Vol.4 小6で英検準1級・バイリンガル育児奮闘記
/翻訳者・奥田良子さん

通訳者・翻訳者の子育て2017.08.15

純国産バイリンガル

現在13歳の息子(びりちゃん)は、公立小学校6年(11歳)で英検準1級に合格し、中学校を英語で受験、現在国際バカロレア(IB)認定校でバイリンガル教育を提供している一条校(教育基本法で定める学校)に通っています。息子は帰国子女ではなく、純国産バイリンガルです。

私は4年の英国留学の後、外資系企業での通訳・翻訳、課長職などを経て結婚後退職。子育てをしながら自宅で英会話教室運営や翻訳業に携わってきました。私自身、英語を身につけたことによって世界や仕事の幅が広がりました。ですから息子にも英語を身につけてほしいと思っていました。また、息子は他の子がアンパンマンやピカチュウと騒いでいる頃、ビートルズのイエローサブマリンが大好きな変わった子だったので将来、会社組織で仕事ができなくても英語で身を立てられるようにしたいと思っていました。

英語脳の始まりは多読。幼児期から1か月に100冊読破!

私は元々大量の英語の音声に触れさせる早期バイリンガル教育に反対でした。うちは夫婦とも日本人だし、息子はこれから日本人として育って行くのだから、この時期は、美しい日本語に触れて欲しい、、英語は、日本語の思考力(論理的思考力)が高まってから身につけさせたいと思っていました。また、私は息子と一緒に過ごす静かな空間を大切にしたかったので、日本語よりもはるかにハイテンションで一方的に喋る英語の音声で息子とのかけがえのない時間を埋めたくなかったのです。

息子が8歳になり、理論的に物事を説明できるようになってきたことと、環境問題などの社会問題などにも目を向け始め、彼の思考と日本語能力が熟し、母語の日本語が確立したと感じたある日、第二外国語(英語)を導入しても言葉の干渉は起こらないだろうと思い、私との一切の会話を英語に切り替えました。

あの手この手で

息子は何か新しいことをやりだすと、最初のうちは興味もあり、集中力を発揮できるのですが、暫くすると飽き始め、停滞します。息子が英語学習を継続できるよう、いろいろな方法を行う必要がありました。

* 英検を「息子の英語学習のモチベーションを上げるためのツール」として利用した
* オンライン英会話
* 近隣のインターナショナルスクールのサマースクールへの参加
* ORT (Oxford Reading Tree) などのオンライン絵本
* オンライン英会話の先生を訪ねてフィリピンセブ島旅行
* ニュージーランドの現地小学校へのプチ留学

フィリピンにて

フィリピンにて

 

ニュージーランドの小学校

ニュージーランドの小学校

 

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