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2023.05.11 UP

第18回 be cognizant of / 他にも言い方はたくさんありますが

第18回 be cognizant of / 他にも言い方はたくさんありますが

ネイティブが使う粋な英語表現を現場からお届け! グローバル化が進み、英語が飛び交う製薬業界。製薬会社で活躍している社内通訳者が、グローバルビジネスの現場で流行っていたり、よく耳にしたりする英語表現を紹介します。

今はそれほどでもないように思いますが、一時期、どの会議でも会議中に一回は耳にした表現が“be cognizant of …”。 「~を知っている、認識している、踏まえている」という意味を表すフレーズです 。“recognize”(認識する)と形が似ているので、意味を想像しやすいですね。意味としては、“be aware of”に近いでしょう。

具体的には次のように使えるでしょう。

A:Were you aware of the problem?
B:Yes, I was cognizant of the challenge.

A:この問題、知ってた?
B:うん、課題があるのは知ってたよ。

ぜひ使ってみてください!

森田系太郎
森田系太郎Keitaro Morita

会議通訳者・翻訳者。日米の大塚製薬を経て、現在は製薬CROのシミック㈱のシニア通訳者 兼 フリーランス通翻訳者。上智大学(法学[学士])、立教大学(異文化コミュニケーション学[修士]、社会デザイン学[博士])、モントレー国際大学院(翻訳通訳[修士])卒。編著書に『環境人文学 I/II』(勉誠出版、2017年)がある。日本会議通訳者協会(JACI)理事で、JACIのホームページでコラム「製薬業界の通訳」を連載中。立教大学・兼任講師/研究員、英検1級・全国通訳案内士・国連英検特A級保持者(外務大臣賞)。 趣味は小6から続けているテニス。