RWS

お話 代表取締役社長 原 真理恵さん

英国に本社を置く㈱RWS グループ。1998年に開設した日本法人のほか、欧州、米国、中国、オーストラリアに拠点を持ち、特許の翻訳だけでなく、国際特許データベース構築や特許調査など、知的財産関連のトータルサービスを展開している。

日本法人には、現在30名以上のスタッフが在籍している。本社は1958年から特許翻訳を手がけており、長年の実績を持つグローバル企業としての信頼度は抜群で、日本法人のクライアントにも大手特許事務所、国内外の大手メーカーなどが名を連ねている。

特許翻訳では技術分野全般を取り扱うが、中でも最近は化学、バイオ、医薬の伸びが目立つ。言語は英日、日英、独日などは以前から多いが、最近はアジアへの出願を進める企業が増え、英韓、中日の翻訳依頼も増えている。英語では英日が7割、日英が3割と和訳のほうが多い。翻訳するドキュメントの種類は出願明細書がその大半を占めており、受注量は比較的安定している。

フリーランスの翻訳者は200名ほどが登録。英語以外の言語については、ターゲット言語のネイティブの翻訳を基本にするが、英語については日本語ネイティブでも高い英語力があれば英訳者として活躍できる。

2段階のトライアルに特徴ツール対応可の人材を急募

国内外のクライアントからの特許明細書需要に応えるため、多様なリソースの確保に努めている同社では、現在、技術分野全般でフリーランスの特許翻訳者を募集中だ。書類選考後のトライアルは2段階あり、ファーストトライアルの合格者には、セカンドトライアルとしてボリュームの少ない案件を実際の仕事として発注する形だ。「たった1回のトライアルでは、本当のクオリティは判断できないと考えています。安定的にお取引ができるかを慎重に見極めるために2段階のトライアルを行っています。複数の取引をすることで、互いにポテンシャルを見い出せるかを試した上で、本登録をしていただきます」

昨今、特許分野でも翻訳支援ツールを活用するケースが増えているそうで、現在、SDL Tradosに対応できる人材を重点的に募集している。
「社内でもTradosを使用する案件が増え、お客様からツール使用を前提としたご依頼があるケースもあります。品質や効率の向上、短い納期への対応やコストパフォーマンスの面でも、ツールの活用が必要になってきています。特許翻訳の経験があって、Tradosを使用されている方、または、今後使用に興味をお持ちの方を歓迎します」

そのほか、社内チェッカーやTradosが扱える社内翻訳者も募集中だ。特許の分野で実力を発揮したい人は、ぜひチャレンジしてみるといいだろう。