マンガで英語の多読学習 AI翻訳事業を手がけるMantraが新サービスを開始

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マンガで英語の多読学習 AI翻訳事業を手がけるMantraが新サービスを開始

マンガの台詞を瞬時に日本語/英語に切り替え
4月9日、国内外のマンガ配信事業者や翻訳事業者、出版社に導入されているマンガの多言語翻訳システム「Mantra Engine」の開発・提供を行っているMantra株式会社は、マンガで英語の多読学習をサポートするオンラインサービス「Langaku(ランガク)」のオープンベータテストのユーザー募集を、特設ページで開始したことを発表した。

「Langaku」は、株式会社集英社が2020年9月から2021年3月にかけて実施したスタートアップアクセラレータープログラム「マンガテック2020」( https://shueishamangatech.com)のアイデア選考会において「優秀賞」を獲得し、採択された事業で、Mantraと集英社によって推進されている。マンガを読みながらコマを簡単に英語と日本語に切り替えられることができるという機能がメインになっており、マンガを読み進めることで英語の多読学習が継続できるようになっている。より効果的な英語学習を実現するため、マンガのセリフが読み上げられる機能や、お気に入りのコマを保存して復習できる「コマ帳」などの機能もある。

今回のベータテストは2021年6月頃に開始される予定で、『ONE PIECE』(著・尾田栄一郎)、『鬼滅の刃』(著・吾峠呼世晴)をはじめとする計12作品のマンガが「Langaku」で提供される。オープンベータ終了後はサービス改善を行い、Mantraと集英社との共同事業として同サービスを正式に開始することを予定している。
(2021年4月9日)

●「Langaku」特設ページ
https://mantra.co.jp/langaku

■詳細
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000059295.html