翻訳支援ツール「SDL Trados Studio 2021」がついにリリース

産業翻訳,その他2020.08.13

 

世界で27万人以上の翻訳者に利用されている代表的な総合型翻訳支援ツールSDL Trados Studio。

この度、ついに最新版である「SDL Trados Studio 2021」がリリースされた。

さまざまな新機能が実装されたが、特に今回注目すべき点は、「SDL Trados Live」だ。SDL Trados Liveは新しいSDLの翻訳生産性向上クラウド。SDL Trados Studioとシームレスに連携し、どこでも自由に翻訳作業が可能になる環境が実現した。具体的には例えば、どの端末(PC、タブレット、スマートフォン)からでも作業が可能に。また、データがクラウド上にあり、各端末にファイルを移動(ダウンロード)する必要がないので、デバイスへの負荷がその分かからない。もちろん、クラウド上のデータはセキュアに保存される。
(*Trados Liveには個人で利用する「Trados Live Essential」とチームで利用する「Trados Live Team」の2つのエディションがある。Trados Studio 2021を購入すると1ライセンスにつきTrados Live Essentialが1アカウント付属するかたちでの販売。Trados Live Essentialは1年間無料で使用することが可能)。

そのほかにも、さらなる生産性の向上、スムースかつスピーディにSDL Trados Studioの機能をまとめるパーソナライズ化など、翻訳業務における効率化に寄与する機能がさらに充実しているという。

詳しくはSDLジャパンのSDL Trados Studio 2021の「紹介ページ」で確認してほしい。

クラウド「Trados Live」のことがより良くわかるブログもあるので、気になった方は見てみてほしい。
「Trados Studio 2021のご紹介 ~クラウドが登場!~」

また、Trados Live Teamに関連したウェビナーも開催予定。
8/20 日本語ウェブセミナー:SDLのクラウド翻訳ソリューション「Trados Live Team」とは

8/25 日本語ウェブセミナー:「Trados Live Team」を使って業務の課題を解決する