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翻訳事業部
ベンダーマネージメント課
マネージャー
菊地大悟さん

(株)十印は1963年に創立し、今年で創業58年。翻訳をはじめ、ローカリゼーション、トランスクリエーション、機械翻訳ツールの販売など、言語コミュニケーションに関わる多様なサービスを提供している。2019年には、ディスクロージャー・IR関連物の制作・翻訳・コンサルティングで業界トップクラスのシェアを持つ宝印刷㈱のグループ会社となった。また2020年には通訳・翻訳などのサービスを提供するサイマル・インターナショナルも同じTAKARA&COMPANYグループとなり、グループ一体となって通訳・翻訳の基盤を固めている。
東京本社のほか、米国、中国、韓国などに海外に拠点を持ち、海外の顧客との直接取引も多い。登録翻訳者数は約3000名。東京本社には20名の翻訳者とリンギストが常駐し、多分野・多言語で高品質なサービスを提供する。取り扱い言語は英日・日英をはじめ40カ国語以上で、近年は英→中、英→韓など日本語を介さないアジア言語・欧州言語への翻訳と、日→中などの翻訳案件も多い。
案件のうち、最も多くの割合を占めているのはIT分野の翻訳。ローカライズの実績が多い同社では、近年映像を含むエンターテイメント分野の依頼が急増しており、字幕以外のPR資料や作品のあらすじなど、映像に付随する情報の翻訳需要が高まっているという。
「お取引のある会社は、その分野で一流の企業ばかりです。翻訳者の方もお客様との会議に参加していただいたり、企業のイベントなどに出席するという機会もあるので、有名企業と一緒にプロジェクトを進めるやりがいと楽しみを実感していただけると思います。チームの一員としてプロジェクトにあたっていただける方を歓迎します」

多様な分野で翻訳者を募集
特にIT・エンタメ

現在、フリーランス翻訳者・派遣翻訳者を全分野にわたって募集している。特にIT、映像系エンターテイメントで人材が不足しているという。IT分野では、Webサイトやアプリなど、一般ユーザーの目に触れるコンテンツの翻訳依頼が増えていることから、企業の意図を汲んで訳に反映する、マーケティング的なスキルのある翻訳者を特に求めている。
「翻訳支援ツールを使用する案件が多く、企業が用意したツールやシステムを利用して翻訳を行う場合もあるので、ツール使用に抵抗がないことが必須となっています。また、弊社では機械翻訳も取り入れていますので、機械翻訳後の訳文を編集・修正するポストエディットの仕事にも対応できる方も歓迎します」
加えて、同社ではリンギストという翻訳の品質管理・チェック業務を担当する人材も募集中だ。従来のチェッカーの仕事に加え、スタイルガイド・用語集の整備や翻訳者へのフィードバックなどを行い、翻訳の品質を向上させる役割を担う。
順調に事業を拡大してきた同社は、細分化する顧客のニーズに応えるため、優秀な人材を広く求めている。