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2025.10.30 UP

島崎秀定 著『通訳ガイド美桜の日本へようこそ!2 コロナ禍の緊急事態宣言発出』【おすすめ新刊案内】

島崎秀定  著『通訳ガイド美桜の日本へようこそ!2 コロナ禍の緊急事態宣言発出』【おすすめ新刊案内】

通訳・翻訳・語学関連の注目の新刊書籍を、著者の方のコメントとともに紹介します。

人気の全国通訳案内士が執筆!
通訳ガイドが主人公のお仕事小説


通訳ガイド美桜の日本へようこそ!2
コロナ禍の緊急事態宣言発出
島崎秀定 著 文芸社
出版社HP
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【著者が語る】

お陰様で、通訳ガイド美桜の小説第1弾は、多くのに方々に読んでいただくことができました。現役の通訳ガイドからは、「まるで自分の失敗談を読んでいるようだった」「こういうこと、あるある、と楽しみながら読めた」という感想、将来英語を使った仕事をしたいという方からは、「通訳ガイドの現場の仕事内容がイメージできた」「通訳ガイドの仕事はおもしろそう!」といった嬉しいお声をいただきました。

第2弾では、主人公美桜の活動の場をさらに広げました。地理的にも東北や中国地方等へと拡大し、仕事内容もアドベンチャーツアー、インセンティブ、スポーツ大会のアテンドなど、さまざまな場面を描きました。お客様もアニメオタク、イスラム教徒など、多様性を持たせました。通訳ガイド業務の幅広さを実感していただけることでしょう。

最近では訪日外国人数が毎月のように過去最高を更新しており、コロナ禍など遠い昔のことのように思われるかもしれません。しかし、5年前にコロナ禍が広がっていったとき、多くの通訳ガイドは強い不安感や危機感を覚えたと思います。私も自分の不安な気持ちを主人公美桜に投影させて、当時のことを再現してみました。ガイドの仕事が次々にキャンセルされていく中で、最後に美桜がどんな決断をくだすのか、見守っていただきたいと思います。

島崎秀定
島崎秀定Hidesada Shimazaki

しまざき・ひでさだ/1963年生まれ。経営コンサルティング会社、海外専門の旅行会社、ガラス美術館副館長兼学芸員などを経て、2009年より全国通訳案内士として活動。そのかたわら、講演会や通訳案内士関連の実用書や小説の執筆を行う。主な著書に『通訳ガイドというおしごと』(アルク)、『通訳ガイド美桜の日本へようこそ』(文芸社)がある。