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2023.05.12 UP

第56回 workaround / 最善策がうまくいかない場合は

第56回 workaround / 最善策がうまくいかない場合は

ネイティブが使う粋な英語表現を現場からお届け! グローバル化が進み、英語が飛び交う製薬業界。製薬会社で活躍している社内通訳者が、グローバルビジネスの現場で流行っていたり、よく耳にしたりする英語表現を紹介します。

ビジネスにおいて最善策が奏功するに越したことはないですが、うまくいかないときは次善策で対応しなければなりません。では次善策は英語で何と言ったらいいでしょうか。Plan Aに対するPlan Bという言い方もありますが、今回覚えておきたいのは“workaround”

“work around”という句動詞の名詞形で、「何かの周りで作業をする」=「次善策」ということ。句動詞としてももちろん使用でき、何か問題が起きて対応できずにいるときに“How can I work around?”と言えば、「どう対応したらいいのだろうか?」「どう回避すればいいのだろうか?」という意味になります。

具体的には次のように使えるでしょう。

A:The same problem occurred again in the project.
B:We need to come up with a workaround.

A:プロジェクトでまた同じ問題が起こったよ。
B:次善策を考える必要があるね。

ぜひ使ってみてください!

森田系太郎
森田系太郎Keitaro Morita

会議通訳者・翻訳者。日米の大塚製薬を経て、現在は製薬CROのシミック㈱のシニア通訳者 兼 フリーランス通翻訳者。上智大学(法学[学士])、立教大学(異文化コミュニケーション学[修士]、社会デザイン学[博士])、モントレー国際大学院(翻訳通訳[修士])卒。編著書に『環境人文学 I/II』(勉誠出版、2017年)がある。日本会議通訳者協会(JACI)理事で、JACIのホームページでコラム「製薬業界の通訳」を連載中。立教大学・兼任講師/研究員、英検1級・全国通訳案内士・国連英検特A級保持者(外務大臣賞)。 趣味は小6から続けているテニス。