第13回 moving forward / in the near futureより柔らかい表現は?

ネイティブが使う粋な英語表現を現場からお届け! グローバル化が進み、英語が飛び交う製薬業界。製薬会社で活躍している社内通訳者が、グローバルビジネスの現場で流行っていたり、よく耳にしたりする英語表現を紹介します。(毎週月曜日更新)

「これから~」「近い将来的に~」ということを意味する際に多用されるようになった感があるのが“moving forward”。もちろん“in the near future”“in the foreseeable future”とも言えますが、やや硬いイメージがありますので、それを払拭する意味でも“moving forward”は便利な表現でしょう。同じ意味で“going forward”“down the line” “down the road” といったフレーズも使うことができます。

具体的には次のように使えるでしょう。

A:What’s your plan moving forward?
B:We haven’t decided yet.

A:今後のご計画は?
B:未決定です。

ぜひ使ってみてください!

グローバルビジネス現場の英語表現 バックナンバー

第1回 get clarity on/around
第2回 the ask
第3回 deep dive
第4回 tee up / ゴルフの話ではなくて
第5回 razor focus / 剃刀のように鋭く!
第6回 with regard to / regardingはあまり使わない?
第7回 bring … up to speed / 新入りがやってきたら……
第8回 on the same page / われわれは同じページの上にいる!?
第9回 deck / ビジネスに必須のツールといえば?
第10回 incremental / ファイナンス会議で頻出
第11回 functional group / 機能集団=部署
第12回 resident / IT関連の会議で頻出!