第11回 人称と話法の調整――翻訳で臨場感を演出する

現代文学翻訳コンテスト2017.09.01

 やはり今年も猛暑になりました。気温35℃の京都でこの原稿を書いております(アメリカでは華氏を使うので、95℉くらいです)。みなさんも熱中症などには十分お気をつ…

第10回 冗長さと簡潔さ、語りの出し入れを調整する

現代文学翻訳コンテスト2017.08.01

 今回は51通のご応募をいただきました。正確な訳文を多く寄せていただき、改めてこの企画のレベルの高さを実感しております。どうもありがとうございます。本連載は全1…

第9回 イメージとテーマを訳語にどう反映させるか

現代文学翻訳コンテスト2017.07.01

 今回は58通のご応募をいただきました。どうもありがとうございました。コメントを拝読したところですと、わりあい訳しやすかったと感じられた応募者の方と、逆に、単語…

第8回 軍事用語の比喩で表現された子どもの世界を訳す

現代文学翻訳コンテスト2017.06.01

 今回は56通のご応募をいただきました。どうもありがとうございます。今から振り返れば、何気ない一文やフレーズにも訳しどころの多い文章で、応募文を拝見していて新し…

第7回 いかにもアメリカ的なスモールタウンの風景を訳す

現代文学翻訳コンテスト2017.05.01

 季節柄ということになりますが、本屋大賞・日本翻訳大賞に関連しまして、お祝いのメッセージをいくつかいただきました。どうもありがとうございました。とはいえ、これが…

第6回 父親がバッハのメロディに乗せて歌った歌詞を訳す

現代文学翻訳コンテスト2017.04.01

 今回は76通のご応募をいただきました。どうもありがとうございました。みなさんの作っていただいた応募文を読みながら、僕の頭のなかではひたすらあのメヌエットが流れ…

第5回 比喩・仕草・会話の訳し方

現代文学翻訳コンテスト2017.03.01

第3回課題文についての追記と訂正  今回の訳文解説に入る前に、前回の解説について二つ質問をいただきましたので、それについて先に触れておきたいと思います。  まず…

第4回 現在形で書かれた原文を訳すには

現代文学翻訳コンテスト2017.02.01

 今回は56通のご応募をいただきました。どうもありがとうございます。みなさんからは、とても完成度の高い原稿を多く送っていただきまして、選ぶ身としては嬉しい悲鳴で…

第3回 「目」の語りと「耳」の語り

現代文学翻訳コンテスト2017.01.01

 みなさま、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。  今回は41通の応募をいただきました。12月の忙しい時期に取り組んでいただ…

第2回 原文の語順をどこまで尊重するか

現代文学翻訳コンテスト2016.12.01

 第1回は83通もご応募をいただきました。どうもありがとうございます。20~30通くらいなら、一つ一つにコメントをつけてお返しする目論見でしたが、どうやらそれは…