翻訳という仕事を最初に意識したのは中学生の頃でしょうか。初めて習う英語が楽しくてたまらず、「大好きな『赤毛のアン』を英語で読んでみたい!」と原書を手に入れました…
コラム - リレーエッセイ
「翻訳は意外に自由」訳語を見つける醍醐味/
阿尾正子さん
ドラマチックなデビュー その後も地道に活動中/
中谷ハルナさん
1983年に大学を卒業後、2年間、会社勤めをして退職。翻訳を仕事にしたいと考えるようになりました。文章を書くことと英語が好きで、勉強したら翻訳者になれるかも、と…
終わりなき翻訳の道 無心に歩き続ける/白川貴子さん
気がついてみると、まだ翻訳の道を歩んでいる。初期のつらさ苦しさは、いずれ楽になるになるだろうと思っていたが、べつだん変わりはないようだ。 2、3冊ほど訳書が出た…
英語と西語の二足の草鞋 原文の声に耳を澄ます/
宮﨑真紀さん
やはり触れないわけにはいかないだろう。本来ならオリンピックを間近に控えていたはずの今(2020年7月半ば時点)、コロナ禍はいっこうに収まる気配がない。普段から部…
2冊目からが難しい 翻訳企画を出しつつ活動中/
永田千奈さん
フランス語の出版翻訳を仕事とするようになって、20年以上になります。「千里の道も一歩から」ということで、なにが最初の一歩だったのかというと、まずは、初めて翻訳者…
フランス語翻訳者としてバンド・デシネを手がける/
大西愛子さん
翻訳の仕事をしたいと思うようになったのはいつごろだろう? フランス語に初めて触れたのはおそらく60数年前、父親の仕事の都合でフランス・パリに住むことになったとき…
「マイナー言語」だからこそ生まれたポルトガル語の仕事の縁/木下眞穂さん
ポルトガル語の話者数は世界第7位とはいえ、日本では依然として「マイナー言語」だろう。よって、翻訳学校もないし翻訳の師もいない。だが、マイナーであるがゆえに知人、…
好きな作家の翻訳者に抜擢 原書の味わいを生かしたい/小竹由美子さん
結婚以来ずっと、夫の郷里である香川県で暮らしています。子育てが一段落ついたとき、子どもの頃から翻訳物を愛読してきた私は、ふと翻訳をやりたいと思い立ちました。です…
50年後も読まれる児童文学を訳したい/村上利佳さん
ずっと英語が好きで、大学でも英語を専攻していたわたしは、学生の頃、こんなことを考えていました。「わたしは英語が得意。だから、子どもが生まれたら家で翻訳っていうの…
アメリカ、香港に暮らし、児童書の翻訳を手がける/中井川玲子さん
「Never been to Hokkaido? 你真係日本人呀(ネイジャンハイヤップンヤンア)?(北海道へ行ったことないの? あなたほんとうに日本人?)」8年…