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2023.05.07 UP

通訳を依頼するときの手順

通訳を依頼するときの手順
※通訳会社担当者監修

3.通訳発注(外注)の手順

通訳会社に通訳を依頼する際の手順は以下の通りです。

①発注前に内容を確認する
■目的・日時・場所・案件名・規模・通訳形式を確認する
・案件名というのは講演会・記者会見・交渉・随行・レセプション・取締役会など
・場所については対面で行う場合はその場所、オンラインの会議や対面の場合、遠隔(リモート)通訳なのかもはっきりさせます。
・通訳形式は「逐次通訳」「同時通訳」「ウィスパリング」どの形式なのかということです。詳細がわからない場合は依頼時に通訳会社に相談してください。

②会場設備など確認
通訳形式が「同時通訳」だとあらかじめわかっている時は、会場にその設備があるか確認し、設備がない場合は通訳会社に依頼する事項に含めます。

③通訳会社を探す
通訳会社を探すには、Web検索を利用して探すのが一般的です。
通訳会社をある程度の数、まとめて一覧で見るには当サイト「通訳翻訳ジャーナル」の「通訳・翻訳会社リスト」などを利用しましょう
通訳会社の選び方の詳細はこちらを参照してください。

④通訳会社に依頼をして見積りと料金表を請求する
発注内容はできるだけもれなく細かく伝えることが重要です。
後日揉めないようにキャンセル規定・支払い規定はしっかりと確認しましょう。

⑤ 候補通訳者の実績を要求する
通訳者の実績が案件目的に適しているか確認しましょう

⑥ 通訳会社を決めて正式に発注する
この時点で業務委託契約や機密保持契約書が必要ならばすぐに契約締結作業をしましょう。
内容によってはの時点で必要なケースもあるかと思います。

⑦ 通訳会社に手配確定通訳者名を確認する

⑧ 通訳に必要な資料を通訳会社に提供する
必要な資料は案件によって異なりますが、プログラムや参加者リスト、進行台本、発表原稿など、通訳会社から問い合わせがあるものはできるだけ提供しましょう。

⑨ 案件当日の段取りを通訳会社に伝える
集合場所、打ち合わせの有無、必要に応じてドレスコードなども含めて伝えましょう。

‥‥‥‥通訳当日‥‥‥‥

⑩ 当日の通訳者との打ち合わせ
当日の追加資料があれば渡しましょう。

⑪ 通訳終了後の確認
資料の回収が必要ならば回収し、パフォーマンスに問題なれば通訳者に労いの言葉をかけましょう。

⑫ 必要があれば通訳会社へのフィードバック

⑬ 通訳会社からの請求処理

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