猫からYAミステリまで 楽しく続ける翻訳の道/
服部京子さん

リレーエッセイ2023.02.20

手に職をつけようと翻訳スクールへ 仕事上、一日のほとんどの時間パソコンに向かい、そのうえコロナ禍で外出もままならず、だいぶヤバそうだった胴回り(と、そのほかの部…

想像力と創造力で人物を自由に動かす/
高橋恭美子さん

リレーエッセイ2023.02.17

異文化を知ることも翻訳の醍醐味 英米のミステリを翻訳するようになって気がつけば早30年。びっくりです。翻訳への第一歩を踏みだしたのは20代後半。当時は毎日定時に…

翻訳中は普段は出ない表現が汲み出される/
林啓恵さん

リレーエッセイ2023.02.13

幼少期の読書体験で気づいた言葉の魔術性 Twitterをのぞくと、朝ドラや大河ドラマが共通の話題になっている。ひとつのフィクションをめぐって盛りあがることができ…

翻訳という小さな裏庭を心の拠り所に/
那波かおりさん

リレーエッセイ2022.12.19

結末を届けたい14年越しの続編 2021年の秋、14 年前の訳書に手を入れるという経験をしました。原書は全9巻なのに日本語版が完結を見なかった拙訳シリーズの復刊…

訳文は自分が読みたい と思える文章で─/
向井和美さん

リレーエッセイ2022.12.12

幼い頃から本を読むことや文章を書くことが好きだったわたしは、小説家への憧れをずっと抱いていた。しかし、ゼロから物語を生み出す能力がないことをほどなく思い知らされ…

下訳からスタート 一文一文に責任を持つ 大切さ/
高橋佳奈子さん

リレーエッセイ2022.12.05

高校時代、「将来の夢」というエッセイを書かされたときに、「翻訳家になりたい」と書いたことを覚えています。ただ、大学ではほかの言語を専攻したこともあり(しかも落第…

「翻訳は意外に自由」訳語を見つける醍醐味/
阿尾正子さん

リレーエッセイ2021.09.27

翻訳という仕事を最初に意識したのは中学生の頃でしょうか。初めて習う英語が楽しくてたまらず、「大好きな『赤毛のアン』を英語で読んでみたい!」と原書を手に入れました…

ドラマチックなデビュー その後も地道に活動中/
中谷ハルナさん

リレーエッセイ2021.05.12

1983年に大学を卒業後、2年間、会社勤めをして退職。翻訳を仕事にしたいと考えるようになりました。文章を書くことと英語が好きで、勉強したら翻訳者になれるかも、と…

終わりなき翻訳の道 無心に歩き続ける/白川貴子さん

リレーエッセイ2021.04.28

気がついてみると、まだ翻訳の道を歩んでいる。初期のつらさ苦しさは、いずれ楽になるになるだろうと思っていたが、べつだん変わりはないようだ。 2、3冊ほど訳書が出た…

英語と西語の二足の草鞋 原文の声に耳を澄ます/
宮﨑真紀さん

リレーエッセイ2021.04.22

やはり触れないわけにはいかないだろう。本来ならオリンピックを間近に控えていたはずの今(2020年7月半ば時点)、コロナ禍はいっこうに収まる気配がない。普段から部…