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2023.04.18 UP

第1回 自己紹介に関する表現方法 introduce

第1回 自己紹介に関する表現方法 introduce

今回のキーワード: introduce

● introduceの語源:中に(intro) +導く(duce)

introduce は、「中に」という接頭語 intro が付いています。
似たような構成の単語に produce(前にpro +導くduce)や reduce(あとへre +導くduce)があります。

● introduceの関連表現

では introduce およびその派生語を使った表現を見てみましょう。

例1) Ladies and gentlemen, I’d like to introduce today’s guest speaker, Professor John Smith.
(会場のみなさま、本日のゲストスピーカー、ジョン・スミス教授をご紹介します。)
司会者が来賓を紹介する際に使える表現です。なお、学術会議などでは Professor(教授)、Doctor(博士)などの肩書きが出てきます。通訳の際にはあらかじめ肩書とカタカナ読みをしっかりチェックしておきましょう。

例2) This is an introductory course on time management.
(これは時間管理に関する入門コースです。)
introductory は「入門の、初歩の、前置きの」という意味です。他にも introductory book(入門書)、introductory information(前置き情報)などがあります。

例3) The introduction of Christianity into Japan
(キリスト教の日本伝来)
introduction は「紹介、導入、伝来」という意味です。後ろには前置詞 of が付きます。上記の例文は introduce Christianity into Japan を名詞として用いた表現です。

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放送通訳者 柴原早苗
放送通訳者 柴原早苗Sanae Shibahara

同時通訳者。獨協大学およびISSインスティテュート講師。上智大学卒業、ロンドン大学LSEにて修士号取得。英国BBCワールドを経て現在はCNNをメインに放送通訳業にも携わる。近年では近年では米大統領選、ノーベル賞、エリザベス女王国葬、テニスATPカップ、G7広島サミット記者会見、ノーベル平和賞受賞ユヌス博士、国会議員連盟の通訳などに従事。通訳や英語関連のコラムも執筆中。