第10回 冗長さと簡潔さ、語りの出し入れを調整する

現代文学翻訳コンテスト2017.08.01

最優秀訳文の発表

 それでは、今回応募いただいたなかから、最優秀訳文と準最優秀訳文の方を発表したいと思います。

 最優秀訳文の方は、全体の正確さもさることながら、トーンの設定が非常に精密で細部にまで行き渡っているのがわかります。

 続いて、準最優秀訳文です。こちらも仰々しい原文のトーンをうまく日本語に移し替えられています。

 続いて、僕自身がつけてみた訳文はこちらです。少し直訳を交えてみることで、硬さを出そうと試みているのですが、果たしてうまくいっているでしょうか。

 せっかくですので、サックスの短編がその後どういう展開になるのかを次のページでご紹介させていただきます。結末を知りたくない方は、4ページ目にお進みください。

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