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こんな学校です!

サイマル・アカデミーはアポロ月面着陸のテレビ放送で活躍した同時通訳者たちが1980年に創設して以来、第一線で活躍する多くの通訳者・翻訳者たちを育ててきている。エージェントが母体のスクールである強みを生かし、修了後はもちろん在籍中から受講生一人ひとりに合わせたキャリアカウンセリングや仕事の機会を提供している。

受講生インタビュー

通訳者養成コース 受講生 小林理沙子さん(こばやし・りさこ) 8歳から18歳までアメリカで過ごす。慶應義塾大学法学部政治学科卒。米系証券会社勤務を経て、2017年4月よりサイマル・アカデミーで通訳訓練を開始。通訳者としても活躍中。

通訳者養成コース受講生
小林理沙子
(こばやし・りさこ)

8歳から18歳までアメリカで過ごす。慶應義塾大学法学部政治学科卒。米系証券会社勤務を経て、2017年4月よりサイマル・アカデミーで通訳訓練を開始。通訳者としても活躍中。

目指すのは聞き心地のいい通訳
金融・政治の分野で活躍したい

結婚を機に外資系証券会社を退職し、通訳訓練を始めた小林理沙子さん。通訳にはもともと興味があったが、家庭と仕事の両立を考えての判断でもあったという。

サイマルの実績とブランド力に惹かれて2017年4月、サイマル・アカデミーに入学。通訳コース「通訳Ⅲ」で訓練を始めると、空き時間をすべて予習と復習に費やし、バイリンガルという自身のポテンシャルを実力に変えていった。

「細かいニュアンスを落とさず、安定して訳出できる力を身につけるため、教材を繰り返し練習しました。何もない日は1日8時間ぐらい勉強していたと思います」

その後、順調に進級を重ね、現在は最上級クラスの「会議通訳Ⅱ」に籍を置く。政治家や専門家などの記者会見や講演を教材に同時通訳演習を行い、スキルと教養の強化を図っている。

「政治の場合は専門性が高く、いろいろ注意すべき点があるので、一般的な通訳と比べると格段に難しいですね。絶対に選び間違えてはいけない言葉や、オブラートに包んで訳す方法などを教わり、とても勉強になります」

特待生に認定され専属通訳者への道を開く

小林さんは同校の「特待生制度」の認定第1号でもある。優秀な受講生にサイマルの専属通訳者になる機会を提供する制度で、18年の夏に学校から連絡を受けた。
「もちろんうれしかったですが、専属となれば片手間にはできません。でも家族が『応援する』と背中を押してくれたので、仕事に打ち込む覚悟ができました」

今はフリーの立場でサイマルから仕事を受け、IR通訳などで経験を積んでいる。「正確な訳出、素早い反応、明瞭な発声など、スキルのすべてをサイマルで学んだ気がします」と小林さん。「通訳はサービス業」という講師の教えを守り、常に「クライアントの求める通訳」を心がけている。

「専属通訳者である先生方のように、聞き心地のいい通訳を目指したいですね。サイマルは政治、経済、ビジネスなど幅広い案件を扱っているので、大学時代の専門や会社員時代の経験を生かし、金融・政治の分野で活躍できる通訳者になれればと思っています」

受講生インタビュー

翻訳者養成コース受講生 杉山一樹さん(すぎやま・かずき) 一橋大学経済学部卒、上智大学大学院外国語学研究科修士課程修了。日本証券アナリスト教会・検定会員。銀行勤務を経てサイマル・アカデミーに学び、翻訳者に。2013年よりサイマル・インターナショナルの登録翻訳者として、インハウスの校閲・翻訳(日英・英日)に従事。

翻訳者養成コース受講生
杉山一樹さん
(すぎやま・かずき)

一橋大学経済学部卒、上智大学大学院外国語学研究科修士課程修了。日本証券アナリスト教会・検定会員。銀行勤務を経てサイマル・アカデミーに学び、翻訳者に。2013年よりサイマル・インターナショナルの登録翻訳者として、インハウスの校閲・翻訳(日英・英日)に従事。

ネイティブ講師の教えが仕事に役立っています

インハウスで校閲・翻訳に携わる杉山一樹さんは、2017年10月からサイマル・アカデミーの産業翻訳「日英プロ科(行政・経営)」を受講している。翻訳者になってからサイマルに通うのは、これが2度目。「気候変動やコーポレート・ガバナンスなど広がり続ける翻訳テーマに対応するには、やはり勉強する場が必要」と語る。

前職は銀行員。業務で翻訳に携わったことがきっかけとなり、退職後の12、13年にサイマル・アカデミーで英日・日英翻訳を学び、翻訳者となった。IR翻訳などを経て、現在の仕事に就いたのは13年秋のこと。当初は「怖いもの知らず」だったが、日英の校閲や翻訳を数多くこなすうちに、英文のクオリティーを一層磨く必要性を感じたという。

「英語の表現力や知識は、どう逆立ちしてもネイティブには敵いません。でもプロである以上、少しでもネイティブに近い自然な英文を書きたい、そこで日英翻訳を再度受講することにしました」

辞書でわからないことも授業に出れば解決

授業では、官公庁の白書や株主レポートの英訳、英字新聞・雑誌のリーディング(および英文サマリー作成)、インクラス・トランスレーションという3つの課題に取り組む。リーディング課題となる高級英字紙からの記事は「辞書を調べてどうにかなるレベルではない」というほど難解な文章も。だが、現役翻訳者であるネイティブ講師が細やかに解説してくれるため、「ネイティブの修辞や思考を理解でき、非常に勉強になる」という。

翻訳実務へのフィードバックも学びの宝庫。とりわけ「仕事に役立っている」と感じるのは、単複・前置詞の扱いや冠詞の使い分けだ。
「『ここはなぜこうか』という解説をよく聞いた上で、自分の訳と添削訳をエクセルに入力し、用例集として使っています。貴重な資産です」

講師の言葉へのこだわりには「感服するばかり」と杉山さん。自分も負けてはいられない。
「英文を磨く努力をやめたら、翻訳者として失格です。勉強を続け、ネイティブとのギャップを少しでも埋めていきたいですね」