第7回 bring … up to speed / 新入りがやってきたら……

ネイティブが使う粋な英語表現を現場からお届け! グローバル化が進み、英語が飛び交う製薬業界。製薬会社で活躍している社内通訳者が、グローバルビジネスの現場で流行っていたり、よく耳にしたりする英語表現を紹介します。(毎週月曜日更新)

会社やプロジェクトの新人さんに、早く仕事に慣れてもらいたいときに必ず使われるのがこの表現、“bring (人) up to speed”。「(人)に必要な情報を提供する」、「(人)に状況を詳しく説明する」という意味で、“on”を伴うことが多い慣用句です。“get (人) up to speed”と、 “bring”の代わりに“get”を用いることもできます。

具体的には次のように使えるでしょう。

A:We need to bring newbies up to speed on our project as quickly as possible.
B:Yup, let’s work on it.

A:新人君たちにできるだけ早く、プロジェクトの状況を理解してもらう必要があるね。
B:そうだね、早速取りかかろう。

ぜひ使ってみてください!

 

グローバルビジネス現場の英語表現 バックナンバー

第1回 get clarity on/around
第2回 the ask
第3回 deep dive
第4回 tee up / ゴルフの話ではなくて
第5回 razor focus / 剃刀のように鋭く!
第6回 with regard to / regardingはあまり使わない?