第48回 ユニークな資産管理本ほかとっておき3冊


41.
リッチの世代になると、抗議するのをやめてしまった。もはや誰も気にしなかったし、戦争には関心がなかった。パリス・ヒルトンやブリトニー・スピアーズ、ジョージ・クルーニー、それにブランジェリーナだかなんだか知らないが、そういう連中がいる間は、人々が関心を持つのはそれだけだ。民主主義者や共和主義者、どっちも解決策になるというよりは、問題の一端だった。

<コメント>これも悪くないんですが、真ん中のあたりがやはり流れを崩してますね。戦争なんかどうでも良くなっていて、では関心の対象と言えばパリス・ヒルトンとかブリトニーとかで、こういった連中がいれば、もうそれで十分みたいな感じなんですね。

<余談>厳密には、「A・B・Cがいる限りにおいては、それしか気にしない」くらいの意味ですが、「さえいれば、あとは気にしない」みたいな感じでとらえると分かりよいと思います。

42.
リッチの世代は…中途半端なものだった。誰ももう気にもしていない。戦争のことなど屁とも思っていなかった。彼らの世代の抱えるものが、パリス・ヒルトンやらブリトニー・スピアースやらジョージ・クルーニーやら、ブラピとアンジェリーナ・ジョリーでブランジェリーナ!(自分らのことを何と呼ぼうと知ったこっちゃないが)やら、そんなものである以上は、皆の関心はそれだけだった。民主党か共和党か―どちらだって問題の一部分だ。解決策ほどのものではない。

<コメント>「中途半端」だったら「もの」ではなく「存在」にした方がいいですね。「抱える」だとas long asのニュアンスは出ないんじゃないかなあ。抱えるというと問題とかそういう言葉が続くでしょう。rather thanは「どころか」と訳すとしっくりきそうです。

<余談>Donovanも懐かしいですねえ。良い音楽はたくさんあって、一生かかってもその一部さえも聞ききれないですねえ。

43.
リッチの世代はおちぶれてしまった。もう誰も関心をもたない。戦争なんてどうでもいいのだ。パリスヒルトンやブリトニースピアーズ、ジョージクルーニー、それにくだらないブランジェリーナ(だかなんだか、自分達のことをなんと名乗ろうが)がいる限り、みんなが気になるのは彼らのことだけなのだ。民主党だろうと、共和党だろうと問題を解決するというよりも、むしろその一部なのだった。

<コメント>「落ちぶれる」はちょっと違うかなあ。落ちぶれるだと前はピークがあるんですね。それ以外は比較的いいかなあ。 <余談>標準語にしておいた方が間違いはないと思いますが、「あほ」なら「バカップル」が近いでしょうねえ。

44.
リッチの世代ともなると、最早投げやり気味だ。今や誰も気に止めない。人々は戦争になんて、まるで興味を示さなくなっていたのだ。パリス・ヒルトンやブリトニー・スピアーズ、ジョージ・クルーニーにブランジェリーナか何か知ったこっちゃないが、そんな奴らが関係でもしていれば、興味も湧くのだろうが。民主党や共和党の人間は、問題の要素になりこすれ、解決の糸口などではなかった。

<コメント>「くん」がついているから「はまぞおくん」と呼んでください。学校でも「はまぞおくん」ですよう。

45.
リッチたちの世代、彼らはしくじった。もはや誰も関心を持たなかった。戦争が起ころうとも知ったことではなかった。パリス・ヒルトンにブリトニー・スピアーズ、ジョージ・クルーニーやブランジェリーナとかいうくだらない輩と自分は変わらないなどと思っている限り、それこそが彼らの関心事なのだ。民主党も共和党も、解決策というよりは、どちらも問題の一端だ。

<コメント>「しくじった」だと何に「しくじった」のかが分かりにくいかも知れません。「自分は変わらない」は誤読かな。後半はいい感じです。

<余談>ハワイに行くのでしたら、8月くらいにアロハ・エクスプレスの増刊、「おいしいハワイ」が出るようなので、これをかついでいくと良いかと。本屋は基本的にアラモアナ・センターのバーンズ・アンド・ノーブルがいいです。ワード・センターのボーダーズも。

46.
リッチたちの世代はというと、そうした活動から降りてしまっていた。だれも気にとめもしなかった。戦争なんぞどうでもいいことだった。パリス・ヒルトン、ブリトニー・スピアーズ、ジョージ・クルーニー、それにブランジェリーナとかいう名前をつけているカップルがいさえすれば、そいつらが興味のすべてだった。民主か共和か。そんなものは問題の一端にすぎず、問題解決の手段ではなかった。

<コメント>「民主党か共和党か」とか、問題解決と問題の一端のどちらが重いかが逆になっているというきらいはありますが、勢いがあるのは良いと思います。

<余談>いろいろ勉強することは多いんですね。あと英語らしい表現もぜひどんどん覚えていってください。

47.
リッチの世代、ガッツを失くした世代。無関心世代。戦争のことなんてこれっぽっちも興味がない。彼らには、パリス・ヒルトンやブリトニー・スピアーズやジョージ・クルーニーやく・そ・ブランジェリーナ(彼らが自分達のことを何と呼ぼうが別にいいが)がいればいいのだ。それが全てなのだ。民主主義も共和主義も、それは今や問題の解決策なのではなく、それ自体が問題そのものになってしまったのだ。

<コメント>日本語は英語のように単語の中に汚い言葉を入れるとうまくいかないですね。バカップルとかアホ夫婦とか。そのあたりは工夫しても良かったと思います。

<余談>良かったですね。英英辞典ぜひ活用してレベルアップしてください。

<全体講評>
今月はちょっと課題が3行あったせいもあってか、全部がバランス良く訳されている訳文が少なかったようです。あと、敢闘賞が異様に少ないのは、本当は敢闘賞の2名が誤字脱字で脱落したせいです。本当だったらプラス2と思ってください。
敢闘賞は18さんと46さん、MVPは11.井上厚子さんです。精進してください。

<講師試訳>
リッチの世代は道を誤った。もう誰も気にしない。戦争のことなんかどうでもいいのだ。パリス・ヒルトンやブリトニー・スピアーズやジョージ・クルーニーや、あのブランジェリーナなどと自称するブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーみたいなあきれたカップルがいればそれで十分だった。民主党も共和党も、問題の解決どころか、問題の一部となっていた。

<次回の課題文>

「The Penguin Who Knew Too Much」(ちなみにタイトルは「知りすぎていた男」(The Man Who Knew Too Much)からですね)から。

I put the phone away and was lifting the pen to make some notes when I heard a car door slam. I looked up and saw a woman striding purposefully down our front walk, leading a llama.

“Hello,” I said, while frantically racking my brain to see if she was a relative I should recognize. Not that my family had a monopoly on eccentricity, but calling on people with a llama in tow was the sort of thing many of them would do. And an alarmingly large number of relatives seemed to be arriving early to help with the move, instead of waiting until Monday’s giant house-warming picnic.

範囲は”Hello,”からmany of them would doまで。
それではまた来月。

★★訳文の応募は締め切りました★★

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