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2023.05.18 UP

第137回 caveat / 読み方はキャビア?

第137回 caveat / 読み方はキャビア?

ネイティブが使う粋な英語表現を現場からお届け! グローバル化が進み、英語が飛び交う製薬業界。製薬会社で活躍している社内通訳者が、グローバルビジネスの現場で流行っていたり、よく耳にしたりする英語表現を紹介します。

ビジネスでよく耳にする“caveat”の意味や発音とは

グローバル会議で何かを伝えた際に、「ただし気を付けていただきたいのは~」 と最後に注意事項を補足しなければならない場面に直面したことはないでしょうか。

そんな時に使える便利な単語が “caveat”。「警告」「注意」「但し書き」といった意味があります。

会議でよく耳にするのは “The caveat is that~” というフレーズで、「気を付けていただきたいのは~」「ご留意いただきたいのは~」という意味になります。

“caveat” の発音は片仮名にすると「キャビア(-ト)」で、食べ物の「キャビア(caviar)」のようにも聞こえますが、“caveat” の発音記号は[kǽviæ̀t]、“caviar” の方は[kǽviɑ̀r]と微妙に異なっていますのでヒアリングの際は気を付けましょう(*なお、発音のされ方には複数あり、ここでは代表的なものをご紹介しています)

具体的には次のように使えるでしょう。

A:Are we allowed to use the database?
B:Yes. The caveat is that it incurs costs to use it.

A:我々はそのデータベースを使えるのでしょうか。
B:はい。ただし使用料がかかりますのでご留意ください。

“caveat”、ぜひ使ってみてください!

★前回のコラム

森田系太郎
森田系太郎Keitaro Morita

会議通訳者・翻訳者。日米の大塚製薬を経て、現在は製薬CROのシミック㈱のシニア通訳者 兼 フリーランス通翻訳者。上智大学(法学[学士])、立教大学(異文化コミュニケーション学[修士]、社会デザイン学[博士])、モントレー国際大学院(翻訳通訳[修士])卒。編著書に『環境人文学 I/II』(勉誠出版、2017年)がある。日本会議通訳者協会(JACI)理事で、JACIのホームページでコラム「製薬業界の通訳」を連載中。立教大学・兼任講師/研究員、英検1級・全国通訳案内士・国連英検特A級保持者(外務大臣賞)。 趣味は小6から続けているテニス。