翻訳実務の実績ある翻訳会社が
母体の翻訳スクール

産業翻訳で50年以上の実績を誇る㈱サン・フレアが運営する、産業翻訳者をめざすすべての人のニーズに応えるサン・フレアアカデミー。翻訳実務で培われた豊富なノウハウと現場のニーズを反映したカリキュラムにより、産業翻訳業界を担う優秀な翻訳者を輩出しているスクールだ。「医学・薬学」「IT・通信」「金融・経済」「法務・契約書」「特許明細書」など、さまざまなジャンルをカバーした講座はレベル別に分かれており、初級者から上級者まで幅広く対応。徹底した少人数制のもと、現役プロの翻訳者が受講生一人ひとりの個性に合わせたきめ細やかな指導を行う。通学科は年4回(4月・7月・10月・1月)開講し、午前/午後/夜間の3つの時間帯から選択できる(通学科は2021年8月現在オンラインにて開講)。通学科と同じテキストを使用した通信科は、随時受講可能で、充実した内容の学習機会を提供している。

ワンデーセミナーを開催するなど
レベルアップの機会を提供

ワンデーセミナーのラインアップも充実。講座修了後も学びの機会が欲しい人や通信科受講生に人気がある。通学(オンライン)・通信・セミナーから学習方法を組み合わせてレベルアップを図ることができ、学習の環境が整っている。随時、無料講座説明会や体験授業を開催しており、個別相談にも応じてくれるので、興味がある人はぜひ参加してみよう。


講師×スクールスタッフ 対談インタビュー

 

産業翻訳で需要が高い医学・薬学分野を未経験者でも
体系的に学ぶことができる「医学・薬学」講座

医学・薬学の知識がなくても
段階を踏んで学べるカリキュラム

中川正和さん(以下、中川):サン・フレアアカデミーには、産業翻訳で需要が高い医学・薬学(ライフサイエンス)分野に特化した講座があります。渡辺先生は中級・上級講座「医学・薬学」、短期講座「医学・薬学プレ上級」を担当されていますが、どのようなことを教えていらっしゃいますか?

渡辺理恵子先生(以下、渡辺):医学・薬学翻訳には、翻訳対象に関する背景や専門用語の知識が欠かせません。私の講座では、医学・薬学の基本的な専門用語や専門知識、必要な背景知識、調査方法、訳文の練り方や訳し方のコツ、英語慣用表現などを教えています。また、訳し方の根拠を確認するために、サン・フレアアカデミーで作成されているテキスト以外に『がん用語解説集』や『内科学』など専門書を活用しています。テキスト内の学術論文で学習したことを応用して訳文を仕上げる練習をしたり、より深い知識を習得したりするため、サブ教材としてほかの学術論文を授業で使うこともあります。

中川:当校にお問い合せをくださる方の中には、医学・薬学の知識がなくても受講できるのか不安に思う方もいます。医学・薬学未経験者でも学べるようカリキュラムを組み立てていますが、渡辺先生はどのようにお考えでしょうか。

渡辺:受講生には医療や治験関連業務の経験者もいらっしゃいますが、いちばん多いのは高い英語力を使って仕事がしたいという希望に加えて、医学・薬学分野に興味があるという方です。私自身も大学で医学・薬学を専攻したわけではなく、社会人になってから医薬翻訳を学びました。中川さんがおっしゃるとおり、サン・フレアアカデミーでは段階を踏んで学べるよう、初級、中級、上級とカリキュラムが体系的に構築されていますので、学習開始時点で専門知識がないことはそれほど気にしなくてもよいと思います。

中川:スクールスタッフである私から見ても文系出身の方が本コースで学習し、プロの翻訳者になられている方は数多くいます。では、プロとして活躍するためにはどのようなことが必要なのでしょうか?

渡辺:翻訳の3大要素と言われている①原文理解力、②訳文表現力、③専門知識・調査力を意識して翻訳のスキルアップを心がけることです。また、実務翻訳者は「正確に訳すこと」を最優先にする必要があります。原文筆者の意図を忠実に表現するために、意訳はできるだけ避けなければなりません。それから医薬翻訳では「調べ物」を徹底することも大切です。専門用語などを充分調べ、専門家が訳文を読んだときに不自然だと感じない文章に仕上げることが求められますので、授業でも具体例を挙げて説明します。例えば「toler- ance」は免疫学では「寛容」と訳しますが、薬剤などによる治療に対して「耐えられる能力」を意味するときは「耐容性」や「忍容性」と訳します。さらに翻訳の商品性を意識し、ケアレスミスのないよう充分に見直しをすることを強調しています。

サン・フレアの講座で使用されているテキスト。各講座において学ぶべきことがテキストとしてまとめられており、体系的に翻訳スキルを習得することができる。通学(オンライン)・通信講座どちらも共通で使用されている。

医学・薬学翻訳に向いている
人はどんな人なのか

中川:コロナ禍で、医学・薬学翻訳に変化はあったと感じていらっしゃいますか?

渡辺:レムデシビルなど新型コロナウイルス感染症の治療薬に関する医学論文の翻訳や抄録作成が急増しました。そのほか、「遺伝子」「医療機器」「新薬開発」の分野も需要が高くなっていると実感しています。

中川:なるほど、世相を反映していますね。コロナ禍を経て、医学・薬学翻訳で今後どんな翻訳者が求められると思いますか?

渡辺:企業内に語学力の高い人がいるにもかかわらず、外注費を払って翻訳を依頼するのですから訳文のクオリティが高いことは大前提。その上でビジネスマナーを心得ている方、クライアントに高い満足度を与えられる仕事ができる方が求められていると感じています。具体的には、円滑なコミュニケーションができること、納期を厳守すること、フィードバックを素直に受け止めて次回に生かせることです。また、クライアントから過去案件などの配布資料が配付されている場合は、その資料に合わせた訳文に仕上げることが大切です。その上で、丁寧で的確な訳者注を書くと感謝されます。

中川:では最後に、医学・薬学翻訳に向いている人はどんな人か教えてください。

渡辺:まずは英語が好きであること、医学・薬学分野に対して興味があること。そして調べ物が好きで向学心が高いこと、緻密な作業が苦にならないことなどです。人命に関わる仕事であることを認識し、使命感をもって臨む心構えも重要です。簡単な単語もないがしろにせず、こまめに辞書にあたってほしいですね。翻訳力は手間と時間の積み重ねに比例するもの。地道な努力を根気よく続け、あせらず着実に翻訳スキルに磨きをかけていただきたいです。

中川:翻訳技術の習得は一朝一夕で成し遂げられるものではないということですね。ありがとうございます。当校では学習からプロの翻訳者として活躍いただける場まで一貫して提供していますので、安心して学習を開始していただければと思います。


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