第14回 目指せ通訳ガイド!?~ノマド適正チェック

実践!ノマドライフ2017.03.07

ノマド経験を生かせる仕事

今年は英語スピーキング力を上げるという目標を掲げ、ノマド先の松山のホテルでもオンライン英会話の授業を受けました。そして湯沢のセカンドオフィスにこもっての特訓の成果もあり、腕試しに受けた英検1級の2次スピーキングテストもどうにか突破。今さら資格など必要ないのですが、日々の仕事に追われる中でのモチベーション維持のためには資格勉強もいいものですね。次はこのサイトのコラムコーナーで存在を知った「通訳案内士」を狙いながら、しゃべる力のさらなる向上を目指していきます。

で調べてみると、通訳案内士の試験科目には「日本地理」、「日本歴史」があるではありませんか。こりゃあノマド翻訳者には持って来いですな!業務を考えれば当然の必修科目なんでしょうが、もっと早く資格の存在を知り、試験を意識して旅すればよかったかもしれません。いや、それは邪道ですよね。けど試験に関係なく、ガイドするなら前もって見ておくべきでしょうから、ノマド活動が役に立つ日がいよいよ来そうです。

(松山城より)

(松山城より)

僕と同じように通訳ガイドの仕事に興味を持った翻訳者さんにはぜひノマド翻訳をお勧めしたいところですが、やはり向き不向きというものがあります。今回は適正チェックをしてみましょう。

ノマド適正チェック

(1) 守秘義務を伴う翻訳が少ない
守秘義務を伴う翻訳の場合、資料やデータを外部に持ち出すことはコンプライアンス上認められません。旅に出るなら仕事が終わってからにしましょう。自宅外で作業するならノマドではなくマルハ(マルチハビテーション:複数拠点で仕事)の形にして、クライアントが仕事場として認めるセカンドオフィスにこもって翻訳に打ち込みましょう。

(2) 作業環境に対して柔軟
ノマド翻訳では移動時間も仕事に充てることが多く、地方の山間部をのんびり走る在来線の電車内、あるいは道の駅に停めた車内でも仕事をします。緊急の依頼が入って神社の境内で青空翻訳をすることもあれば、暗闇の中USBライトで照らしたキーボードを叩くこともあります。この椅子、このキーボード、このモニターというこだわりがあるなら難しいでしょうし、ハードまたはソフトの面でノートPC1台ではとても足りないジョブということなら無理でしょう。

京都下賀茂神社にて

(京都下賀茂神社にて)

(3) 自分の世界に入り込みやすい
これは混雑した場所で特にいえることですが、周囲を気にせず翻訳に集中できないといけません。僕も嫌いなんですよ。カフェでPC使って仕事してるヤツらが。そんなのが隣にいたら大迷惑です。いやこっちも使ってるんですけどね……けど僕はできるだけ音を立てないよう押すように打ってるんです。なのに隣でバシバシやられたらもう……そんな状況でも自分の世界に入り込めるのがベストですね。

(4) 潔癖でない
やっぱり旅してるといろいろありますからね。いちいち抗菌除菌をしていては先に進めませんし、「足りなくなったら裏返しにして着る」ぐらいでなければ荷物もかさばります。どんなに汚れても温泉に浸かればすべてチャラ。それぐらいの気持ちでケガレに無頓着でいたいものですが、つい最近その温泉でとんでもない目に遭いました。

温泉イラスト

銭湯や温泉では、シャワーは必ずマイナス方向(自分側)に向けましょう!

(5) ご頻尿でない
例えばファミレスでPCを広げて仕事をしていると、トイレには行きにくいものです。やはり商売道具なのでそのままにして行くのはまずいですし、かといって毎回シャットダウンして連れて行くのも面倒です。せめて数時間のキープ力は欲しいところ。移動にも支障が出てきますからね。

いかがでしたでしょうか?僕はさすがにプロなだけに全部マル、思ったら(1)と(5)を除きバツでした。実は向いていないのかもしれません…