
フリーが大半だが制作会社内の勤務も
映像翻訳の仕事が、映画配給会社や放送局から、直接、翻訳者に依頼されるケースは、一部のベテラン翻訳者に限られる。新人翻訳者が仕事をしたいと思ったら、日本語版制作会社や映像制作会社、映像翻訳を扱う翻訳会社への登録をめざそう。
映像翻訳者はフリーランスで働く人が多いが、一部には制作会社や翻訳会社の社内で字幕や吹替を扱う翻訳者として働く人もいる。
フリーランスをめざす王道ルート
フリーランスの映像翻訳者になるためのルートはさまざまだが、比較的チャンスがつかみやすい、多くの人がその道を通る「王道ルート」「定番ルート」は以下の通り。
映像翻訳者のフリーランスデビュー 王道・定番ルート
01.映像翻訳のスクールに通う
字幕や吹替のルールは独特なので、独学よりも映像翻訳の専門スクールで学ぶほうが
効率よくスキルを習得できる。
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02.スクールの紹介などでトライアルにチャレンジ
専門スクールでは修了生に優先的にトライアルを紹介するケースも多いのでそうした機会を利用する。
また自分で制作会社や映像に強い翻訳会社で翻訳者の登録を募っている会社を探し
トライアルに応募する。
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03.トライアルに合格して映像翻訳者として登録
トライアルは翻訳のスキルをチェックするテストのようなもの。
プロとして通用すると判断されれば合格となり、登録ができる。
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04.映画祭の仕事や動画配信のコンテンツなどでデビュー
制作会社に翻訳会社として登録。しばらくすると仕事の打診が。
新人に翻訳が任されるケースが多いのは
映画祭の字幕の仕事や今多い動画配信サイトのコンテンツの字幕など。
そのほか、よくあるデビュー方法
・産業分野(ビジネス系) の映像翻訳から始める
・素材翻訳(取材素材などの翻訳) から始める