第37回 電子書籍のいいところ

■第36回ウルトラショート翻訳課題の講評

<課題文>

Sebeck glared at him. “Have I stepped through a fucking time machine? Was I asleep for the last decade or something?”

<解説>

文章自体はそんなに難しくありませんが、glareしているセベックの台詞の勢いがうまく出せるかどうかが勝負。まずglareですが、

1. To look intently and fixedly:
Synonyms: eye, gape, gaze, ogle, peer, glare, stare, goggle.
2. To stare fixedly and angrily:
Synonyms: glare, scowl, glower.

という意味です。ここではちょっと切れている感じですから、「目を怒らして憎悪をあらわしている」といった印象。at himがついていますから、「にらみつけた」とか「ねめつけた」とか、あるいは「声を怒らせてにらんだ」とかもありかな。台詞ですが「fxxking」が出てきますが、単なる強勢。タイムマシ(ー)ンはそのままで分かりますよね。昔タイムトンネルとかTV番組がありましたが、それでstep through。「タイムマシンに乗ったとでも言いたいのか?」とか。後半はSF映画によく出てくるコールドスリープ(冷凍睡眠)みたいなイメージ。(まあ別に眠り姫でもいいですが(^-^;)恒星間飛行を行う宇宙飛行士とかがよくカプセルに入ってますよね。エイリアンのオープニングとか。(そういえばプレデターの新作もありますね。) or somethingは、「~か何か、とかどうとか」という意味で、内容に対するあいまいな付け足しに用いられます。ですから、「ここ十年くらい寝たままだったとか?」みたいなノリです。というわけで、今回の判断基準はうまくこの辺の勢いが訳せているかどうかです。ではコメントです。

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