければならない状況では、支払える給料も話にならない。

<コメント>まったく余裕などない。はちょっと違うかな。昨今はなかなか寄付も集まらないので、いくら建物を直したくても、とにかく余裕がない。です。棚上げのところは意味が違うなー。
<余談> 難しいというよりも、まだまだ英語を読んでいる量が足りないんだと思います。たくさん読んで、英語の癖をおぼえるようにがんばりましょう。

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