初めて通訳発注を担当する場合、戸惑うことも多いかもしれません。
通訳を外部に依頼する場合の一般的な手順をまとめました。
1.なぜ通訳を発注(外注)するのか
なぜ通訳を発注するのか、発注側にはいろいろな理由があると思います。
一例としては
●社内に外国語で交渉できるまたは講演等ができる人材がいない
●社運を賭けた案件(会議や商談)なので言葉のサポートを万全にしたい
●社内の通訳担当が不足している
などさまざまなケースがあります。
大切なのは通訳を発注する担当者側が、どんな成果を目的として通訳を発注しているかを認識しておく必要があります。
例えば交渉を成功裡に収めたいのか、新製品の魅力を聴衆に理解してもらいたいのかなど、それによって通訳者の選択が変わってくるからです。
2.通訳会社に依頼(発注)するメリット
通訳会社に依頼するメリットは、発注側の労力とリスクを減らすということが一番です。
仮に通訳会社を通さずに、直接通訳者個人に依頼する場合を想定してみると
・通訳者を探すすべがない → 一部の通訳者を除いて連絡先は公開されていないので、探すのが大変
・スキルがわからない → 通訳者の実力を判定できるノウハウがない
・代替えが保証されていない → 万一手配した通訳者が急病になった時などの不測の事態に対応できない
こういったリスクがあります。
以上のことは通訳会社に依頼することで解決されます。
それが通訳会社に依頼するメリットと言えるでしょう。
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