第17回 a good segue into / あの電動立ち乗り二輪車ではなく…

ネイティブが使う粋な英語表現を現場からお届け! グローバル化が進み、英語が飛び交う製薬業界。製薬会社で活躍している社内通訳者が、グローバルビジネスの現場で流行っていたり、よく耳にしたりする英語表現を紹介します。(毎週月曜日更新)

“segue”は音楽用語で「セグエ」、イタリア語で「続けて」という意味ですが、ビジネス会議でもよく耳にする単語になっています。“a good segue into …”というフレーズで使われ、「~への良い続き」、つまり「~へのちょうどいい前降りである」という意味になります。“segue”を動詞でつかって、“segue into”という形でも使うことができるので参考にしてください。

ちなみに発音はカタカナで言うと「セグウェイ」に近い発音となります。そのため、電動立ち乗り二輪車の“Segway”(セグウェイ)と混同し、“segue”の意味で“Segway”を使う人が増えているようです。「segue Segway」でネット検索すると、「どちらが正しい?」と議論するような記事がたくさんヒットします。言葉は生き物です。日本語の「ら抜き言葉」も市民権を得てきたように思いますが、時代の流れで“Segway”の使用も市民権が得られる日が来るのかも知れません。

具体的には次のように使えるでしょう。

A:This topic is a good segue into the next section.
B:Then, let’s move on to the next section.

A:このトピックは、次のセクションの前降りとしてちょうどいいですね。
B:では、早速、次のセクションに移りましょう。

ぜひ使ってみてください!

※本記事は2017年11月8日に修正しました。

 

グローバルビジネス現場の英語表現 バックナンバー

第1回 get clarity on/around
第2回 the ask
第3回 deep dive
第4回 tee up / ゴルフの話ではなくて
第5回 razor focus / 剃刀のように鋭く!
第6回 with regard to / regardingはあまり使わない?
第7回 bring … up to speed / 新入りがやってきたら……
第8回 on the same page / われわれは同じページの上にいる!?
第9回 deck / ビジネスに必須のツールといえば?
第10回 incremental / ファイナンス会議で頻出
第11回 functional group / 機能集団=部署
第12回 resident / IT関連の会議で頻出!
第13回 moving forward / in the near futureより柔らかい表現は?
第14回 turn … around / ~を完成させる
第15回 home office / 自宅のようなオフィスとは?
第16回 regret / 残念がる人