「グローバルに活躍できる人材を育成する」ミッションを掲げ
基礎から翻訳スキルとともに専門分野の知識を身につける

こんな学校です!

さまざまな翻訳市場の中でも需要の高いジャンルの実務翻訳プログラムを、東京・大阪の2校で開設する伝統ある翻訳スクール。所定コース修了生には、提携翻訳会社から提供されるトライアルを実施。また、トライアル合格の在校生・修了生に翻訳関連の仕事を紹介するなど、キャリアサポートも充実している。

受講生インタビュー

「メディカル翻訳コース」受講生 浦崎奈保子さん (うらさき・なほこ) イギリス関連の出版社に勤務し編集職に従事していたが、医療翻訳者になるため、2016年にメディカル翻訳初級コース・上級コース、2017年に解剖生理学講座を修了。これを機に翻訳会社に転職し、チェッカーを務めながら翻訳の勉強を継続中。

「メディカル翻訳コース」
受講生
浦崎奈保子さん
(うらさき・なほこ)

イギリス関連の出版社に勤務し編集職に従事していたが、医療翻訳者になるため、2016年にメディカル翻訳初級コース・上級コース、2017年に解剖生理学講座を修了。これを機に翻訳会社に転職し、チェッカーを務めながら翻訳の勉強を継続中。

段階的に翻訳知識の土台を固めながら、
専門に特化した解剖生理学講座で体系的な知識を習得

長年出版社に勤務し、海外の情報誌を担当していた浦崎奈保子さんは、記事の執筆のため英語の資料を訳すうちに翻訳の楽しさ、おもしろさに気がついた。

「本格的に翻訳で仕事をするためには武器となる専門分野が必要だと思い、身近なテーマで興味のある医薬翻訳の勉強を始めました。また、夫の転勤が多いため、居住地に関係なく、子育て中でも在宅で仕事が続けられることも魅力に感じました」

ILC国際語学センターを選んだ理由は、実務的な翻訳学習と医師による医学の講義で、バランスよく医薬翻訳の知識が取得できる内容だったから。メディカル翻訳のクラスでは、英単語の意味を調べて機械的に訳すのではなく、文脈から文意を読み取って訳す「応用の利く翻訳演習」を学んだ。

「授業では、英語と日本語の違いからくる翻訳のコツや医薬の専門家がよく使用する表現など、独学では知り得ないことを教えていただきました」
ILCを受講するまで専門知識はなかった浦崎さんだが、医薬翻訳を学ぶことに不安はなかったそう。

「先生も専門知識がないところから医薬翻訳者になった方で、役に立った書籍や学習方法など親身に教えていただき励みになりました」

添削では、授業中に一つずつ改善点が解説され、わかりやすくポイントがまとめられたプリントが配られるという。今でもそのプリントは授業で書いたメモと一緒に読み直しているそうだ。

専門家ならではの表現など実践に即した指導が強みに

来期からは医師と看護師資格を有する大学院教授による解剖生理学の講座が新たに初級コースで組み込まれることになった。
「短期講座で受けた解剖生理学の授業では、先生が腎臓の働きの中でむくみのメカニズムを自然界の法則を持ち出して解説したり、神経回路を新幹線や駅に例えたり、医学の背景知識がなくてもイメージがわきやすい説明で楽しく授業が聞け、深い学びを持てました。また、先生監修のビデオを観ることで視覚的な理解もあり、体系的な知識が身についたと感じています」

現在はILCの先輩が働いていた翻訳会社に転職。仕事と授業の両方で刺激を受けながら、フリーランスの翻訳者を目指している。
「先生の参考訳は非常に正確で、意図を踏まえた読みやすい訳なので、毎回楽しく読んでいます。AIによる機械翻訳が業界に変化を起こすと言われていますが、先生のような機械翻訳に負けない美しい訳ができるように、私も精進したいと思います」

講師インタビュー

「メディカル翻訳上級コース」受講生 梅澤佳枝さん (うめざわ・よしえ) 2014年にメディカル翻訳初級コース・上級コース、2017年にメディカル翻訳上級コースを再度受講。2014年コース受講を機に、商社から外資系製薬会社の安全性情報部門の翻訳業務を経て、現在は医薬系の財団法人に勤務。

「メディカル翻訳上級コース」
受講生
梅澤佳枝さん
(うめざわ・よしえ)

2014年にメディカル翻訳初級コース・上級コース、2017年にメディカル翻訳上級コースを再度受講。2014年コース受講を機に、商社から外資系製薬会社の安全性情報部門の翻訳業務を経て、現在は医薬系の財団法人に勤務。

課題の演習と添削でメディカル翻訳を実践しながら
英語力と専門知識を無理なく習得できます

「貿易事務の仕事をしていた頃、外注でスペイン語の契約書を英語に翻訳する依頼をすることがあり、こういう仕事もあるのだと調べたことが翻訳に興味を持ったきっかけです」

ILCを選んだのは、実務経験の有無に関わらずコース修了後の2年間でトライアルにチャレンジができること。また、以前通った翻訳学校にはなかった、授業前に先生から個別に添削が返却され、間違いを確認して授業に臨めることも大きなポイントだったという。

「見学とカウンセリングに行った際、受講するコースを『なじみのある契約書(ビジネス分野)』にするか、『興味があるメディカル』にするかで決めかねていたところ、『翻訳に調べ物はつきものなので、興味がある分野が良いのでは』とアドバイスを受け、メディカルの受講を決めました」

専門知識がなくても無理なく自然にレベルアップ

初級コースでは、「消化器系の病気」、「呼吸器系の病気」など、身体の器官をベースに医療や薬の基礎を学習。上級コースに進むと、治験関連の論文などを題材に、専門的でより高度なレベルの課題に取り組んでいく。

「専門分野の知識がまったくない状態から始めましたが、自然にレベルアップできるカリキュラムにとても助けられました。上級では、身体の部位や免疫についての文章から、症例報告や論文など専門的な文章にも無理なく慣れることができました」

また、講師の参考訳はとても自然で美しく、「毎回唸ってしまう」という梅澤さん。初心者でも手に取りやすい本やYouTubeの動画を紹介してもらったり、課題に関連した資料の配布も理解の助けになった。

「印象に残っているのは、初級の最初の授業で、『何かをやりたいと興味を持つ人はたくさんいますが、実際に行動を起こせる人は少ない。実際に行動を起こした皆さんは、それ以前とは何かが変わります』という言葉をいただいたことです」

実際、梅澤さんは受講を機に転職。現在はメディカル翻訳の実務に携わっている。
「上級を再受講したのは現場に身を置き、その難しさを改めて感じたからです。考えてみると、翻訳の仕事を始めた以外にも勉強を始めてからいろいろ変化があったので、今、改めてその言葉を実感しています」