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こんな学校です!

サイマル・アカデミーはアポロ月面着陸のテレビ放送で活躍した同時通訳者たちが1980年に創設して以来、第一線で活躍する多くの通訳者・翻訳者たちを育ててきている。エージェントが母体のスクールである強みを生かし、修了後はもちろん在籍中から受講生一人ひとりに合わせたキャリアカウンセリングや仕事の機会を提供している。

修了生インタビュー

通訳者養成コース 修了生 谷津麻奈美さん(やつ・まなみ) オレゴン州立大学ビジネス学部卒。家業を継ぎ、会社経営をしながら2016年4月よりサイマル・アカデミーで通訳訓練を開始。通訳コース、会議通訳コースを修了し、現在は経営者兼通訳者として活躍中。

通訳者養成コース修了生
谷津麻奈美さん
(やつ・まなみ)

オレゴン州立大学ビジネス学部卒。家業を継ぎ、会社経営をしながら2016年4月よりサイマル・アカデミーで通訳訓練を開始。通訳コース、会議通訳コースを修了し、現在は経営者兼通訳者として活躍中。

語学力が通訳力に変わった!身近な通訳者として中小企業を支えたい

12年滞在したアメリカから帰国し、家業を継いで会社経営を始めた谷津麻奈美さん。地元の中小企業経営者たちと交流する中、英語での顧客対応に苦労している人が少なくないことを知り、自分の語学力を生かせるのではと考えた。だが一度通訳する機会があったときに、現実を知ることに。

「英語力と通訳力は別物だと初めて気づいたんです。そこで通訳を学ぼうと、体験レッスンが楽しかったサイマルに通うことにしました」

2016年4月、通訳コース「通訳Ⅰ」からスタート。シャドーイングやリテンションなどの基礎訓練を繰り返し、またメモ取りのコツをつかむ中、徐々に「聞いて理解・記憶し、瞬時に訳す」ことができるようになった。そして入学から1年後、「通訳Ⅱ」を終えるとサイマル・インターナショナルに登録。月に数回、展示会の通訳を受注しつつ、学校でのトレーニングを続けた。
「『通訳Ⅲ』『通訳Ⅳ』になると、政治や経済、IRなど内容が専門的になり、訳出する量も増えます。授業の訓練のほうが展示会の通訳より難度が高いので、現場では落ち着いて通訳できました」

同通ブース演習で実践力を磨く

二児の母である谷津さんにとって、協力してくれる家族がモチベーションの源泉。「絶対にモノにする!」という気持ちで会議通訳コース「会議通訳Ⅰ」に進み、同時通訳スキルの習得に励んだ。

「聞き過ぎて訳出が遅れ、話についていけなくなるのが私の欠点。その都度、先生が発話のタイミングを助言してくださったので、自宅でうまくできるまで何度も練習し、何とか克服しました」

同通ブースに入っての演習では、ペアを組んで実践力を鍛錬。本番と同じく通訳と補佐を交互に行うため、「いろんな人のパフォーマンスが参考になり、どうメモを取ってサポートすればいいかもわかった」という。

2019 年3月には「会議通訳Ⅱ」を修了し、3年にわたる訓練を卒業。現在は月に5~7回、商談会を中心に現場に出ている。
「身近な通訳者として中小企業のお役に立ちたいし、サイマルを通してチャレンジングな仕事にも挑戦したい。そのためにも、もっともっとスキルを磨いていきたいですね」

修了生インタビュー

翻訳者養成コース 修了生 神部正弘さん(かんべ・まさひろ) 一橋大学経済学部卒。日系/外資系証券会社を経て、格付け会社に勤務していた2015年10月にサイマル・アカデミーに入学。産業翻訳・英日本科、プロ科などを修了し、17年5月より翻訳業(英日・日英)を開始。専門は金融・経済・ビジネス。

翻訳者養成コース修了生
神部正弘さん
(かんべ・まさひろ)

一橋大学経済学部卒。日系/外資系証券会社を経て、格付け会社に勤務していた2015年10月にサイマル・アカデミーに入学。産業翻訳・英日本科、プロ科などを修了し、17年5月より翻訳業(英日・日英)を開始。専門は金融・経済・ビジネス。

講師の推薦を得てサイマルの登録翻訳者になれた

定年を間近に控え、退職後のキャッシュフローを計算した神部正弘さんは、セカンドキャリアに就く必要性を感じた。金融業界一筋の自分に何ができるか。そう自問して出した結論が「翻訳」だった。

「MBA留学をしましたし、業務で英語を読む機会も多かったので、金融知識と英語力を生かせる翻訳が最も現実的だと考えたわけです」

翻訳学校で基本を学び終えた2015年10月、評判に惹かれてサイマル・アカデミーへ。ネイティブ講師が指導する産業翻訳・日英プロ科を受講し、「洗練された英語は書けなくても、日本語を深く読み込み、その主旨を正しく英語で伝えることはできる」と気づいた。

1ランク上の勉強ができたことに手応えを得ると、産業翻訳・英日本科を受講する。現役翻訳者である講師の要求水準は高く、課題はアメリカ大統領の経済報告や第4次産業革命に関する経済書など歯ごたえのあるものばかり。空き時間を見つけては勉強に取り組んだ。

目を開く教えの数々 明らかに訳文が変わった

英日本科を終えると、同じ講師が担当するプロ科へ。授業中にノートパソコンを使って指導の要点をまとめ、自宅で何度も読み返した。
「『わかっていないことは訳さない、価値のない日本語は書かない』が先生の基本的な考え方。そのために何をすべきかを、実践を通して学びました。徹底的にリサーチする、英語を英語として読む、翻訳の読み手のレベルを考えるなど、挙げればキリがありません。そして最終的には、谷川の水のような日本語で書き手の思考を伝えると。明らかに自分の訳文が変わりました。進化したと思います」

その他、MS-Wordの使い方や訳語に関する申し送りなど、実用スキルも習得。2017年3月に修了した翌月に定年退職し、講師の推薦によってサイマル・インターナショナルに翻訳者登録することができた。間を置かずに初仕事を受注。さらに翻訳者になってからも、同校で実施しているプロ向けワークショップに参加し研鑽を積んだ。

「サイマルで愚痴を言い合える仲間にも出会えた」と笑顔を見せつつ、「翻訳者としての価値をもう一段高めたい」と意気込む。セカンドキャリアの船出はいたって順調だ。