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こんな学校です!

通訳・翻訳サービス、コンベンション、人材派遣・紹介で屈指の実績を誇るISSグループの通訳者・翻訳者養成スクール。現役の通訳者・翻訳者が講師を務め、言語運用能力と通訳スキルの向上だけでなく、通訳者としての現場対応力(仕事力)の習得も重視したプロフェッショナル養成カリキュラムで、真のプロを多数、養成・輩出してきた実績を持つ。ISSグループのトータルキャリアサポートで、受講生の支援体制も万全だ。

講師インタビュー

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プロ通訳養成科1(東京校)、本科3(横浜校)
白仁文枝先生
(しらに・ふみえ)

上智大学文学部卒。イギリス留学後大使館に勤務。通訳・翻訳業務を多くこなしていたことをきっかけに、大使館退職後、フリーランスの通訳・翻訳者として稼働。自身もISS出身。

明確な目標設定で着実にステップアップしながら
現場重視の理解力、聴解力、即応力を身につける

「プロ通訳養成科1」は英語の基礎力を持つ受講生が実践的な訓練を受けるクラスです。通訳訓練ではテーマの背景知識を十分に習得している事が条件ですから、受講生には仕事の現場に行くという緊張感を持って、予習をしてくるように促しています。授業中、受講生には厳しいコメントをしますが、これを力に換えて伸びてほしいです。それが授業に出るメリットです。

教材は長さ10分前後。普段の生活ではあまり触れない専門性のあるテーマを扱います。初回は文化的テーマ、その後社会問題、医療、経済、財政、法律、気象や環境、情報通信などを網羅します。

例えば今学期は、医療では西日本豪雨災害で感染が懸念された破傷風、軍事・防衛ではイージス・アショアの導入問題、国際関係ではイラン核合意からの米離脱など最新のテーマを取り上げます。

日英クラスでは、ワンパラグラフ(7~8行)を聴いて、70%以上の内容を正確に質の高い英語で訳すのが到達目標です。そのためには、英語、日本語を柔軟に操れる力はもちろん、理解力、聴解力、即応力も必要になってきます。現場に出たらどれが欠けても厳しいので、こうした力を総合的に身につけていただくのがこのクラスです。

通訳者として何をすべきかプロの目線でアドバイス

このクラスで学ぶ方には、話者がこの言葉を使うことでどのような気持ちを表したいのか、そうしたニュアンスや発言の行間を汲み取るところまで踏み込んでほしいと思いますし、また、そうした指導を心がけています。通訳者は話者の分身になれるかどうかが大切で、それができたとき、あたかも通訳が存在せず、直接コミュニケーションをしているように感じてくだされば、責任を果たしたということになります。

通訳を目指す方は目標を高く設定し、予習のための情報はインターネットだけで済ませず、できるだけ関連書を読む、これがとても重要です。

実際、通訳者になったら、例えば30分の仕事でも100時間以上、下調べや膨大な資料を読まなくてはいけない場合もあります。そうしたときに、読解力があることが鍵となります。プロ通訳養成科で学ぶのですから、そうした力も培ってほしいと思います。

受講生インタビュー

「英語通訳者養成コース」
寺内愛さん
(てらうち・あい)

1985年生まれ、千葉の県立高校卒業後、オーストラリアに1年間、ワーキングホリデービザで滞在しながらツアーガイドとして活動。ISSインスティテュートでは「本科1」からスタートし、2018年10月から「プロ通訳養成科1」に在籍中。

知識、テクニック、現場対応力を身につけて
クラスメイトと切磋琢磨しながらお金をもらえる通訳に

オーストラリアで1年間、ツアーガイドの仕事していた寺内愛さんは、日本人客へのガイドが多かったことから、より英語力を上げたいという気持ちでISSへ通い始めた。
「元々英語を使って仕事をしたい、という気持ちはずっとありました。そこで、もっと力をつけるために通訳学校に行こうと思い立ち、クラスの雰囲気や教務の方の対応も良かったISSに決めました」

寺内さんが現在、在籍している「プロ通訳養成科1」のクラスは、日英と英日の授業を1週間ごとに交互に行う。英日では毎回、単語テストがあり、「本科3」までは紙に書いていたが、「プロ科」では現場対応力の養成も兼ねたクイックレスポンス形式だ。ここでは実践力重視で、単語テストも訳出も即応力が求められる。

「毎回、『TREND』という辞書から出される単語テストは200~300個。2週間で換算すると毎日10~20個覚えるので大変ですが、私は知らない単語が出てくるとフリーズして他の能力がすべて落ちてしまうので、語彙力・知識を増やすいい機会だと思っています。また、結果はクラス全員の前で点数を発表されるので、必死に頑張っています」

やるからには何年かかっても一番の高みを目指したい

「お金をもらえる訳出ができること」がプロ科の目標だが、そのための勉強は、それぞれ仕事や家庭を持つ受講生にとってかなりの負担に違いない。そんな中、モチベーションになっているのが、先生の言葉とクラスメイトの存在だ。

「毎回、生徒は先生から個別でコメントをもらっています。苦手なところをズバリ指摘されて落ち込むこともありますが、『ここはちゃんとできているから』と、自分では気づかないところを見てくださるのは励みになります。ほかにも、ISSにはクラス単位のメーリングシステムがあり、そこで落ち込んだ時に励まし合ったり、情報を共有したりと、クラスメイトにもすごく助けられています」

現在、外国人付きの秘書として働く寺内さんは、チームで働くのが好きなこともあり社内通訳の道も考えている。
「ただ、やるからには、フリーで活躍できるだけのレベルを身につけたいので、何年かかるかわかりませんが一番の高みを目指したいですね」