
『英国教会の解剖図鑑』マシュー・ライス 著 岡本由香子 訳
『英国教会の解剖図鑑』マシュー・ライス 著 岡本由香子 訳(11月2日発売)
エクスナレッジ
出版社HP Amazon
ベストセラーとなった『英国建築の解剖図鑑』待望の続編。
教区教会から大聖堂、修道院など、あらゆるタイプの英国教会建築を網羅。
祭壇、内陣、身廊といった部分の名称から様式の変遷まで、時代を追ってイラストで読み解く。
英国、そして西洋の歴史と切っても切り離せない教会建築を楽しく学べる一冊。
キリスト教の伝来から現代まで続く、歴史の生き証人ともいえる英国の教会をイラストでひもとく。
――英国にはさまざまな建築様式の教会があります。ノルマン建築、ゴシック建築、古典主義建築の教会もあれば、訪れた人をまごつかせるような折衷主義の教会もあります。この本はいわば教会建築の揺りかご。主に柱や屋根や窓といった外観に注目して、英国の教会建築史をわかりやすくまとめました。
――あくまで気軽に読んでいただける入門書を目指したので、教会の持つ宗教的な意味合いを深く掘りさげることはしませんでした。その分、くり返し登場するパーツの名前(建築の文法)や、建築様式ごとの特徴(建築言語)を丁寧に解説していきます。
(「はじめに」より)