翻訳関連の検定試験
※内容は変更になることがあります。受験の際には、情報を確認してください。

スペイン語技能検定


内容
基礎的な語学力からスペシャリストに必要な語学力までを測定する試験。筆記・リスニングに加え、1級と2級は2次試験(面接)がある。1級では、プロの通訳・翻訳者レベルの知識が求められ、合格者は全国通訳案内士試験において外国語筆記試験(スペイン語)が免除になる。

レベル
1級:社会生活の全般にわたってスペイン語を運用でき、専門的業務にたずさわることができる。
2級:社会生活の全般にわたってスペイン語を運用でき、一般的業務において活用することができる。
3級:スペイン語の4技能(読む、書く、聞く、話す)を活用し、スペイン語圏で生活する中で適切な受け答えができる。
4級:スペイン語の4技能(読む、書く、聞く、話す)を活用し、日常生活において状況に即した受け答えができる。
5級:スペイン語の4技能(読む、書く、聞く、話す)の基本を理解し、日常生活において平易な受け答えができる。
6級:スペイン語の4技能(読む、書く、聞く、話す)の基本を理解し、日常生活において最低限の受け答えができる。

受験料
1級:12,000 円
2級:10,000 円
3級:8,000 円
4級:6,000 円
5級:5,000 円
6級:4,000 円


問い合わせ
公益財団法人 日本スペイン協会

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DELEスペイン語検定


内容
スペイン教育・職業訓練省のもとに、スペイン国外ではインスティトゥト・セルバンテスが実施する検定試験。世界100カ国以上で実施されており、スペイン語圏への留学、就職などの際に語学レベルを保証するものとして国際的に認められている。入門〜最上級の6レベルがあり、上級以上取得でビジネスや学術などいかなる分野にも対応できる。

レベル
C2(最上級):文章の長さ、複雑さ、抽象的表現、内容への認知度に関わらず、入ってくる全ての情報を理解し、スペイン語の多様性や言外の意味などを認識し、必要に応じて推測することができる。臨機応変かつ流暢に表現し、適切に単語や文法を運用し、学術的分野またビジネス分野など高度で複雑な分野においてもニュアンスによって使い分けることができるレベル。
C1(上級):ある程度の幅広い分野の文章や会話を展開する中で言外の意味や、相手の態度、意図までを読み取りながら自在に言語を操り、流暢かつ臨機応変に無理なく自分の考えを表現し、社会的分野、ビジネス分野、学術的分野などいかなる分野であっても常に状況と文脈に対応した表現を使用できる。また、複雑な文章を作成したり、テキストを利用して考えをまとめ、柔軟かつ効率的に言語を運用することができるレベル。
B2(中上級):複雑な内容や抽象的なテーマ、スペイン語の多様性を認識し、既知の専門的内容を理解することができる。流暢かつ自然で、聞き手に困難を与えない会話能力を持ち、明瞭かつ詳細な文章を作成し、推論的分析、ディベートなどができるレベル。
B1(中級):日常での身近な事柄や学習・仕事に関する既知の内容を理解することができる。大抵の状況で適した応対ができ、既知のテーマや個人的に興味があること、経験、出来事、希望、願望、計画、意見など簡単に表現することができるレベル。
A2(初級):日常で身近な表現、自分自身や家族のこと、買い物、興味のある場所、仕事など簡単な日常的事柄や、すでに経験がある事項に関して理解をし、即座に応対をすることができる。簡単な既知の内容や習慣の会話、自身の過去の出来事や身の回りで起こったことの描写など、必要に応じて表現することができるレベル。
A1(入門):即時に必要な、生活でよく使われる表現を理解し、対応することができる。ゆっくり、簡単に、対話者の協力を得ながら、個人情報や日常生活などをコミュニケーションをとりながら話したり、尋ねることができるレベル。

受験料
C2(最上級):22,000 円
C1(上級):20,700 円
B2(中上級):18,700 円
B1(中級):14,900 円
A2(初級):13,000 円
A1(入門):10,800 円


問い合わせ
インスティトゥト・セルバンテス東京

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ドイツ語技能検定試験


内容
初歩的な文法規則から専門的な運用能力まで、総合的にドイツ語の能力を判定する検定試験。1級・準1級の1次試験合格者のみ、2次試験(口述)が課せられる。1級合格者は、全国通訳案内士試験において外国語筆記試験(ドイツ語)が免除になる。

レベル
1級:標準的なドイツ語を不自由なく使え、専門的なテーマに関して書かれた文章を理解し、それについて口頭で意見を述べることができる。複雑なテーマに関する話やインタビューの対話などの内容を正確に理解できる。複雑な日本語の文章をドイツ語に、ドイツ語の文章を日本語に訳すことができる。
準1級:ドイツ語圏の国々における生活に対応できる標準的なドイツ語を十分に身につけている。新聞などの比較的複雑な記事や論述文などを読むことができる。自分の体験などについて詳しく話し、社会的・実用的なテーマについて口頭で自分の考えを述べることができる。比較的長い文章の要点を聞き取り、短いドイツ語の文章を正しく書くことができる。
2級:ドイツ語の文法や語彙についての十分な知識を前提に、日常生活に必要な会話や社会生活で出会う文章が理解できる。やや長めの文章の主旨を理解し、内容についての質問に答えることができる。具体的・抽象的なテーマについてのインタビューや短い記事の内容を聞き取ることができる。短いドイツ語の文を正しく書くことができる。
3級:ドイツ語の初級文法全般にわたる知識を前提に、簡単な会話や文章が理解できる。基本的なドイツ語を理解し、ほとんどの身近な場面に対応できる。簡単な内容のコラムや記事などの文章を読むことができる。短い文章の内容を聞き、簡単な質問に答え、重要な語句や数字を書き取ることができる。
4級:基礎的なドイツ語を理解し、初歩的な文法規則を使って日常生活に必要な表現や文が運用できる。家族、学校、職業、買い物など身近な話題に関する会話ができる。簡単な手紙や短い文章の内容が理解できる。比較的簡単な文章の内容を聞き、質問に答え、重要な語句や数字を書き取ることができる。
5級:初歩的なドイツ語を理解し、日常生活でよく使われる簡単な表現や文が運用できる。挨拶の表現が適切に使える。自分や他人を簡単に紹介することができる。広告やパンフレットなどの短い文の中心的な内容が理解できる。必要に応じて簡単な数字やキーワードを書き取ることができる。

受験料
1級:13,500 円
準1級:11,500 円
2級:9,500 円
3級:7,500 円
4級:5,500 円
5級:4,500 円
※上記は単願受験の場合


問い合わせ
公益財団法人 ドイツ語学文学振興会
独検事務局

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実用イタリア語検定試験


内容
基礎レベルから実用レベルまでのイタリア語を6 段階で評価する検定試験。1級は4年制大学のイタリア語専門課程卒業程度の学力と、イタリア語の実用的な知識・運用が必要とされる。1級・2級のみ口頭試問の2次試験を実施。1級合格者は、全国通訳案内士試験において外国語筆記試験(イタリア語)が免除になる。

レベル
1級:広く社会生活に必要なイタリア語を十分に理解し、かつ自分の意思を的確に表現できる。4年制大学のイタリア語専門課程卒業程度以上の学力を備え、新聞・雑誌などを読み、ニュース放送や映画などを聴き、要約できるイタリア語の能力と知識が要求される。
2級:日常生活や業務上必要なイタリア語を理解し、一般的なイタリア語を読み・書き・聴き・話すことができる。4年制大学のイタリア語専門課程卒業程度の学力を備え、一般的な説明・報告・通訳がある程度できる能力が要求される。
準2級:イタリア語の基本文法について総合的な知識を持ち、日常生活全般に必要なイタリア語を理解し、表現することができる。日常的な範囲の会話やテレビ・ラジオの内容を聞き取り、一般的な文章を読み、様々な出来事・状況・自分の意見を書くことができる能力が要求される。
3級:日常生活に必要な基本的なイタリア語を理解し、表現することができる。大学専門課程2年修了程度。日常的な範囲の紹介・伝言・簡単な電話・手紙などの基本的な表現ができる能力が要求される。
4級:平易なイタリア語を聴き・話し・読み・書くことができる。自己紹介・簡単な道案内・買い物・バールでの簡単な注文などの平易なコミュニケーションができる能力が要求される。
5級:初歩的なイタリア語を理解することができる。初歩的な挨拶・紹介・質問への返答などができる能力が要求される。

受験料
1級:15,000 円
2級:12,000 円
準2級:9,000 円
3級:8,000 円
4級:6,000 円
5級:5,000 円
※上記は単願受験の場合


問い合わせ
NPO法人 イタリア語検定協会

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ロシア語能力検定試験


内容
総合的なロシア語力を認定するための試験。文法、露文和訳、和文露訳、朗読、聞き取り問題などが課せられる。1級、2級では口頭作文も審査される。

レベル
HPでロシア語到達度判定基準を確認。

受験料
1級:7,000 円
2級:7,000 円
3級:6,000 円
4級:5,000 円


問い合わせ
東京ロシア語学院 ロシア語能力検定委員会

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実用タイ語検定試験


内容
初歩から通訳者・翻訳者として通用する高度なレベルまで、実用的なタイ語の能力を総合的に判定する試験。読解、記述、選択、ヒアリング問題などが課され、準2級を含む1級〜5級の6段階で評価。1級・2級の1次試験合格者には2次試験(口頭)を実施。一般的なタイ語通訳・翻訳が可能なレベルは2級とされる。

レベル
1級:標準的なタイ語を口語、文語ともに不自由なく使いこなし、タイ人と遜色なく自然かつ正確に表現できる。専門的な文献の読解と翻訳、司法行政、政治経済、商談契約に関する通訳ができる。全国通訳案内士の外国語筆記試験合格レベル。
2級:社会生活を送るのに必要な上級レベルの文法知識と語彙を習得し、それらを用いて流暢に表現できる。高度な専門用語を含まない新聞記事・論説文・物語の読解、ニュース・アナウンスの聴解ができ、テーマに沿って論述することもできる。一般的なタイ語翻訳やタイ語通訳が可能なレベル。
準2級:社会生活を送るのに不可欠な中上級レベルの文法知識と語彙を習得し、それらを用いて的確に表現できる。やや長い文章の読解・聴解・記述・口述ができる。一般的な業務や職務においてタイ人との意思疎通が可能なレベル。
3級:日常生活を送るのに必要な中級レベルの文法知識と語彙を習得し、それらを用いて表現できる。短い文章の読解・聴解・記述・口述ができる。日常生活においてタイ人と意思疎通が可能なレベル。
4級:初級レベルの文法知識と語彙をタイ文字で習得し、それらを用いて表現できる。ゆっくりであれば10単語程度までの簡単な文章の聴解と発音ができる。簡単な会話が可能なレベル。
5級:入門レベルの文法知識と語彙をカタカナ発音表記またはローマ字発音表記で習得し、それらを用いて表現できる。ゆっくりであれば8単語程度までの簡単な文章の聴解と発音ができる。挨拶や自己紹介、意思表示が可能なレベル。

受験料
1級:9,500 円
2級:8,500 円
準2級:7,800 円
3級:7,300 円
4級:6,300 円
5級:5,300 円


問い合わせ
NPO法人 日本タイ語検定協会

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インドネシア語技能検定試験


内容
インドネシア語学習者のインドネシア語運用能力を総合評価し、インドネシア語のレベル向上を目的とする日本で唯一のインドネシア語の検定試験。

レベル
特A級:インドネシア語の通訳、翻訳者のプロとして通用するレベル。職場や社会生活に必要な高度なインドネシア語を理解し、使用できる。
A級:一般の新聞記事、文献を読んで翻訳でき、業務文書を書いたり、一応の会議通訳ができる。職場や社会生活に必要なやや高度なインドネシア語を理解し、使用できる。
B級:平易な新聞記事、文献を読んで翻訳でき、平易な業務文書を書いたり、簡単な通訳ができる。職場や社会生活に必要なインドネシア語を理解し、使用できる。
C級:商品の取扱説明書、広告などを読み、日常生活について手紙を書いたり、一般的な日常会話ができる。日常生活に必要なインドネシア語を理解し、使用できる。
D級:案内板、チケットなどを読み、買い物、道案内、伝言などの簡単な日常会話ができる。日常の身近なインドネシア語を理解し、使用できる。
E級:看板や平易な手紙などを読み、挨拶、自己紹介、意思表示などの初歩的な日常会話ができる。初歩的なインドネシア語を理解し、使用できる。

受験料
特A級:20,000 円
A級:10,000 円
B級:9,000 円
C級:6,500 円
D級:5,000 円
E級:4,000 円


問い合わせ
日本インドネシア語検定協会

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