
自動翻訳で教科書を多言語表示するサービスが開始
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自動翻訳で教科書を多言語表示するサービスが開始
小・中学校の全6教科を10言語で読むことが可能に
株式会社新興出版社啓林館は、2021年4月より啓林館の小学校教科書(算数、理科、生活、英語)と中学校教科書(数学、理科)を多言語で表示できる「Keirinkanマルチリンガル教科書」の販売を新興出版社啓林館・文研出版WEBショップで開始する。
教科書の多言語表示のために用いられるのは、株式会社モリサワの「Catalog Pocket(カタログポケット)」というアプリ・WEBサービス。ガイドブックやフリーペーペーなどのコンテンツを自動翻訳によって多言語で表示することができ、全国170以上の自治体で情報配信に活用されている。
同サービスでは国内で多数の企業・団体に採用されている翻訳エンジンが使用されており、対応言語は日本語、英語、韓国語、中国語繁体字、中国語簡体字、タイ語、ポルトガル語、スペイン語、インドネシア語、ベトナム語の全10言語。ベトナム語以外は音声読み上げ機能もついていて、文字の拡大も簡単に行えるため、さまざまな発達段階にある子どもたちに対応しやすくなっている。
利用方法は、WEBショップでマルチリンガル教科書を購入すると発行されるID・パスワードを、「Catalog Pocket」のサイトにアクセス(もしくはアプリを利用)して入力するというもの。スマートフォンやタブレット、PCで教科書を閲覧することができる。
●Keirinkanマルチリンガル教科書
https://www.shinko-keirin.co.jp/keirinkan/chu/text_2021/multilingual/
●カタログポケット
http://catapoke.com
■詳細 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000032562.html