通訳ガイドのデビュールート
まずは国家試験合格をめざす
翻訳者や通訳者のスキルを証明するような公的な資格はないが、通訳ガイドには国家試験の「全国通訳案内士試験」が存在することが特徴のひとつ。試験に合格していない人でも外国語を使った観光ガイド業務はできるが、名称独占資格のため、「全国通訳案内士」を名乗るためには試験の合格が必要となる。
また、特定の地域内のみでのガイド業務を行う人を対象とした「地域通訳案内士」の資格もある。地域通訳案内士の試験・研修などは各自治体が独自に行っている。
通訳ガイドの仕事は外国人向けの国内旅行(インバウンド)を取り扱っている旅行会社、旅行業に強い人材派遣会社などから仕事を受けることになる。
全国通訳案内士試験にチャレンジ
通訳案内士(全国通訳案内士)になるためのルートはさまざまだが、比較的チャンスがつかみやすい、多くの人がその道を通る「王道ルート」「定番ルート」は以下の通り。
通訳ガイドのフリーランスデビュー 王道・定番ルート
1.国家試験に合格する
まずは試験に合格をめざして学習。語学力と日本地理、歴史、時事、通訳ガイド実技が問われる。
合格していなくても仕事はできるが、「全国通訳案内士」と名乗れるのは合格者のみ。
*全国通訳案内士試験の詳細はこちら*
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2.新人研修を受ける
通訳ガイド団体などが、国家試験合格者に向けて、春ごろに研修を行っている。それに参加して実際のガイディングのコツなどを身につける。
*全国の通訳ガイド団体はこちら*
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3.旅行会社や派遣会社を探して営業活動
インバウンドを扱う旅行会社や旅行業に強い人材派遣会社では、通訳ガイドを登録しているケースがある。そういった会社を探して応募する。
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4.バスの送迎などからデビュー
新人は、実際の観光地を案内する「観光ガイド」としての仕事だけではなく、ホテルや空港で観光客を集合させれバスに乗せるような仕事からスタートすることが多い。
*そのほか、よくあるデビュー方法
・自分のWebサイトを立ち上げる
・通訳ガイドのマッチングサイトを活用
★全国通訳案内士試験の合格体験談を読んでみよう!
★連載「通訳ガイドのツアーレポート」はこちら!
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