入門から上級までの明快なレベル設定とさまざまな分野をカバーした多彩な講座
丁寧な添削指導でプロレベルの実力を養う

実務・出版・映像のすべてをラインナップしたフェロー・アカデミーの通信講座。入門~上級に分かれた学びやすいレベル設定と丁寧な添削指導が大きな特長だ。またスクーリングやカウンセリングなどのサポートも充実。自分のライフスタイルを崩すことなく、誰でもプロを目指すことができる。

レベル別・分野別のコース体系
オンライン講座も開講

 フェロー・アカデミーの通信講座は、実務・出版・映像の全分野において初級・中級・上級のレベル別講座を開講。分野を問わない入門講座も設け、学びやすいコース体系を整えている。

 実践演習が主体の上級講座マスターコースをのぞき、各講座とも分野の特徴がよく理解できるテキストを使用。〈テキストを読んで要点を理解→課題を翻訳して提出→添削結果の返却(解説・訳例付き)→復習して疑問があれば質問〉というのが、基本的な学習の流れだ。

 課題の提出は月1回もしくは2回。提出期限が決められているため、それを目安に学習を進めることができる。入門の「翻訳入門<ステップ18>」と実務翻訳コース初級の「実務翻訳<ベータ>」については、自分のタイミングでいつでも課題を提出できる「速習コース」もあるので、短期間で基礎を学び終えたい人におすすめだ。

 また、リアルタイムで行われる授業に自宅から参加できるオンライン講座もある。通学できない人でも、講師やほかの受講生とコミュニケーションを取りながらの勉強が可能。万が一欠席しても、後日録画されたものを見ることができる。

丁寧に添削を行い
有益な情報も豊富に提供

 提出課題は受講生の実力をふまえたうえで、英文の解釈、日本語の表現、表記や書式などの観点から丁寧に指導する。誤りを正したり、弱点やクセを指摘したりするだけでなく、よく訳せているところはきちんと評価。適切な訳語や代案の提示、専門用語の解説、参考書の紹介など、さらなるスキルアップにつながるアドバイスも行う。

 訳して分からなかった部分は課題提出時に質問することができ、返却時に回答が得られる。講師による訳例、指導やアドバイス、質問への回答などがすべて文字で残された添削は、何度も読み返せる自分だけのオリジナルテキスト。また添削内容に対して何度でも質問できる「復習サポートシステム」を設けており、疑問をうやむやにすることなく、納得のいくまで勉強できる。

学習相談から仕事獲得まで
受講生をフルサポート

「翻訳入門<ステップ18>」では、定期的に、スクーリングを開催(初回は参加無料)。マスターコースでも、講師によるスクーリングが実施される。講師からスクールで直接講義を受けることができ、他の学習者と交流も深められる貴重なチャンスだ。「翻訳入門<ステップ18>」と「実務翻訳<ベータ>」については、オンラインスクーリングも実施。必要なパソコン環境があれば、学校に出向くことなくスクーリングに参加することが可能だ。

 専任スタッフによる「学習カウンセリング(面談・電話・メールのいずれか)」も随時受付けており、学習や仕事に関して相談できる点も安心だ。

 仕事獲得のサポートについては、同企業が運営する翻訳者ネットワーク「アメリア」が行う(受講申込みと同時入会で入会金無料)。常時約250件の求人情報を公開し、採用につながるコンテストや定例トライアルを開催している。マスターコースの優秀者は、修了時に講師から「クラウン会員(技能の高さを証明する資格)」に推薦され、「アメリア」での仕事獲得のチャンスがアップ。実力に応じ、さまざまな形でスキルアップやキャリア形成にチャレンジすることができる。

修了生インタビュー

多田優子さん ただ・ゆうこ 大学の英文科を卒業して就職後、結婚・出産を機に退職。約10年後に社会復帰し、英文事務や大学研究室秘書を経て、2005年より派遣でマニュアルなどの日英翻訳を行う。その間、「実務翻訳<ベータ>」、マスターコース「テクニカル英訳」「IT・テクニカル」など9講座を受講・修了。2016年末にフリーランスとなり、現在は翻訳会社3社に登録し、主にIT系の日英案件(翻訳とレビュー)を受注している。

多田優子さん
ただ・ゆうこ

大学の英文科を卒業して就職後、結婚・出産を機に退職。約10年後に社会復帰し、英文事務や大学研究室秘書を経て、2005年より派遣でマニュアルなどの日英翻訳を行う。その間、「実務翻訳<ベータ>」、マスターコース「テクニカル英訳」「IT・テクニカル」など9講座を受講・修了。2016年末にフリーランスとなり、現在は翻訳会社3社に登録し、主にIT系の日英案件(翻訳とレビュー)を受注している。

社内翻訳をしながらスキルアップに活用
フリーランスになることができました
 フリーランスの翻訳者として、IT系の日英翻訳やレビューを行っている多田優子さん。2016年12月に独立したばかりで、それまでの約11年、派遣社員としてIT系マニュアルの英訳に従事してきた。その間、スキルアップに活用していたのがフェローの通信講座。専業主婦から社会復帰した後、英語を学び直して翻訳業務に就いたものの、「仕事だけでは上達しない」という危機感があったという。

「いくつか翻訳講座を受けてみましたが、あまり成果が上がりませんでした。そんなとき、ある英語関係のイベントで医療翻訳者の方から『フェローのマスターコースがいい』と聞き、受けてみようと。2005年のことです」

 手始めに初級の「実務翻訳<ベータ>速習コース」を受けたところ、「自分がいかに翻訳について知らなかったか」を痛感。重要動詞の訳し方、使い方を吸収した。その後は実践力を高めるべくマスターコースへ進み、IT系・英訳系の講座を継続的に受講していく。どの講座も、現役翻訳者による指導は丁寧かつ的確。「裏取りが甘い」と手厳しい指摘を受けたり、英文ライティングのポイントを再確認したりと、講座を受けるたびに「学び」があった。

「派遣先では元原稿の省略や抜けを正して翻訳していたのですが、『テクニカル英訳』の奥田良子先生に『原文にない情報を付け足すクセがある』と言われたときにはハッとしましたね。『足さない、引かない』という翻訳の原則を強く意識するようになりました」

 平日は出勤前、週末は家事以外の時間を勉強にあて、通勤電車の中では課題の見直しをした。地道な学習は2014年に実を結び、トライアルに合格した1社から初受注。制御機器の英訳やレビューを依頼されるようになり、担当者に「今後もお仕事が減ることはありません」と言ってもらえた昨年末、ついに独立を決断した。

 初受講の2005年以降、伴走者のような存在だったフェローの通信講座について、多田さんはこう振り返る。
「英訳講座が多く、継続して受講できたのが良かったですね。マスターコースでは資料や参考サイトをたくさん紹介していただき、仕事でも役立ちました。リサーチ力が向上したこと、英訳の基本や注意点を確認できたことは、私にとって大きかったと思います」

 受注を安定させることが当面の目標だが、「いずれメディカル翻訳も手がけられたら」と多田さん。フェローの通信講座で磨いた翻訳力を生かし、次のステージに向かっている。