サイマル・アカデミー

こんな学校です!

サイマル・アカデミーはアポロ月面着陸のテレビ放送で活躍した同時通訳者たちが1980年に創設して以来、第一線で活躍する多くの通訳者・翻訳者たちを育ててきている。エージェントが母体のスクールである強みを生かし、修了後はもちろん在籍中から受講生一人ひとりに合わせたキャリアカウンセリングや仕事の機会を提供している。

修了生インタビュー

野間口さん

通訳者養成コース修了生
野間口蓮海さん
(のまぐち・はすみ)

東京外国語大学卒業後、企業で翻訳と通訳に携わる。2015年よりサイマル・アカデミーで通訳訓練を始め、18年に「会議通訳Ⅱ」修了。サイマル・ビジネスコミュニケーションズの技能契約社員として社内通訳に従事した後、サイマル・インターナショナルの専属通訳者に。

「技能契約社員」として経験を積み、サイマルの専属通訳者になることができた

キャリアの転機は社会人1年目、早々に訪れた。翻訳職として新卒採用されたはずが、会社の要請で通訳も兼務することに。だが、初めて経験する通訳は苦戦続き。先輩社員に相談すると、サイマルのインターネット講座「基礎からはじめる通訳トレーニング」を薦められた。

「メモ取りと訳出の基礎的なスキルを学べただけでなく、2回の添削指導でどこを改善すべきかも指摘していただきました。想像以上の成果があったので、迷いなく通学を決めました」

通訳コース「通訳Ⅰ」では、シャドーイングや要約、リテンションなどの基礎訓練に励む。「通訳Ⅱ」に進むと、メモ取りとリテンションの配分を徐々につかみ、より適切な表現や構文を使って訳出できるようにもなった。

「先生の的確なアドバイスのおかげで、逐次通訳の基礎を固めることができたと思います。あるとき、先生が同時通訳のデモを披露してくださり、『こんな完璧な通訳ができるようになりたい』と強く思ったことが、その後の支えになりました」

講師の助言を意識し、毎日復習して弱点を克服

着実に進級を重ねたが、卒業目前の会議通訳コース「会議通訳Ⅱ」が「一番苦しかった」と振り返る。日→英の同時通訳演習では、講師から「話者に無理に追いつこうとして、発音や抑揚、区切りが乱れている」と何度も指摘された。

「『自分がスピーカーになったつもりで』という先生のアドバイスを意識し、自分の言葉で語るように訳出できるよう、教材を使って何度も復習しました。そんな勉強を毎日、短時間でも続けたことで、壁を乗り越えられたのだと思います」

卒業後には「技能契約社員制度」を利用してサイマル・ビジネスコミュニケーションズの技能契約社員となり、派遣先の企業で社内通訳に従事。「派遣契約期間外でも毎月の固定給が保証されているので、安心感があった」という。そうして実践力を磨き、ついにはサイマル・インターナショナルの専属通訳者に。

「お客様の目的達成に貢献できる通訳者でありたいですね。訓練中の方にアドバイスするなら、もし心が折れそうになったら『通訳者になりたい』と思った初心をぜひ思い出して、と伝えたいですね」

受講生インタビュー

遠藤さん

翻訳者養成コース受講生
遠藤史子さん
(えんどう・ふみこ)

大学卒業後、会社勤務を経て米国留学し、MBA習得。帰国後、外資系企業数社に勤務し、50代直前に退職。2019年4月よりサイマル・アカデミーにて翻訳を学んでいる。産業翻訳・英日本科、同・日英本科を修了し、英日プロ科と日英プロ科のオンラインクラスを受講中。

翻訳者の「あるべき姿」を素晴らしい先生方から教わっています

家族をサポートするため、遠藤史子さんは50歳目前で会社員生活に一区切りをつけた。外資系企業への転職を重ね、最終的なポジションは部長職。それだけのキャリアがあっても、50代半ばに再就職を試みると「年齢」が壁になった。

その苦い経験から、「キャリアを生かせて、定年がなく、知的好奇心も満たされる」翻訳に挑戦することに。英語力強化のため大学時代に通っていたサイマルの門をふたたび叩き、産業翻訳・英日本科から翻訳学習をスタートした。

課題は、グローバル企業創業者に関する英字経済誌記事、その企業のアニュアルレポート、そして米国大統領経済報告。歯ごたえのある英文を通して、重要な単語の意味や用例、英文のルール、リサーチ術を学びながら、内容を正確に理解して訳す演習を重ねた。

「まず特定の企業を知り、次にその企業の経営内容に踏み込み、最後に国の経済を理解する。そんな一貫性のある教材がとてもよかったです。学習内容が深く、新たな発見もあり、楽しく手応えも感じられる授業でした」

オンラインクラスの利便性を実感

英日プロ科に進むと、「翻訳業をめざすには、英日と日英の双方向で力を養う必要がある」との考えから、日英本科を並行受講。ネイティブ講師の指導のもと、英語の自然な言い回しや表現のバリエーションを学んだ。現在は英日プロ科と日英プロ科のオンラインクラスを受講し、その利便性を享受しながら勉強に勤しんでいる。

「通学にかける時間や、授業と授業の間の待機時間が無くなった分、時間を有効に使えます。授業中に何か調べたくなったとき、自宅だとパソコンや辞書など手段が豊富なのもいいですね」

勉強だけでなく、アメリカの翻訳会社からチェッカー(英日)の仕事を受注し、実務経験も積んでいる。めざすレベルに達するには「あと数年はかかる」と慎重だが、不安は感じていない。

「素晴らしい先生方から、翻訳者としてあるべき姿を教えていただき、言葉の使い方について改めて考える機会を多くいただいています。教わったことをしっかり消化して、質のいい訳文を提供できる翻訳者をめざしたいと思っています」