分野・レベル別の少人数制クラスで実務に即した指導
翻訳会社を母体にプロデビューを目指せる

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こんな学校です!

創業45年以上の実績を持つ㈱サン・フレアが運営する翻訳スクール。講師陣の豊富な実務経験に基づいた指導、実務に即して設定された分野・レベル別の通信・通学講座で、現場が求める即戦力となる翻訳者を養成している。翻訳実務検定「TQE」で優秀な成績を収めると、同社の登録翻訳者として仕事のチャンスを得ることができる。

受講生インタビュー

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医学・薬学「上級講座」
受講生
加藤あづささん
(かとう・あづさ)

早稲田大学文学部卒業後、会社員として勤務しながら2017年よりサン・フレア アカデミーの通信科「医学・薬学」の中級講座、上級講座を受講。2019年1月からは「治験和訳演習〈臨床分野〉」の特別講座を経て、同年4月より「医学・薬学」の上級講座を受講中。

実践的な知識や技術を身につけて
仕事につながるステップを踏んでいきたい

「『医学・薬学』を選んだのはもともと興味があったこともありますが、今、がんや遺伝子などの研究がすごい勢いで進歩しているので、そうした最新情報に触れる機会を得ることができ、ニーズもあるだろうと。とにかく挑戦しようと思って始めました」

加藤あづささんがサン・フレアアカデミーを選んだのは、講座の分野が細かく分かれていること、そして、翻訳会社が母体であることから「現場に即した内容の授業が受けられる」と思ったからだ。

「はじめに中級と上級の通信講座を受けたのですが、会社勤めだったこともあって勉強の時間が思うようにとれず、復習さえなかなかできない状態が続いてしまって。私の場合は直接通って勉強をする環境を作らないと前に進めないと思い、通学科の『治験和訳演習〈臨床分野〉』を受けることにしました」

通学科に籍を置いてみると、先生には復習ができていないことを指摘され、通信科で学んだことがいかに身についていないかを痛感。「治験」講座修了後に改めて通学科の上級講座に通い始める。

学びの多い通学クラスでTQE 合格を目指す

授業では、課題の訳文を提出。良い点悪い点や別訳、訳の根拠などを指摘、質問されながら訳を完成させていく。ほかの受講生の訳と比較して良いところを参考にするなどクラスメートとの切磋琢磨で学びが得られるのも通学科ならではのメリットだという。

「その場で疑問点をクリアできるのは何より力になりますし、専門分野の知識や参考文献などいろいろな情報をいただけるので、関連知識が圧倒的に増えます。また、『ここはクライアントによって違う』『こういう訳はクレームになりやすい』など、トライアルや現場で役立つコツも教えていただけるので、非常に実践的でありがたいです」

目下の目標は母体であるサン・フレア主催の翻訳実務検定TQEに合格すること。そして、近い将来治験翻訳の道に進みたいと考えている。

「一度TQEを受けているのですが、きちんと訳せなかったところは今まで講座で指摘された点がほとんどでした。ですから、今まで学んできたことを再度復習しながらTQE合格を目指し、並行して翻訳会社のトライアルにも挑戦しながら仕事に結びつけるステップを踏んでいきたいと考えています」

講師インタビュー

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医学・薬学「上級講座」
講師
濱田京子先生
(はまだ・きょうこ)

お茶の水女子大学家政学部食物学科、徳島大学薬学部薬学科、慶応義塾大学法学部法律学科通信課程卒業。徳島大酵素化学研究センター、薬品会社勤務を経て、TQE合格後、フリーの翻訳者、校正者として活躍中。サン・フレアアカデミーでは医学・薬学分野の講師を務めるほか、TQE審査委員としても評価を行っている。

こう訳した根拠は何か、を明確に
自分の訳に責任を持ち、対価をもらえる訳文を

「医学・薬学」上級講座では、がんや循環器系、遺伝子、免疫などの論文を取り上げて、翻訳テクニックや専門知識を学んでいただき、翻訳会社のトライアルに合格するレベル、そして翻訳実務検定TQEに合格するところまで引き上げることを目標にしています。

授業では常に「こう訳した根拠は何か」を尋ねます。医薬翻訳で感覚での訳は許されません。すべて理由がわかっていないとダメなんですね。ですから受講生には、「自分の訳に責任を持ち、対価をもらえる訳をしてください」と常々話をしています。

足腰の強い翻訳者になるために高校化学の復習は必須

受講生が陥りやすいのは「思い込み誤訳」。原因は背景知識のなさや、日本語をきれいにしたいがために原文とずれてしまうことなどです。これは「原文の責任は原著者」ということを、よく理解していない人に見受けられます。また、難しい内容になると、今度は意訳する余裕もないので、完全な直訳になってしまうといった問題もよく見かけますね。

これらをカバーするには、やはりどれだけ関連知識を得ているか、に尽きます。特に足腰の強い翻訳者になるために、高校化学の復習は必須です。その上で、授業の予習・復習などの勉強は最低でも週に10時間程度は必要でしょう。練習でできないことが本番でできるわけはないので、とにかく身体に覚えさせることが大切です。

特に文系の方には、看護師になるための本がおすすめです。それをクリアしたら生化学と解剖生理学、薬理、そして薬理を理解するために化学、と勉強に際限はありません。また翻訳の文法を学べる『翻訳の泉』(http://www.honyakunoizumi.info/)を3回読むこともすすめています。

翻訳の世界では、「ゆっくり急げ」とよく言われます。何事も、急に上達することなどありません。やるべきことを一つひとつやっていくことが、結局は上達の早道につながります。これから翻訳者を目指す方は、治験とか、循環器とか、まず一つのものに合格点がつけられるように日々、学習を進めていってもらえるといいですね。そして謙虚な気持ちで学び、本から専門知識を増やし、翻訳への情熱を保ちながらがんばってください。