第59回 スリリングなミステリー本2冊

1.
シャカ・サンドイッチ&ピッツァ
ニューヨークスタイルの薄くてクリスピーなクラスト、その美味しさあふれるピッツァを一口頬張れば、そこはまるでブルックリン。マウイ島のシャカ・サンドイッチ&ピッツァは生粋のキヘイ生まれのレストランの一つで、オーナーのカテリーナ氏とそのファミリーは、四半世紀以上前からハンドトスでのピッツァ作りを続けています。

<コメント>なかなかうまくまとまっていますが、これだけカタカナで仕上げている場合「一口頬張れ」の部分がちょっと浮きます。「一口かじれば」とか「一口ほおばれば」のようにひらがなにするともっと落ち着くかな。同様に四半世紀の部分も。「ハンドトスでのピッツァ作り」ももう少し工夫できるかも。

2.
Shaka Sandwich & Pizza
そのおいしそうなニューヨークスタイルの薄生地ピザをひと口かじれば、あなたはまるでブルックリンにいるかのよう! Shaka Sandwich & Pizzaは、キヘイの街の老舗レストランの1つ。このレストランを営むカテリーナ家は、25年以上にわたって手ごねピザを作り続けています。

<コメント> 店の名前はやっぱりカタカナの方がいいかな。「老舗」は悪くはないんですが、「カテリーナ家」を含め、全体にちょっと古めかしい感じがするんですね。もう少しおしゃれな感じが出せると良かったと思います。

3.
シャカ・サンドイッチ&ピザ
この店のニューヨークスタイル(薄生地)めちゃウマピザをひと口食べれば、気分はすっかりブルックリン。シャカ・サンドイッチ&ピザはキヘイの老舗で、カテリナ一家は25年以上もピザを作り続けている。

<コメント>うーん、常体よりは敬体の方がいいでしょうね。前半で「めちゃウマ」のようなちょっと軽い言葉を使っているのに後半で「老舗」はちょっとアンバランス。originalだからそれこそ「キヘイ育ち」とかでもいいと思います。バランスに注意しましょうね。
<余談> まあ、この講座ではとにかく日本語としてああいいなあという感じの文章が作れればいいと思ってます。シャカ・ピザは前は通ったんですが、入らなかったんですね。

4.
シャカ・サンドイッチ&ピザ
美味しそうな、皮の薄いニューヨーク風ピザを一口食べると、ブルックリンにいないとは思えなくなります。シャカ・サンドイッチ&ピザは、キヘイの最初のレストランのうちの一つで、キャテリーナ家は25年以上にわたってピザの生地を手で投げているのです。

<コメント>この書き出しだと説明的に響いちゃいますね。たとえば「一口食べれば気分はもうブルックリン」くらいにしないと、ノリが出てこないと思います。「最初のレストランのうちの一つ」は「の」が並びすぎ。ピザの生地を投げている=このビジネスを続けている、ですね。そこをもう一工夫。

5.
薄生地で、ニューヨークスタイルのおいしそうなピザをひとくち食べれば、たちまちブルックリンにいる気分。 「シャカ・サンドウィッチ&ピザ」はキヘイにあるレストランで、カテリーナ一家はピザ作り一筋、この道25年のベテランです。

<コメント>タイトルも訳してねー。ノリはとてもいい感じなんですが、originalの部分なども訳出していたらもっとよかったかな。もうちょっとで敢闘賞。

6.
シャカ・サンドイッチ&ピザ
食欲をそそる薄くカリッとした生地のニューヨーク風ピザを一口頬張れば、そこはまさにブルックリン。シャカ・サンドイッチ&ピザは、キヘイにあるユニークなレストランのひとつで、カテリーナ一家が25年以上にわたりピザを回し続けています。

<コメント>前半は少し説明的に響くかな。後半だと「ピザを回し続ける」がちょっと分かりにくいと思います。もう一工夫。
<余談> いえいえとんでもない。まあ、一行とか数パラグラフでもこれだけ大変なわけで、本1冊訳すのがどれだけ大変か……。

7.
釈迦サンドイッチ&ピザ
食欲をそそられる、薄皮生地のニューヨーク・スタイルピザを1口、口にしてみると、ブルックリンにいないのが信じられないほどです。釈迦サンドイッチ&ピザは、元祖キヘイ通りレストランの1つで、カテリーナ一家が、25年以上に渡って素手で、ピザを投げ上げひっくり返しています。

<コメント> まずshakaはhttp://en.wikipedia.org/wiki/Shaka_signを参照。お釈迦様の方はBuddhaとかSakyamuniというんですよ。「1口、口にしてみる」は口が重なって読みにくくなっていますね。キヘイというのは地区の名前で、キヘイにはノース・キヘイとサウス・キヘイ通りがあるので、あまりキヘイ通りとはいわない。ピザを回している部分はもう一工夫。これだと何がいいたいのか分からないんじゃないかな。

8.
薄くパリッと焼き上げたニューヨーク・スタイルの美味しいこのピザ。ぜひ味わってみて! まるでブルックリンにいるような錯覚にとらわれること請けあいです。シャカ・サンドイッチ&ピザはキヘイ・レストラン系列チェーン店のひとつ。カテリーナ家が25年以上前からピザを焼き続けています。

<コメント>思い切った訳でいいんですけど、一行目の勢いが「ブルックリンにいるような~請け合いです」の部分で落ちちゃっている感じ。こういうのは「もう気分はブルックリン」くらいで十分。次の部分は「キヘイ・レストラン系列チェーン店」だと「キヘイ・レストラン」という親があって、その系列のレストランみたいに読めます。これだと事実と違ってしまいますね。

9.
シャカ サンドイッチ&ピザ
おいしそ~うな薄生地のニューヨークスタイルピザを一口食べれば、ここがブルックリンじゃないとはとても信じられない。シャカ サンドイッチ&ピザはキヘイ独自のレストランで、カテリーナ家は25年以上にわたって手作りピザを作り続けている。

<コメント>「おいしそ~う」はちょっと変かな。それなら「おいしそー」とか。「じゃないとは」はこの口調なら「じゃないなんて」だろうなあ。「独自」はこの文体では浮く感じ。「キヘイ生まれ、キヘイ育ち」とか。カテリーナ家だと何か名門みたいだから、カテリーナ一家かな。
<余談> そうですね。もう一工夫するとずっと良くなります。音読するといいですよ。

10.
シャカ サンドイッチ&ピザ
とてもおいしそうで、薄くカリっとした、ニューヨークスタイルピザを一口かじれば、まるでブルックリンにいるかのよう。シャカサンドイッチ&ピザは元祖キヘイレストランのひとつで、25年以上キャテリーナ家がピザを作り続けています。

<コメント>「元祖キヘイレストラン」がちょっと惜しいなあ。そのほかはなかなか良い流れだと思います。

11.
サンドイッチとピザの店 Shaka
薄~いピザ生地にひとたびかぶりついたら、あら不思議 もはやここはニューヨーク! サンドイッチとピザの店、ShakaはKiheiの伝統的なレストランの1つで、Caterinaの人々に世代を超えて25年以上愛され続けています。

<コメント>固有名詞なので、名前は訳しちゃうとだめですね。疑問詞や感嘆詞の後にはスペースを。さすがにブルックリンは省かないように。逆にキヘイやシャカはカタカナにしてみましょう。キヘイの伝統的というか、キヘイというのはもともと何もなかった土地だったんですが、観光向けに開発されていまでは立派なリゾートになっているんですね。カテリーナはこのピザ屋をやっている家族の名前。調べ物はしっかりと。

12.
シャカ サンドイッチ&ピザ
ひとくち味わえば、アナタもブルックリン気分! 食欲をそそる、薄くてパリッ!なN.Y.スタイル ピッツァ! キヘイ生まれのシャカ サンドイッチ&ピザ、半世紀に渡りカテリーナッ子達 ご用達!

<コメント>あーもったいない。まずピザとピッツァが混在するのはまずいですよね。それからカテリーナは経営者一族の名前。惜しいなあ。
<余談> the XX familyだから~一家とか~一族ですね。論理的に考えるのが大切。

13.
よだれが出そうなぐらい美味しそうな、薄いパイ皮のニューヨークスタイルピザを一口食べれば、ここがブルックリンでないとは信じがたい。キヘイのオリジナルレストランの一つ、シャカサンドイッチとカテリーナファミリーは、ハンドトスのピザを25年間提供している。

<コメント>店名も入れましょうね。まず「ないとは~がたい」のような二重否定はもう一工夫してもいいと思います。店名と経営者も混ざってしまって読みにくくなっています。もう少し丁寧に。

14.
シャカサンドイッチ・アンド・ピザ
よだれの出そうな、薄い生地のニューヨーク・スタイルのピザを一口食べれば、ここはブルックリンかと間違えるほど。シャカサンドイッチ・アンド・ピザは、キヘイ地区の最初のレストランのひとつで、そこのキャテリーナ一家は、25年以上もピザを焼いてきました。

<コメント>シャカとサンドイッチの間には中黒が欲しいかな。「そこの」のそこが何を指しているのかがちょっと分かりにくいかも。オーナーのとか踏み込んでも良いのではないかなあ。

15.
シャカ・サンドイッチ&ピザ
食欲をそそるシャカのうす生地ニューヨークスタイル・ピザを一口ほおばれば、まるでブルックリンにいる気分。シャカ・サンドイッチ&ピザはキヘイで生まれたレストランの一つ。カテリーナ一家がピザ生地を回し飛ばして25年以上になります。

<コメント>うす生地ニューヨークスタイル・ピザは少し名詞をつなぎすぎかな。二行目はとてもいい感じなんですが、「生地を回し飛ばして」がしっくりこないですね。もう少しなめらかに。
<余談> スイーツは適量なら良いと思うんですがw。

16.
シャカ・サンドイッチ&ピザ
薄いカリカリ生地のニューヨークスタイルのピザ。一口食べた時のあふれる美味しさは本場ニューヨークさながら。シャカ・サンドイッチ&ピザはハワイのマウイ島の町・キヘイにしかないピザレストラン。25年もの間、カテリーナ一族が手作りピザを焼き続けています。

<コメント>一行目はいい感じ。二行目は「一口食べた時に」でもいいかな。「キヘイにしかない」だとそういうのは他にもあると突っ込まれそう。カテリーナ一族はちょっと派手なので「カテリーナ一家」の方がいいかな。
<余談> まだ直すところはありますが、雰囲気はなかなか良いと思います。また応募してみてください。

17.
シャカサンドイッチ&ピザ
パリッとおいしいニューヨークスタイルのピザを一口かじれば、ここはブルックリンかと思うほど。地元キヘイのレストラン、シャカサンドイッチ&ピザは、ピザ生地をほうり続けて25年以上のカテリーナ一家のお店です。

<コメント>うーん、前半はとても良い感じなんですけど、後半、特に「ほうり続けて25年」がねえ。ピザ生地にこだわらなくても良いと思うんですが。
<余談> そんなにこだわらなくても自然な訳文を心がけるといいんですよ。

18.
シャカ・サンドイッチ&ピザ
一口食べてみて!思わずよだれの出そうなクリスピータイプのニューヨークスタイル・ピザを。ブルックリンにいるような気分になること間違いなし。シャカ・サンドイッチ&ピザは、キヘイに古くからあるレストランの一つで、キャテリーナ家が25年以上にわたってピザを回しています。

<コメント>「よだれ」 はあまり使いたくないかな。「ピザを回しています」が唐突に響くかなあ。もう一工夫で敢闘賞。がんばって。

19.
シャカサンドウィッチ&ピザ
よだれの出そうな薄い生地のニューヨークスタイルピザを是非どうぞ!あなたはブルックリンにいると思い込んでしまうでしょう。 シャカサンドウィッチ&ピザはキヘイ発祥レストランの一つです。カテリーナ一家は25年以上ピザをお届けしています。

<コメント>シャカの後には中黒を入れましょう。一行目はこのままだと薄い生地に対してよだれが出そうに読めそうです。ぜひは開いた方がいいですね。「キヘイ発祥レストラン」も何かそういう名詞があるように見えます。最後の訳し方は一つのアイデアだと思います。
<余談> どうもありがとうございます。継続は力なりです。がんばってください。

20.
シャカ サンドイッチ&ピザ
このおいしそうな、生地の薄いニューヨークスタイルピザを一口食べたら ここがブルックリンでないとは思えないほど。元祖キヘイ・レストランの流れをくむシャカ・サンドイッチ&ピザでは、キャテリーナ一家が25年以上もピザを投げ続けています。

<コメント>やっぱり二重否定は少し文章が冗漫に感じられるかな。元祖キヘイ・レストランというと、元祖キヘイ・レストランというのがあるみたいに見えます。キャテリーナ一家がピザを投げ続けているというのはもう少し分かりやすくしましょう。

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