こんな学校です!

拡大を続ける映像翻訳者の事業領域を踏まえた、未経験からでもプロになれる効率的なカリキュラムが特徴。字幕・吹き替え(リップシンク・ボイスオーバー)といった手法ごとのスキルはもちろん、プロに不可欠なビジネスセンスも備えた、優秀な人材を多数輩出している。’08年にはロサンゼルス校を開校。また’10年には、東京校に日英映像翻訳科を設置。その後海外向けPRの手法を学ぶ「GCAI」、訪日・在留外国人向けの日本語スクール「JLMI」を開校した。

修了生インタビュー

英日映像翻訳科
修了生
安井理津子さん
(やすい・りつこ)

大学卒業後、機器メーカーで海外営業事務の業務に従事する傍ら、2015年より日本映像翻訳アカデミー(JVTA)で映像翻訳を学ぶ。英日映像翻訳科「実践コース」修了後、トライアル、OJTを経てプロデビューを果たす。現在は、会社員との兼業で英日映像翻訳者として活躍している。

JVTAで学び、仕事をする中で「6つの資質」の大切さを実感しています

気に入ったセリフを書き溜めるほどの映画好きで、映像翻訳の仕事にも憧れを持っていた安井理津子さん。しかし初めは、海外経験がないこともあり、活躍中のプロフェッショナルの華々しい経歴を見て、映像翻訳の世界に飛び込むことにためらいもあったそう。そこで、日本映像翻訳アカデミー(JVTA)のオープンスクールで字幕翻訳レッスンなどを体験。「やっぱり、やってみたい」という気持ちで入学を決めた。

受講した英日映像翻訳科「総合コースⅠ・Ⅱ」、「実践コース」では、多様なジャンルの作品を素材に、字幕翻訳や吹き替え翻訳の演習に取り組みながら、映像翻訳のスキルを身につけた。コースが進むにつれ、映像翻訳には語学力以外の資質も必要だとわかった。

「語学力はもちろんですが、そのほか翻訳力、コンテンツ解釈力、日本語表現力、取材・調査力、ビジネス対応力など、映像翻訳に必要な資質がたくさんあることがわかりました。JVTAで学んで、映像翻訳の奥深さに驚くとともに、入学前に抱えていた英語力に対する不安も払拭されて、いい意味で開き直ることができました」

訳に迷った時はスクールの教えに立ち返る

通学期間の1年半は、仕事を終えてから授業へ出席。授業後にもクラスメートと自主勉強会を開くなど、ハードなスケジュールをこなした。それでも同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨した日々は充実感があり、とにかく楽しかったという。

「実践コース」修了後は、トライアルに合格し、メディア・トランスレーション・センター(MTC)のOJTを経てプロデビューを果たした。兼業翻訳者になって1年が過ぎたところ。これまで、初仕事となったミュージカルの台本翻訳をはじめ、ショートムービー、ネット配信ドラマ、ドキュメンタリーなどの字幕翻訳を手がけた。プロになって改めて思うのは、JVTAで教わった「6つの資質」の大切さだ。

「どのように訳そうかと迷った時には、いつもスクール時代に立ち返ります。作り手が伝えたいことは何なのか、それが視聴者に正しく伝わる訳になっているかを意識すること。私が映像翻訳者として仕事をする上で、この教えが拠りどころになっています」

講師インタビュー

e_Jessi_sensei

英日映像翻訳科
桜井徹二先生
(さくらい・てつじ)

JVTAの映像翻訳ディレクターとして、MTVやBBCのドラマ、ドキュメンタリー、リアリティ番組やMOOC(大規模オンライン公開講座)用字幕などを手がける。JVTA本科のほか、明星大学、青山学院大学などの教育機関でも講師を務める。『字幕翻訳とは何か 1枚の字幕に込められた技能と理論』(日本映像翻訳アカデミー)の執筆にも参加。

‟字幕は1秒4文字まで”
翻訳のルールには必ず‟背景”があります

英日映像翻訳科「総合コース・Ⅰ」は、初心者の方が、映像翻訳の基本的知識とスキルを習得するためのコースです。映画やドラマ、ドキュメンタリーなどさまざまなジャンルの作品に触れながら、字幕/吹き替え翻訳のルールの習得や演習を行います。

当校のカリキュラムの特徴の一つは、課題作品に毎回異なるジャンルの映像素材を用いること。多様な手法・幅広いジャンルの演習に取り組むことで、どんな素材にも対応できる基礎力を培うことを目指しています。

字幕にしても吹き替えにしても、映像翻訳には「(字幕は)1秒あたりおよそ4文字まで」「字幕1枚につき2行まで」といったルールがあります。これらのルールは、簡単に言えば、「視聴者が見やすいように、楽しめるように」という理由からできた決まりごとです。私の授業では、なぜそのようなルールができたのか、背景や理由をきちんと説明するようにしています。

ルール一つを覚えるのにも、その理由がわかると、応用力もつくものです。「総合コース・Ⅱ」「実践コース」へ進み、例外に遭遇した時も、何を優先すればいいのかを判断できるようになるでしょう。

理論がわかれば体系的・効果的に学ぶことができる

翻訳の良し悪しは、センスや経験という漠然としたものに左右されると言われてきました。しかし、映像翻訳の技法を研究・分析することで、優れた翻訳とはどういうものか、理論的に説明することは可能です。

これからの学習者は、その理論がわかれば、より体系的・効果的に映像翻訳のスキルを身につけることができるでしょう。当校刊の『字幕翻訳とは何か 1枚の字幕に込められた技能と理論』(Kindleストア・Kindleアプリで購入可)では、字幕翻訳の理論とルールをわかりやすく解説していますので、ぜひ熟読して、上達のヒントにしていただきたいと思います。映像翻訳の世界に興味のある方は、気軽にJVTAに来て、体験レッスンを受けてみてください。