人気の「映像翻訳」の吹替と字幕が通信で学べるほか、「実務」「出版」の講座も充実
修了後のプロデビューは、系列の翻訳者ネットワークで万全サポート

「実務」「出版」の分野はもちろん、通信ではめずらしく「映像翻訳」の吹替と字幕が一度に学べる、フェロー・アカデミーの通信講座。入門から上級まで段階的なレベル設定と丁寧な添削指導で、着実にステップアップしながら、プロに必要なスキルを身につけられる。スクーリングやカウンセリングなど、充実したサポートも魅力だ。

「映像翻訳」の「吹替」と「字幕」を一度にマスター

インターネット動画配信サービスの人気の高まりなどを受けて、プロ翻訳者の需要も急増しているのが「映像翻訳」の分野だ。フェロー・アカデミーには通信制ではめずらしく、「映像翻訳」の講座がそなわっており、初級の「はじめての映像翻訳」から、「吹替」と「字幕」の両方を一度に効率よく学ぶことができる。

映像翻訳には細かいルールが多く、「耳で聞く吹替は話し言葉になるべく近く」「目で見る字幕は1秒間に4文字まで」といった基本のルールを学ぶことからスタートする。その上で、映像のさまざまなジャンルに適した訳し方を学んでいく。子ども向けアニメでは子どもにも理解できる言葉を選ぶ、ドラマならそれぞれのキャラクターにぴったりのセリフにするというように、ジャンルによっても訳し方に違いがあるからだ。

「はじめての映像翻訳」(4カ月で6課題)では、各課題数分の動画をダウンロードし、吹替と字幕両方の原稿を作成して、受講生専用サイト「マイページ」にアップする。原稿は丁寧な添削指導とともに「マイページ」で返却される。添削では、誤りを正したり弱点やクセを指摘したりするだけではなく、うまく訳せている個所はきちんと評価。参考書や役立つサイトの紹介もしてくれるので、モチベーション高く続けられる。

吹替では台本作成にも取り組み、字幕では字幕制作ソフト講習(無料)に参加できるため、初級から仕事を意識して学べるのも魅力だ。

3大分野の講座がそろいプロへの道を強力サポート

「映像翻訳」だけではなく、「実務」「出版」と3大分野をラインナップしているのも、フェロー・アカデミーの通信講座の特徴だ。どの分野も、初級・中級・上級とレベルごとに段階的に学べ、興味や適性に合わせてほかの分野にシフトチェンジすることも可能。また、翻訳の基礎固めをしてから専門分野を学びたい人には、「翻訳入門≪ステップ18≫」(9カ月)も用意されている。

また、回数無制限の「復習サポートシステム」が設けられていて、添削内容についてわからないことがあれば、「マイページ」から何度でも質問できるのも心強い。

学習や仕事に関する個別相談は、受講検討時から修了後までいつでも利用可能だ。「学習カウンセリング」(要予約・無料)のほかメールでも気軽に相談でき、安心して学ぶことができる。

講座修了後の仕事については、翻訳者ネットワーク「アメリア」(講座申込みと同時入会すれば入会金無料)がサポート。約600社の企業が利用する「アメリア」では、年間1500件以上の求人情報を公開し、コンテストや独自のトライアルも開催する。

上級講座の「マスターコース」で優秀な成績をおさめた受講生は、修了時に講師から推薦を受けて「クラウン会員(翻訳の実力を証明する資格)」に登録され、クラウン会員限定の仕事に応募できるなど、「アメリア」での仕事獲得の場が広がる。

受講中のサポートから修了後まで、仕事のチャンスやスキルアップのシステムが確立された同校なら、無理のないステップアップが可能だ。

受講生インタビュー

福岡洋一さん

1955年生まれ、大学の英文科を卒業後、書籍翻訳(IT関係、歴史など)と技術系ウェブニュース翻訳に従事。2019年よりフェロー・アカデミーの通信講座「はじめての映像翻訳」「映像翻訳<吹替と字幕>「マスターコース「字幕」」を受講。

一度は諦めた字幕翻訳を通信講座で一から習得。
新しいことを始める困難はあっても、今は挑戦することを楽しみたい

映画が好きで、字幕の翻訳にも興味があったという福岡洋一さんだが、その当時、字幕翻訳の仕事は東京が中心で、関西在住で仕事をするのは難しかったそうだ。そこで、比較的、間口の広い出版翻訳に携わっていたが、数年前に大きな転機があって新しい目標がほしくなり、一度は諦めた「字幕翻訳をやってみよう」と思い立つ。

「海外の団体に登録して字幕をつける仕事は1~2年やっていましたが、日本でのやり方とは大きく違います。そこで、じっくり標準的な方法を学びたいと思ったんです」

もともとアメリアの会員でフェロー・アカデミーの名前にもなじみがあったことから、映像翻訳コースの3つの講座を受講することに。

「はじめての映像翻訳」は吹替と字幕、それぞれの手法の概略を掴む内容。出版翻訳とは違い、字幕ではたいてい短いセンテンスでの台詞作りが求められる。字数制限を窮屈に感じる一方で、短文の繰り返しでリズムを作っていく感覚は、それまで長文ばかり訳していただけに新鮮だった。

次の「映像翻訳<吹替と字幕>」では本格的な字幕と吹替台本作りを学ぶ。この頃には字数の制約の中で工夫することが楽しくなってきたが、吹替にあたっては限られた時間の中にいかに盛り込むかが難しかったという。
「吹替の声優さんの助けになる効果音などの情報も丁寧に拾っていく必要があり、ずいぶん細かい作業なのだということがよく分かりました」

そうして今まで学んできたことの集大成として、マスターコース「字幕」を履修、1本の映画を題材に、実際の仕事と同じように字幕をつけていった。
「課題作品は歌が多く難度の高いものでしたが、楽しみながら取り組めました」

映像翻訳は自分で勉強しようと思っても権利関係が厳しく、自由に利用できる素材が少ないのが現状だ。そのため、まとまった分量の映像にじっくり取り組めたのは貴重な経験だった。

「字幕制作ソフトの市場はかなり特殊なので、実際にSSTやBabel(いずれも字幕制作ソフト)に触れられたのが良かったと思います。Zoomでのスクーリングもソフトの画面を見ながら詳しく説明していただきました」

通信講座を受けたことで、自分の弱点がどこにあるかが少しずつ見えてきた。
「年齢を考えると、新しいことを始めるのは困難も多くありますが、今は挑戦そのものを楽しみたいと思います」