
日経新聞が機械翻訳による英訳記事の提供を開始
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日経新聞が機械翻訳による英訳記事の提供を開始
海外ユーザー向けに1日約400本の英訳記事を提供
日本経済新聞社は4月1日、ニュースと企業情報の英文プラットフォーム「スカウトアジア(ScoutAsia)」にて、日本経済新聞の記事を機械翻訳によって英訳し、海外ユーザーに提供するサービスを開始することを発表した。英文環境サービスへの機械翻訳記事の提供は、同社初の取り組みとなる。
「スカウトアジア」は日本経済新聞社と英フィナンシャル・タイムズ(FT)との共同事業で、アジアに特化した法人向け英文情報サービス。アジア24ヶ国・地域の主要英字メディアから、毎日2500本以上のニュース、約160万社の企業データ、新興国市場の業界レポートなど、アジアにおける投資やビジネス戦略で必要な情報を収集・掲載している。
今回、同サービスに提供される日本経済新聞の英訳には、日本経済新聞社が言語理解研究所(https://www.ilu.co.jp)と開発し、2018年より法人向けサービス「日本経済新聞電子版Pro」で一部の記事を対象に利用している自動翻訳機能が使われる。「日本経済新聞 電子版」に掲載される記事の中から、1日あたり約400本程度を目安に、スカウトアジアに英訳記事が提供されるとのこと。投資やビジネスに必要なマーケットの情報などの日経記事を、よりタイムリーに幅広く海外ユーザーが利用できるようになる。
(2021年4月1日)
●スカウトアジア
https://go.scout.asia/jp-main/
■詳細
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000346.000011115.html