第58回 ハワイで手に入れた読みやすいおすすめ本

21.
だが、もし君があいまいな返事でごまかしたら、オックスブリッジの適格者としてはあまりに優柔不断で鋭さに欠ける人物だと見られかねない

<コメント> 前半は悪くないんですが、「オックスブリッジの適格者」というのはなんかちょっとピンと来ない気がします。「ふさわしい」とかもう一工夫あってもよかったかな。

22.
そうかといって、曖昧な答えでどっちつかずな態度を取れば、オックスブリッジのスターになるには、優柔不断で切れ味が欠ける人物のように見えるだろう。

<コメント>うまくまとめているとは思うんですが、「切れ味」がちょっと引っかかるかなあ。

23.
けれどももし曖昧に答えて、両方に賭けて丸損を防ぐようなことをすれば、オックスブリッジのスターになるにはあまりにどっちつかずで鋭敏さに欠けて見える。

<コメント>「両方に賭けて丸損を防ぐ」は、確かにそういう意味なんですけど、説明的に響きすぎて、やっぱりちょっと面白みに欠けると思います。もっとこなれた訳文を意識してみましょう。

24.
しかし、もしどちらにも取れる答えでリスクを分散させたとしても、優柔不断で、名門大学のエリートにしては頭のキレに欠ける人物ととらえられるだろう。

<コメント>この文脈だとやっぱり「リスク分散」は少し色気にかけるような気がします。「名門大学」はなかなかいいアイデアですね。

25.
だからといって、「はい」「いいえ」をはっきり示さないような回答をすれば、決断力がなく聡明さに欠けているためオックスブリッジで活躍できる人物ではない、と見なされるかもしれない…。

<コメント>「はい」「いいえ」をはっきり示さないの部分は少し説明的かな。「聡明さ」は少し違うような気がします。
<余談>短くても難しいんですね。もっともだからこそ翻訳は楽しいのですが。

26.
だからといって、上記のことを避けるためどっちつかずな回答に逃げれば、あなたは優柔不断でオックスブリッジのスターとなるに必要な知性の鋭さに欠けていると見なされる。

<コメント>やっぱり「上記」みたいな表現は硬くなるんですね。「スターとなるに」はちょっと変。見なされるよりは見えるなので、そこをどう考えるか。
<余談>初めまして。慣れるまで大変でしょうが、まあ楽しんでください。

27.
そうかと言って、イエスとノー、どちらにもとれるように答えて予防線を張っておくと、優柔不断で鋭敏さに欠ける者はオックスフォードやケンブリッジで活躍する器ではない、ということになるのだ・・・

<コメント>アプローチは他の人と違っているのですが、なかなか面白いです。
<余談>はいはい。またよろしく。

28.
かといって、どっちつかずの答え方をするという両面作戦に出た場合、優柔不断で歯切れの悪い人物のように思われ、オックスブリッジのような名門の仲間入りはできない……。

<コメント>「両面作戦」は面白いですね。ただ「名門の仲間入り」とすると、主語が学校となることが普通なので、「一員になることは」のように工夫しても良いかも知れません。
<余談>をを、それはおめでとうございます。楽しんでください。

29.
けれども、あいまいな答でどっちつかずにすれば、オックスフォードやケンブリッジの優等生とはかけ離れた、ひどく煮え切らない、鋭敏さのかけらもない人物のように見えるのだ。

<コメント>アイデアは悪くないんですが、これから入学する話なので、優等生だけだときついかな。このスタイルだったら「未来の」みたいな言葉をちょっと足すと締まると思います。
<余談>とりあえず続けていくことが大切だと思います。がんばれー。

30.
とはいえ、あいまいな返事でお茶を濁せば、オックスブリッジの花形になるには優柔不断で頭の切れない人間に見える……

<コメント>そつのない訳ではあるんですが、、ちょっと色気にかけるかなあ。「なるにはあまりに」かなあ。


31.
しかし、曖昧な回答をしてどちらともとれるようにすると今度は、のらりくらりとしていて頭の回転が悪く、オックスブリッジでは活躍できそうもない人に見られてしまう。

<コメント>オックスブリッジだから「のらりくらり」とか「頭の回転が悪い」はいくらなんでも頭悪すぎ、という気がします。やはり高いレベルの競争の世界ですから、もう少し雰囲気重視で。

32.
とはいえ、どっちつかずの答えでどちらのリスクも回避しようとすれば、きっとこう思われる。そんなに優柔不断で歯切れが悪いなんてオックスブリッジ生ではないな・・・

<コメント> うーん、前半は悪くないんですけど、オックスブリッジ生になるための面接だから、「オックスブリッジ生ではないな」はおかしいかな。

33.
しかし、どっちつかずの返事をすれば、「名門校の星になるには、決断力と明敏さに到底足らない人物」、と見なされてしまうのだ。

<コメント>少しはしょり過ぎかなあ。あと、無理にカギ括弧の中に入れなくても良かったような気がします。
<余談>西欧の場合は8月に休暇をまとめて取る人が多いですし。あと休みも日本と違って自由に取る人が多いですよ。

34.
とはいっても、どっちつかずの曖昧な答えでうまく逃げようとすれば、オックスブリッジの花形になるにはあまりにも煮え切らないし、聡明さにも欠けて見えてしまう。

<コメント>さらっとうまくまとめたような印象があります。オックスブリッジはもうちょっと工夫しても良かったかな?

35.
それでもなお、「はい」でも「いいえ」でもない答えしかできないようなら、オックスフォードやケンブリッジの星になるには、まわりからの影響を受けやすく、鋭敏さに欠ける人間だと面接官から思われるだろう。

<コメント>うーん、「まわりからの影響を受けやすく」はちょっと違うかな。面接官は無理して出さずに訳せると思います。
<余談>  open + enough toですよ。

36.
かといって、リスクを避けてどっちつかずの回答をすれば、決断力がなくて頭のキレも鈍く名門校の希望の星になるのは難しい、と思われるだろう。

<コメント>悪くはないんですが、「決断力~難しい」のところが読みづらくなってます。もう一工夫。

37.
けれども、どっちつかずの回答で賭けを回避すれば、オックスブリッジのスターになるには、優柔不断で鋭さに欠けてるように見える。

<コメント>「賭けを回避する」はちょっと違うかな。熟語です。オックスブリッジのスターはそのままだとちょっと面白みにかけるかな。

38.
それでも曖昧に答える策に出るなら、それはオックスブリッジのスターになるにはあまりに優柔不断で鋭さに欠けた人間のように思えるのだが・・・。

<コメント>「それは」がどうもうまくつながっていない感じ。ちょっと読みにくい文章になってしまっています。もう少し交通整理を。

39.
かといって、曖昧な返答でのらりくらりしていたら、優柔不断に過ぎ、鋭敏さに欠ける人物のように見られて、オックスブリッジの主役にはなれない。

<コメント>これもそつなくまとめた感じがします。ただ「のらりくらり」とその後の硬めの表現が少し合わないかな。主役を使うなら「主役の座を射止める」とかでもいいかも。

40.
さりとて、当りさわりのない返事でどっちつかずの言い方をすれば、大いに煮え切らない、鋭敏さに欠ける人間のように思われてしまい、オックスブリッジの優等生にはなれない……。

<コメント>そつなくまとめた感じですが、優等生はちょっと面白みにかけるかなあ。 <余談> 余り難しく考え過ぎなくてもいいんですけれど。三点リーダーはどちらでも。

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