こんな学校です!

第一線で活躍中の映像翻訳者や東北新社スタッフによる実践指導と、特別トレーニングが特徴。多くの修了生が、映画や海外TVドラマシリーズ、ドキュメンタリー番組をはじめ、翻訳者としてさまざまなジャンルで活躍している。

修了生インタビュー

「映像翻訳科」
修了生
五十嵐薫さん
(いがらし・かおる)

明治大学文学部卒。ウェブサイト制作に従事後、英国留学。2015年に映像テクノアカデミアに入学、在学時より翻訳の仕事を始める。2018年に字幕、吹替のトライアルに合格。主な作品に『search/サーチ』(吹替)、『となりのサインフェルド』(字幕)、『ミステリーゾーン』(字幕)、ヒストリーチャンネル、ナショナルジオグラフィックのドキュメンタリー(字幕)など。

トップクリエイターの現役講師がプロへの道を全力サポート

海外ドラマに関わる仕事がしたかったという五十嵐薫さんが、映像テクノアカデミアに入学したのは3年前。好きなドラマのほとんどを東北新社が手がけていたことを知り、体験クラスを受講した。

「経験を積んだプロの先生の指導を身をもって知り、その時の体験クラスの先生に惚れ込んでしまいました(笑)。ここに入れば好きなドラマの仕事ができるだろうと、自分の将来像を具体的にイメージすることができました」

入学後は、Basic Classから順調に学びを進め、3年目のGraduate Class在学中に字幕のトライアル試験に合格した五十嵐さん。

「ただ、最初のトライアルでは不合格の結果で終わりました。 先生方には『授業を漫然と受けるな』とよく言われていましたが、褒めていただくことが多くあって、どこかで調子に乗っていたのだと反省しました」

しかしそこからの行動は早かった。翌日にはトライアル合格者の先輩に連絡して答案を見てもらい、勉強法を相談。授業では「自分の弱点が何なのかを突き詰めて分析し、どうしたら改善できるかに猛然と取り組んだ」結果、字幕は2回目、吹き替えは3回目の試験で合格。これは、合格率の厳しい同校のトライアル試験では快挙と言える。

異なるスタイルの課題に取り組むことでたくさんの気づきに出会いました

映像翻訳科の授業は、1、2年目は毎週異なる講師が担当し、3年目は担任制となって1本の作品に半年間じっくり取り組むスタイル。
「最初の2年間で本当にさまざまなジャンルの課題をいただいたので、楽しいだけでなく、得意、不得意もわかってきました。反対に、3年目は同じ先生に教わるので、自分でも気づかなかった強みや弱点を指摘していただける。とてもいいカリキュラムだと思いました」

講師は、業界の第一線で活躍している人ばかり。添削もクラス全員の課題に赤入れがあり、忙しい本職の合間を縫って行われる指導に感動したという。
「普通ではお話もできないような先生にも、ここでは気さくに相談に乗っていただけました。また、先生方とお話する中で、ストーリーの背景やドラマを理解する上で人間力が土台として必要なのだと気づきました」

今ではドキュメンタリーの字幕やドラマ、アニメの吹き替えなどを手がけている五十嵐さん。スクールでの学びを生かし、着実にキャリアを積み重ねている。

受講生インタビュー

「映像翻訳科」
Graduate Class
受講生
武田直美さん
(たけだ・なおみ)

幼少時より父親の影響で洋画に親しみ、字幕・吹き替え翻訳の成り立ちに興味を持つ。2007年の大学4年次、映画制作研究ゼミにて卒業論文を執筆。2016年4月、映像テクノアカデミアのBasic Class受講開始。2018年4月、東北新社外画制作事業部字幕課へ所属。同年12月現在、Graduate Classを受講中。翌2019年4月実施のトライアル試験合格を目指している。


プロになるための登竜門、トライアル制度で

本格的なプロデビューを目指して

「子どもの頃から、父と一緒に洋画を観るのが好きでした」と語る武田直美さん。

その頃の印象に残っているのは『Back to the Future』で、子供心に科学者が本名とは違う「ドク」という名前で呼ばれていたのが不思議だった。
「思い返せば、あれが映像翻訳に興味を持ったきっかけだったかなと思います」

社会人になってしばらく経ったある日、テレビで観た映画に「やっぱり映像翻訳っておもしろい」という気持ちが再燃。すぐにエンドテロップに出ていた「東北新社」を調べ、映像テクノアカデミアを知った。
「とにかくやってみたい!という気持ちで飛び込みました」

1年目に手書きで基本的なルールを覚え、2年目は字幕を画面に表示させる専用ソフトを使用するなどして演習を重ねた。Graduate Classになると今まで教わったことを基軸に、半年かけて1つの作品に取り組んだ。

「これまでの課題は長編作品の1シーン程度だったのが、今度は丸々1本。最初のセリフが後で効いてくるような物語の伏線など、全編をきちんと理解してから訳さないと辻褄が合わなくなってしまいます。また、登場人物らの口調やキャラクターがブレたり、漢字や数字の表記がバラバラになってもいけない。気を付けるポイントが沢山ありました」

字幕課の仕事を通して俯瞰して見る目を養った

そんな武田さんはGraduate Classに上がる少し前、たまたま募集のあった東北新社外画制作事業部字幕課の社員募集に応募したところ、難関をくぐり抜けて見事合格。現在は同クラスに在籍しながら字幕課の仕事に携わっている。

「演出という翻訳をチェックする仕事をしていますが、翻訳の誤りだけではなく、作品の統一感も見るようになり、自分の作った字幕でも俯瞰的に見る力がつきました」

今後は、字幕課の先輩たちのように、演出の仕事をしながら翻訳の仕事に携わりたい。さらには字幕と吹き替えの両方をやってみたい、とも考えている。
「そのためにも、まずはトライアル合格を目標に、この4月に字幕、吹き替え、ボイスオーバーという3つのトライアル試験を受ける予定です。それぞれ1週間の猶予が与えられるので、約1か月間、精神を研ぎ澄ませて頑張ります」