産業翻訳者のデビュールート
働き方はフリーランスかインハウス
産業翻訳の仕事のほとんどが翻訳会社経由で翻訳者に依頼される。そのためフリーランスとして「産業翻訳の仕事をしたい」と思ったら、翻訳会社に登録をすることがプロデビューのはじめの一歩となる。
ただし、翻訳者のワークスタイルはフリーランスだけではない。翻訳会社や一般企業内で翻訳者として社内翻訳者として働く人もいる。社内で働くケースを「インハウス」と呼ぶ。
最初からフリーランスでスタートする人もいれば、インハウスを経てフリーランスの翻訳者に転向するケースもある。
フリーランスをめざす王道ルート
フリーランスの産業翻訳者になるためのルートはさまざまだが、比較的チャンスがつかみやすい、多くの人がその道を通る「王道ルート」「定番ルート」は以下の通り。
産業翻訳者のフリーランスデビュー 王道・定番ルート
1.翻訳スクールに通う
医薬、金融など分野に特化した翻訳スクールもある。
製薬メーカーの会社員がバックグラウンドを生かして翻訳者になるケースなどもある。
*気になるスクールを探してみよう*
⇩
2.応募可能な翻訳会社を探す
会社員で翻訳の経験があればそれをアピールできるが、まったく経験のない場合、
未経験でも可の翻訳会社を探す。
*翻訳会社を探してみよう*
⇩
3.トライアルを受けて翻訳会社に登録
「トライアル」は、翻訳のスキルをチェックするテストのようなもの。
プロとして通用すると判断されれば合格となり、登録ができる。
⇩
4.フリーランス翻訳者としてデビュー
翻訳会社に登録をして、しばらくすると仕事の打診が。
内容を確認して対応できそうであれば受注成立。晴れてプロデビュー。
*そのほか、よくあるデビュー方法
・「ほんやく検定」で1級を取得してエージェントとつながる
・海外のエージェントに登録
・クラウドソーシングサイトの活用
・海外の通訳翻訳大学院で学び学位を活かして仕事を得る
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