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2023.08.31 UP

第3回 アメリカの大学受験

第3回 アメリカの大学受験

この連載では、私が留学を通して学んだことや感じたこと、知っておくと便利なことなどをみなさんにシェアしたいと思っています!また、留学に行く前に英語力を磨いておくと、留学の密度がより濃くなります。連載の後半では、私なりの英語学習法もご紹介します。これから留学をしたいと思っている方や、英語に興味がある方はぜひ読んでいただければ嬉しいです!

はじめに

今回は、「アメリカの大学受験」についてお話しします。皆さんは、海外大学への進学を考えたことはありますか? 私は日本とアメリカの大学を併願受験して、結果的に日本の大学へ進学し、1年間アメリカの大学へ留学するという道を選びました。アメリカの大学受験は本当に大変でしたが、自分の人生を振り返り、将来について考えるきっかけになったので、受験をして良かったと思っています!それでは、アメリカの大学受験に必要な準備についてご紹介します。

①学校の成績

大学の合否を左右する最重要事項です。日本の学生の場合、高校3年間の成績が評価されます。アメリカでは教育の地域格差が大きいため、大学側は「与えられた環境で、いかにベストを尽くしたか」を評価します。

レベルの高い高校で、振るわない成績をとってしまった場合は、自分が通っている高校がハイレベルであるということを、推薦状に書いてもらうなどの対策をしましょう。

②エッセイ

エッセイもかなり重視されます。競争率の高い名門の私立大学では、出願書類の中で真っ先にエッセイが読まれることもあります。

エッセイは、個人的な経験、価値観、意欲、目標などをユニークにアピールする手段です。受験する大学によってそれぞれ内容を考える必要があるため、早めに準備をし、ネイティブにチェックしてもらうとよいと思います。

③推薦状

レベルの高い大学ほど、推薦状を重視する傾向があります。学力だけでは甲乙つけがたい複数の志願者を比較する際に使われます。

多くの大学で、推薦状を2通提出することが求められています。担任の先生や、部活動の顧問の先生など「自分のよいところ」を評価してくれる人に書いてもらいましょう。そのため、日頃から信頼関係を築く努力をすることが大切です。また、英語の推薦状を書くには時間がかかるので、余裕を持ってお願いしましょう。

④課外活動

実は、課外活動も大切です。課外活動に含まれるのは、部活動、クラブ活動、生徒会、ボランティア、委員会活動、アルバイト、趣味などさまざまです。評価されるポイントは、興味・関心、リーダーシップ、協調性、忍耐力、責任感などです。

ただし、学業あっての課外活動なので、こちらに重きを置き過ぎないよう注意しましょう!

⑤テスト

アメリカの大学受験に必要なテストは、SATまたはACTと呼ばれています。内容は難しめなので、早めに対策をしましょう。SATとACT両方の試験内容に目を通して、高得点が狙えそうな方を勉強し、スコアを提出すると良いと思います。ちなみに私はSATを受験しました。加えて、留学生はTOEFLもしくはIELTSのスコア提出も必須です。

テストのスコアは指標に過ぎず、スコアが低いからといって不合格になるというわけではありませんが、各大学の合格目安の点数はあります。調べておきましょう。

⑥面接

面接は必須ではなく、「推奨する」としている大学がほとんどです。ですが、受験する大学の卒業生が面接官の場合も多く、面接を受けることで、大学のカリキュラムや設備など、その大学についての詳しい情報を得ることができるという利点があります。

面接も個性をアピールするチャンスなので、事前に練習して、リラックスして臨みましょう。

おわりに

日本の大学受験においては必要とされない項目も多く、準備が大変だと思うかもしれません。私がアメリカの大学受験をした際も、何度も挫折しそうになりました。しかし受験の経験は、自分を振り返るよい機会になり、今後どのように生きていきたいかを考えるきっかけとなりました。準備が早ければ早いほど、合格のチャンスを掴みやすくなります。興味のある方はまず、成績UPと課外活動の幅を広げてみてください!もちろん英語の勉強も忘れずに!

Break time

前置詞(in, on, at)の使い分けについてお話しします! それぞれのイメージを掴むとわかりやすいと思います。また、実際に例文を作ってみると使い方を覚えやすくなるので、試してみてください!

These prepositions are very confusing, but if you know the core images of these words, they are helpful. I recommend that you make sentences using different prepositions so that they are more memorable.

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~場所を表す in, on, atの違い~

★inを使う場合
inは場所の内部、範囲や空間を表す。覆われているイメージ。

〇国や地名など大きな範囲の場所の内部を示す
例:in Tokyo, in the US, in the world
例文:Manhattan is in New York.
和訳:マンハッタンはニューヨークにある。

〇何かの中身を示す
例:in my bag, in her house, in the cup

〇何かに覆われている、包まれている
例:in the rain, in the woods

〇壁に囲まれた空間を表現する
例:in the office, in a tent
例文:The teacher is already in the classroom.
和訳:先生はすでに教室にいる。

★onを使う場合
onは線や平面と接していることを表す。乗っかっているイメージ。

〇テーブル、椅子、壁など、物と接触していることを表す
例:on the table, on the chair, on my hand, on the tree
例文:There is a spider on the wall.
和訳:壁に蜘蛛がいる。

〇道や電車など、線上の場所にあることを表す
例:on my way home, on the Yamanote line, on the 1st floor
例文:The company is on Aoyama Street.
和訳:その会社は青山通りにある。

★atを使う場合
atは特定の地点を表す。ピンポイントで指すイメージ。

〇場所の一地点を示す
例:at the bus stop, at the airport
例文:Turn right at the next corner.
和訳:次の角を右に曲がってください。

〇建物や会議室など特定の場所を示す
例:at the hall, at the restaurant, at school, at home
例文:The meeting will be held at the conference room.
和訳:ミーティングは会議室で行われます。

〇建物や組織の名称の前
例:at Tokyo station, at Harvard University

★inとatの違い
inは建物の中を強調し、atは何かの目的のためにその場所にいるイメージ。
inatどちらも使えるが、意味が少し違う場合がある。

She’s at the cafe.
彼女はカフェにいる。
She’s in the cafe.
彼女はカフェ店内にいる。

Mr. Smith is currently at the meeting.
スミスさんは今ミーティングで出かけている。
Mr. Smith is currently in the meeting.
スミスさんは今ミーティングの最中である。
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in, on, atの細かい使い方の違いがわかったでしょうか。皆さんも、例文を作る練習をして、迷わず使えるようになりましょう!inは空間、onは平面、atは点のイメージを持つとわかりやすいです。次回は、時間を表すin, on, atの違いについてお話しする予定です!

Mayu E Room
Mayu E Room

高校三年時、アメリカのニュージャージー州に留学。国際基督教大学(ICU)に入学し、言語教育とメディア・コミュニケーション・文化をダブルメジャー。大学在学中、バーモント州にあるミドルべリー大学に留学。英検1級、TOEIC985点、TOEFL110点を保持。現在は、英語講師をメインに、通訳や翻訳家としても活動。総SNSフォロワーは40万人を超える。
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