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2023.05.15 UP

第72回 one-on-one / ワン・オン・ワンの様々な表現を覚えよう

第72回 one-on-one / ワン・オン・ワンの様々な表現を覚えよう

ネイティブが使う粋な英語表現を現場からお届け! グローバル化が進み、英語が飛び交う製薬業界。製薬会社で活躍している社内通訳者が、グローバルビジネスの現場で流行っていたり、よく耳にしたりする英語表現を紹介します。

one-on-one / 1対1をあらわす様々な英語表現

ワン・オン・ワンといえばバスケットボールを思い浮かべる方も少なくないと思いますが、グローバルなビジネスシーンで“one-on-one meeting”と言えば「一対一の個人面談」を指します。大きな会議では話せないような内容を個別に話したいときに使える表現です。

“1-on-1”“1:1”と表現する人もいるので併せて覚えておきましょう。

またイギリスでは“one-to-one”という表現が使われているようですので、こちらも抱き合わせで暗記してしまうといいかと思います。

 

一方、注意が必要なのは、“man-to-man”(マンツーマン)という表現です。

英語における“man-to-man”は、「腹を割って話す」という意味になります。ビジネス英語では通じませんので気を付けましょう。

具体的には次のように使えるでしょう。

A:Can I share this information at this meeting?
B:I think we should rather talk about it at a separate one-on-one meeting.

A:この情報をこの会議で共有してもいいかな?
B:その件は別途、個別の会議でお話したほうがいいと思います。

ぜひ使ってみてください!

★前回のコラム

森田系太郎
森田系太郎Keitaro Morita

会議通訳者・翻訳者。日米の大塚製薬を経て、現在は製薬CROのシミック㈱のシニア通訳者 兼 フリーランス通翻訳者。上智大学(法学[学士])、立教大学(異文化コミュニケーション学[修士]、社会デザイン学[博士])、モントレー国際大学院(翻訳通訳[修士])卒。編著書に『環境人文学 I/II』(勉誠出版、2017年)がある。日本会議通訳者協会(JACI)理事で、JACIのホームページでコラム「製薬業界の通訳」を連載中。立教大学・兼任講師/研究員、英検1級・全国通訳案内士・国連英検特A級保持者(外務大臣賞)。 趣味は小6から続けているテニス。