レベル別の講座に加えニーズの高い治験や医療機器に特化した演習も開講

サン・フレア アカデミーは、産業翻訳で45 年の実績を誇る㈱サン・フレアを母体とする翻訳スクール。体系的なコース編成が特長のひとつで、需要の高い分野の講座をレベル別に開講しているため、受講生は自分の目標や実力に合わせ講座を選択。講師やスタッフのサポートを受けながら着実にステップアップして、プロの翻訳者への道を歩んでいくことができる。

医学・薬学コースは中級、上級、実践の3 つの講座に分かれている。中級講座では医学・薬学の基礎的な専門用語、専門知識、翻訳テクニックを修得。上級講座で各種文献を読む能力や調査能力を養い訳の精度を高め、実践講座で実践力に磨きをかけて、商品として価値のある訳文作成力を身につける。

さらに掘り下げて学びたい人には医療機器や治験翻訳に特化した演習の講座も。現場でニーズが高く、翻訳者が不足している分野なので、スキルを修得しておけば仕事を得るうえで大きな武器となるに違いない。

プロデビューのための、TQE

テキストはサン・フレアの豊富なノウハウを盛り込んだ実践的な内容で、通信も通学も第一線で活躍するプロの医薬翻訳者が指導にあたる。通信は随時受講可能、通学は4月、7月、10月、1月の開講。

TQE(翻訳実務検定)に合格すれば翻訳実務士として認定され、サン・フレアに登録することができる。同社の登録翻訳者の約7割が修了生を占めている。TQEは、トライアルの役割を果たしているだけでなく、問題の訳例や解説はもちろんのこと、受験者へのコメントも一人ひとりの結果にそったかたちで提供しているので、評価の判定にとどまらず、今後の学習にも役立てることができる。

講師インタビュー

<中級・上級>「医学・薬学」「特別講座医療機器和訳演習」 吉丸由美子(よしまる・ゆみこ)先生 山口大学農学部卒。オーストラリア語学留学、商社勤務を経て、フリーランスの翻訳者に。医学・薬学分野で15年以上のキャリアがあり、医療機器の翻訳経験も豊富。現役翻訳者として活躍する傍ら、10年以上にわたり、サン・フレアアカデミーの講師を務めている。

<中級・上級>「医学・薬学」「特別講座医療機器和訳演習」
吉丸由美子(よしまる・ゆみこ)先生

山口大学農学部卒。オーストラリア語学留学、商社勤務を経て、フリーランスの翻訳者に。医学・薬学分野で15年以上のキャリアがあり、医療機器の翻訳経験も豊富。現役翻訳者として活躍する傍ら、10年以上にわたり、サン・フレアアカデミーの講師を務めている。

英文解釈力と日本語表現力があれば専門知識は調査力でカバーできます
「医学・薬学」講座では、オリジナルテキストの翻訳課題に取り組みながら、翻訳スキルと医学・薬学分野特有の用語・表現・専門知識などを学びます。受講生にはあらかじめ課題を提出していただき、授業中はクラス全員の訳文を検討しながら解説をしていきます。中級講座の目標は、基礎的な翻訳テクニックと専門知識を備えて上級に進級すること。一方、上級講座の受講生は、講座修了後に翻訳実務検定「TQE」や翻訳会社のトライアルを受けることを目標にがんばっていただきたいと思います。

医学・薬学分野の翻訳は、バックグラウンドがない人には難しいと思われがちですが、決してそんなことはありません。文系の人には、翻訳に必要不可欠な英文解釈力と日本語表現力を備えた人が多く、サン・フレア アカデミーからプロになった人もたくさんいます。専門知識が不足しているところは調査力でカバーできますから、文系出身の人にもぜひチャレンジしていただきたいと思います。授業中は、私が日頃行っている調査法を実際に披露しながら、リサーチのコツなどもお伝えしていきます。調査力は、訳文の良し悪しを決定するほどの要素です。仕事で通用する調査力を身につけて、翻訳に反映させてください。

スクールに通学すると、クラスメートと情報交換ができたり、いろいろな訳文を見ることができたり、メリットがたくさんあります。私自身の経験談も折にふれお話ししますから、翻訳の仕事とはどういうものなのか、現場の実情を知っていただく機会になればうれしいですね。教室では、発言や質問がしやすいよう、楽しい雰囲気づくりを心がけています。受講生・修了生のみなさんとは、連絡を取り合い、勉強会や懇親会を開いて翻訳者どうしが交流できる場も提供しています。翻訳とは孤独な作業ですが、サン・フレア アカデミーで志を同じくする仲間をつくって、一緒に勉強していきましょう。

受講生インタビュー

<中級・上級>「医学・薬学」「特別講座医療機器和訳演習」 西田香織(にしだ・かおり)さん 理系大学院化学系修士課程修了後、医療機器メーカーで機器の開発に携わる。2014年7月よりサン・フレア アカデミーで学び、<中級・上級>「医学・薬学」、「特別講座 医療機器和訳演習」修了。現在は、翻訳実務検定「TQE」受験に向けて勉強を続けている。

<中級・上級>「医学・薬学」「特別講座医療機器和訳演習」
西田香織(にしだ・かおり)さん

理系大学院化学系修士課程修了後、医療機器メーカーで機器の開発に携わる。2014年7月よりサン・フレア アカデミーで学び、<中級・上級>「医学・薬学」、「特別講座 医療機器和訳演習」修了。現在は、翻訳実務検定「TQE」受験に向けて勉強を続けている。

医療機器の知識を深めるために翻訳の勉強をスタート
職場でも翻訳にチャレンジしたい

医療機器メーカーで開発職に就いている西田香織さん。西田さんが医薬翻訳の勉強を始めた動機は、ちょっとユニークだ。
「自分で開発した商品に関する知識は豊富でも、それ以外の機器については、あまり詳しくありません。医療機器を含め、広く医学・薬学のことを勉強したいと思ったのが翻訳を始めたきっかけです」

地方在住のため、翻訳スクール選びに際しては、通学のしやすさを最優先に考えた。サン・フレア アカデミーに入学したのは、週末に「医学・薬学講座」を開講していること、1年間有効の講座振替制度があること、少人数制であることが決め手になった。忙しい仕事の合間を縫って、週末に新幹線で通学し、「中級講座 医学・薬学」、「上級講座 医学・薬学」、「特別講座 医療機器和訳演習」を受講。翻訳自体が初めての経験だったが、オリジナルテキストから取り上げられた英日・日英の課題に挑戦し、翻訳スキルと医学・薬学分野の専門知識の習得に努めた。

「ご指導いただいた二人の先生は、現役の医薬翻訳者として活躍中の方々。実際に翻訳の現場で仕事をしている人のお話が伺えて、刺激もあり、楽しかったです。クラスメートの訳文を読むだけでなく、なぜその訳にしたのか、翻訳のプロセスを聞いて視野が広がったこともよかった。遠距離でしたが、通学のメリットは大きかったと思います」

当初は宿題の多さに途方に暮れたそうだが、10分あれば1文訳せることに気づいてからは、日常生活の中に学習時間を組み込み、仕事と通学を両立させた。現在は、翻訳実務検定「TQE」受験を目標に、医薬翻訳の勉強を続けている。

「縁あって翻訳の勉強を始めたので、ぜひTQEに合格して形に残したいと思います。勤務先でも、機会があれば翻訳にチャレンジしたい。私が開発した商品を海外に輸出する時など、自分で翻訳やテクニカルライティングができたらいいですね」