通訳関連の検定試験
※内容は変更になることがあります。受験の際には、情報を確認してください。

HSK


内容
中国政府教育部(日本の文部科学省に相当)が公認する資格。中国語によるコミュニケーション能力を測定する。筆記と口頭試験があり、どちらか一方の受験でも併願でも可能。筆記は1級〜6級の6段階で、6級が最高難度。口頭試験は初級・中級・高級の3 段階。

レベル
【筆記試験】
6級:中国語の情報をスムーズに読んだり聞いたりすることができ、会話や文章により、自分の見解を流暢に表現することができる。
5級:中国語の新聞・雑誌を読んだり、中国語のテレビや映画を鑑賞することができ、中国語を用いて比較的整ったスピーチを行うことができる。
4級:中国語を用いて広範囲の話題について会話ができ、中国語を母国語とする相手と比較的流暢にコミュニケーションをとることができる。
3級:生活・学習・仕事などの場面で基本的なコミュニケーションをとることができ、中国旅行の際にも大部分のことに対応できる。
2級:中国語を用いた簡単な日常会話を行うことができ、初級中国語優秀レベルに到達している。大学の第二外国語における第一年度履修程度。
1級:中国語の非常に簡単な単語とフレーズを理解、使用することができる。大学の第二外国語における第一年度前期履修程度。
【口頭試験】
高級:中国語全般にわたる高度な運用能力を有し、流暢に自分の意見を表現することができる。週に2~3時間の中国語学習を2年以上行った学習者に適している。
中級:中国語を母国語とする人たちと流暢に会話をすることができる。週に2~3時間の中国語学習を2年程度行った学習者に適している。
初級:中国語の基本的な日常会話を行うことができる。週に2~3時間の中国語学習を半年から1年程度行った学習者に適している。

受験料
【筆記試験】
6 級:11,550 円
5 級:9,900 円
4 級:7,920 円
3 級:6,600 円
2 級:5,060 円
1 級:3,850 円
【口頭試験】
高級:8,250 円
中級:7,150 円
初級:6,050 円


問い合わせ
HSK日本実施委員会

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中国語検定試験


内容
中国語の総合的な能力を、基礎から実用レベルまで6段階で評価する検定試験。中国語読解および聴解能力のほか、翻訳能力も問われる。中国語の語学プロとして通用するのは1級、準1級レベルで、2次試験も実施される。1級合格者は、全国通訳案内士試験において外国語筆記試験(中国語)が免除される。1級の試験は秋のみ実施。

レベル
1級:高度な読解力・表現力を有し、複雑な中国語および日本語 (あいさつ、講演、会議、会談など)の翻訳・通訳ができる。
準1級:社会生活に必要な中国語を基本的に習得し、通常の文章の中国語訳・日本語訳、簡単な通訳ができる。
2級:複文を含むやや高度な中国語の文章を読み、3級程度の文章を書くことができる。日常的な話題の中国語会話ができる。
3級:簡単な日常会話ができ、基本的な文章の読み書きができる。
4級:平易な中国語を聞き、話すことができる。
準4級:中国語の学習を進める上での基礎知識を身につけている。

受験料
1級:11,800 円
準1級:9,800 円
2級:7,800 円
3級:5,800 円
4級:4,800 円
準4級:3,500 円


問い合わせ
一般財団法人 日本中国語検定協会

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「ハングル」能力検定試験


内容
筆記・聞きとりにより韓国・朝鮮語の運用能力を判定する試験。日本語を母語とする学習者ならではの長所や短所を考慮し、段階的に各級の出題基準を定めている。1級合格者は、全国通訳案内士試験において外国語筆記試験(韓国語)が免除になる。

レベル
1級:幅広い場面で用いられる韓国・朝鮮語を十分に理解し、それらを自由自在に用いて表現できる。
2級:幅広い場面で使われる韓国・朝鮮語を理解し、それらを用いて表現できる。
準2級:日常的な場面で使われる韓国・朝鮮語に加え、より幅広い場面で使われる韓国・朝鮮語をある程度理解し、それらを用いて表現できる。
3級:日常的な場面で使われる基本的な韓国・朝鮮語を理解し、それらを用いて表現できる。
4級:基礎的な韓国・朝鮮語を理解し、それらを用いて表現できる。
5級:韓国・朝鮮語を習い始めた初歩の段階で、基礎的な韓国・朝鮮語をある程度理解し、それらを用いて表現できる。
入門級(オンライン試験):初めて文字を習い始めた段階から、入門級の出題リストを基本的に習得したレベル。

受験料
1級:10,000 円
2級:7,000 円
準2級:6,300 円
3級:5,300 円
4級:4,200 円
5級:3,700 円
※上記は単願受験の場合
入門級:1,500 円
※入門級は別途オンライン決済手数料200円がかかる


問い合わせ
NPO法人 ハングル能力検定協会

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韓国語能力試験(TOPIK)


内容
韓国文化の理解および留学などに必要な能力を測定・評価する試験。韓国の教育部(日本の文部科学省に相当)が実施。TOPIKⅠ(1〜2級:初級)・TOPIKⅡ(3〜6級:中級+上級)の2つから選択して受験し、取得した点数により数字の級で評価する。6級合格者は、全国通訳案内士試験において外国語筆記試験(韓国語)が免除になる。

レベル
【TOPIKⅡ(6~3級)】
6級:専門分野における研究や業務遂行に必要な言語(ハングル)機能を比較的正確に、流暢に使用でき、政治・経済・社会・文化などの全般的なテーマにおいて身近でないテーマに対しても不便なく使用できる。ネイティブ程度までではないが自己表現に問題なく話すことが可能。
5級:専門分野においての研究や業務に必要な言語(ハングル)をある程度理解と使用ができ、政治・経済・社会・文化などの全般に渡った身近なテーマについて理解し、使用できる。公式的、非公式的且つ口語、文語的な脈絡に関する言語(ハングル)を適切に区分し、使用できる。
4級:公共施設の利用や社会的関係の維持に必要な言語(ハングル)機能を遂行することができ、一般的な業務に必要な機能を実行できる。ニュースや新聞をある程度理解でき、一般業務に必要な言語(ハングル)が使用可能。よく使われる慣用句や代表的な韓国文化に対する理解を基に社会・文化的な内容の文章を理解でき、使用できる。
3級:日常生活を問題なく過ごせ、様々な公共施設の利用や社会的関係を維持するための言語(ハングル)使用が可能。文章語と口語の基本的な特性を区分し理解、使用が可能。
【TOPIKⅠ(2~1級)】
2級:電話やお願い程度の日常生活に必要な言語(ハングル)や、郵便局、銀行などの公共機関での会話ができる。1,500~2,000語程度の語彙を用いた文章を理解でき、使用できる。公式的な状況か非公式的な状況かの言語(ハングル)を区分し、使用できる。
1級:自己紹介、買い物、飲食店での注文など生活に必要な基礎的な言語(ハングル)を駆使でき、身近な話題の内容を理解、表現できる。800語程度の基礎的な語彙と基本文法を理解でき、簡単な文章を作れる。簡単な生活文や実用文を理解し、構成できる。

受験料
TOPIKⅠ:5,000 円
TOPIKⅡ:7,000 円


問い合わせ
公益財団法人 韓国教育財団

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実用フランス語技能検定試験


内容
日本の学習者を対象として、文部科学省および在日フランス大使館文化部の後援を受け実施される。基礎レベルからプロに通用するレベルまで、実用的なフランス語の能力を総合的に判定する。最高難度の1級から5級まで、7段階に分かれる。1級合格者は、全国通訳案内士試験において外国語筆記試験(フランス語)が免除になる。

レベル
1級:「聞く」「話す」「読む」「書く」という能力を高度にバランスよく身につけ、フランス語を実地に役立てる職業で即戦力となる。
準1級:日常生活や社会生活を営む上で必要なフランス語を理解し、一般的な内容はもとより、多様な分野についてのフランス語を聞き、話し、読み、書くことができる。
2級:日常生活や社会生活を営む上で必要なフランス語を理解し、一般的なフランス語を聞き、話し、読み、書くことができる。
準2級:日常生活における平易なフランス語を、聞き、話し、読み、書くことができる。
3級:フランス語の文構成についての基本的な学習をひと通り終了し、簡単な日常表現を理解し、読み、聞き、話し、書くことができる。
4級:基礎的な日常的フランス語を理解し、読み、聞き、書くことができる。
5級:初歩的な日常的フランス語を理解し、読み、聞き、書くことができる。

受験料
1級:14,500 円
準1級:12,500 円
2級:10,000 円
準2級:9,000 円
3級:7,000 円
4級:6,000 円
5級:5,000 円


問い合わせ
公益財団法人 フランス語教育振興協会
仏検事務局

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フランス語資格試験(DELF・DALF)


内容
フランス国民教育省が認定した公式フランス語資格(ディプロム)で、1度取得すれば無期限に有効。「言語に関する欧州共通基準」の6段階のレベルに対応しており、DELF A1の入門からDALF C2の熟練までに分かれている。試験では、聴解・読解・文書作成・口頭表現の4つの能力が評価される。DELF B2またはDALFの取得者は、フランスの大学に登録するための語学試験が免除される。

レベル
【DALF】
C2:言語への熟練が、表現の正確さや適切さ、流暢さに現われる。学術的な、あるいは高度な課題を実現することができる。
C1:流暢で自然なコミュニケーションを成立させることが可能。豊富な語彙があり、自分の意見を伝える際に適切な表現を選択できる。明瞭で構成の整った話を滑らかに発し、様々な構文に習熟した使用者である。
【DELF】
B2:自分の意見を主張するために筋道の通った議論の流れを作ることができ、自分の見解を展開し、交渉することができる。社交的な談話の中で流暢に会話を交わし、自分の間違いを自分で修正することができる。
B1:やりとりを維持すること、議論を理解、継続し、自分の見解や意見を述べることができる。日常生活の予期せぬ状況にも対処できる。
A2:日常生活に関わる簡単な課題を実行できる。丁寧表現を用いたり、もっとも日常的なやり取りを交わすことができる。
A1:初歩レベル。簡単なやりとりが可能で、自分や、身近な物事について話すことができる。

受験料
DALF C2:26,000 円
DALF C1:24,000 円
DELF B2:18,000 円
DELF B1:14,900 円
DELF A2:12,500 円
DELF A1:9,900 円
DELF A1.1:9,500 円


問い合わせ
日本フランス語試験管理センター

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